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「帝銀事件と冤罪の闇

第9回VCASIインフォーマルセミナー『よりプリミティブなコミュニケーション理論のためのターンテイキング』
研究者向け 哲学/論理学 複雑系/人工生命
日時:  2009年1月26日(月)18時半から
場所: 日本財団ビル3階
発表者: 飯塚博幸氏(大阪大学/人工生命)
コーディネーター: 成田悠輔氏(VCASI研究助手)
概要:  コミュニケーションとは主体的な情報の伝達であり,この主体的であるという一人称的視点が必要不可欠である.しかしながら,
この主体性の問題は哲学的であるとされ,明確に扱われることは多くない.本発表では,この主体性についてシミュレーションと
実験で身体性を利用してどのように創発するのかを構成論的に示し,コミュニケーションの背後に働くターンテイキングについて
明らかにする.また,ターンテイキングの観点からコミュニケーションにおける身体性と主体性について議論する.
この発表では、「コミュニケーションの本質はそのダイナミクスにある」という観点から、シミュレーションを用いた構成論的なアプローチで、主体性あるいは一人称的な視点の起源をプリミティブなモデルのシミュレーションと実験を通して議論していただく予定です。専門外の皆様のご参加をお待ちいたしております。
なお、飯塚先生のご研究については、すでに上に挙げたweb site
http://www-hiel.ist.osaka-u.ac.jp/~iizuka/Hiroyuki_Iizuka.html
などをご覧ください。
参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。
event_at_vcasi.org
第9回VCASIセミナー『よりプリミティブなコミュニケーション理論のためのターンテイキング』 | 仮想制度研究所 VCASI

帝銀事件と冤罪の闇」
―戦後最大のミステリー、謎の謀殺薬、平沢元死刑囚の春画の発見、そして、今なお続く冤罪の闇に迫るー
戦後の黒い霧に覆われた帝銀事件(12名の銀行員等が毒殺された事件)が発生してから61年が経過したが、その真相は、いまだ深い闇に覆われている。無実を訴え95歳で獄死した平沢貞通元死刑囚。この催しでは、犯行に使用された毒物は、青酸カリではなく、旧日本軍が開発した謀殺薬であることを検証、平沢氏が描いた12ヶ月の春画等を公開。さらに、現在もたえない冤罪の闇に、各界の論客が鋭く迫る。
(来場者の方に、帝銀事件の米軍GHQ機密文書を配布します)

【出演】
遠藤浩良(薬物学者)
鈴木邦男一水会顧問)
平沢武彦(帝銀事件再審請求人)
安田好弘(弁護士 / 予定)
山中幸男(救援連絡センター
ヨシダ・ヨシエ(美術評論家
山際永三(映画監督 / 予定)

阿佐ヶ谷ロフト
1月26日(月)
OPEN 18:30 / START 19:00
¥1,500(飲食代別)<当日券のみ>