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神様はつらい

【新宿南店】 2015年3月12日(木)19:00〜鈴木健太・ハマザキカク・亀田真澄・山崎信一さんライブトーク@ふらっとすぽっと!『アイラブユーゴ3』(社会評論社)
アイラブユーゴ3軽.jpgsuper wakuwaku live talk@ふらっとすぽっと


3月12日(木)19:00〜
『アイラブユーゴ3 女の子編』(社会評論社
鈴木健太・ハマザキカク・亀田真澄・山崎信一さんライブトーク

新宿南店3階のイベントスペース〈ふらっとすぽっと〉。お仕事帰りにふらっと立ち寄れて、読者であるお客様と本、著者、編集者、書店員がFLATにつながれる場所になるようにとの思いを込めて名づけました。

3月12日(木)19:00〜は『アイラブユーゴ』著者・鈴木健太・百瀬亮司・亀田真澄・山崎信一さんのライブトークをお届けします。


昨年からシリーズで刊行してきた『アイラブユーゴ』がいよいよ3の『女の子編』を持って完結致します。一時期は「非同盟諸国会議」のリーダーとして世界から一目置かれ、「自主管理社会主義」によって世界の労働者の希望の国と思われていた、今は亡き国ユーゴスラヴィア。日本では凄惨な内戦の話ばかりがクローズアップされてきましたが、そんな魅力たっぷりの国を、当時の写真を交えて「共産趣味風」に懐古した『アイラブユーゴ』の制作秘話を語ります。
新宿南店で『アイラブユーゴ3』をお買上げのお客様はライブトーク終了後のサイン会にご参加いただけます。

ぜひ3階イベントスペース〈ふらっとすぽっと〉にお立ち寄りくださいませ!


出演者プロフィール
亀田真澄(かめだ・ますみ)
1981 年奈良県生まれ。東京大学文学部卒。同大学で修士課程(欧米系文化研究専攻)修了後、ザグレブ大学博士課程に2 年間留学したのち、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学文学部助教。専門はロシア東欧におけるプロパガンダ表象。近年の研究テーマは、宇宙開発にかかわるプロパガンダ。著書に、『国家建設のイコノグラフィー―ソ連とユーゴの五カ年計画プロパガンダ』(成文社、2014 年)。


山崎信一(やまざき・しんいち)
1971 年長野県松本市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。少年時代に出会った坂口尚『石の花』に感化されユーゴスラヴィア研究を志し、1995 年〜 1997 年、紛争の時代のベオグラードに留学。現在、東京大学教養学部非常勤講師。ユーゴスラヴィアを中心とするバルカン地域の現代史を研究する傍ら、ユーゴスラヴィアとその継承諸国における大衆文化(特に大衆音楽)をまとめる作業も行っている。共著書に『映画『アンダーグラウンド』を観ましたか?―ユーゴスラヴィアの崩壊を考える』(彩流社、2004 年)。

鈴木健太(すずき・けんた)
1980 年名古屋市生まれ。東京外国語大学国語学部(スペイン語専攻)卒。だが、とあるサッカー選手に魅せられ、既に在学中からユーゴスラヴィアの歴史を学ぶ。そのまま東京大学大学院総合文化研究科修士課程および博士課程(単位取得退学)、また2 年半のベオグラード留学を経て、旧ユーゴスラヴィア地域を中心に東欧・バルカンの現代史/地域研究を専門とするようになる。現在、日本学術振興会特別研究員PD。研究の関心はとくにユーゴスラヴィアの解体における政治社会とナショナリズムの関係等。共著論集に『東欧地域研究の現在』(山川出版社、2012 年)ほか。

もう一人、百瀬亮司さんという著者がいるのですが、欠席です。

ハマザキカク(編集者)
フィリピン、チュニジア、イギリスなどで育つ。『世界飛び地大全』『超高層ビビル』『ニセドイツ』『完全自殺マニア』などニッチでマニアックな企画を手がける。DTPや装丁を自ら手がけ、「松マルクス本舗」や「Cool Ja本」などの書店フェアも仕掛ける。2014年に『ベスト珍書 このヘンな本がすごい!』(中央公論新社刊)を著者として刊行。

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〈ふらっとすぽっと〉でのライブトークはすべて入場無料、予約不要です。仕事帰りに立ち寄るとちょっと得した気分になれるかも。
>最新の開催スケジュール

動画アーカイヴ
過去に開催したライブトークの動画は、YouTubeニコニコ動画で公開しております。ぜひ、
>Kinominachanのチャンネル(YouTube)
紀伊國屋チャンネル(ニコニコチャンネル内)
をご覧ください。

ライブトークの情報はSUPERワクワク隊のTwitterでもお知らせいたします。ぜひフォローしてください♪
SUPERワクワク隊のTwitter → @super_wakuwaku

(新宿南店SUPERワクワク隊・板垣)

3月12日 (木) 19:00 〜20:30 日本美術を超体感、TOPPAN VRセミナーシリーズ 教えて館長!日本美術のいろは 〜京都国立博物館ですべてがわかる〜佐々木丞平、橋本麻里 アカデミーヒルズ


2015年03月12日 (木) 19:00 〜20:30

内容
日本美術を超体感、TOPPAN VRセミナーシリーズ
凸版印刷株式会社のデジタルアーカイブ技術をもとに制作されたバーチャル・リアリティ(VR)作品を鑑賞しながら、東京で京都を中心とした日本美術の真髄に迫るTOPPAN VRセミナーシリーズの第1弾!


VR作品『よみがえる風景 ─大徳寺大仙院の襖絵─』
撮影協力:大徳寺大仙院
企画:京都国立博物館 制作:丹青社凸版印刷

「教えて館長!日本美術のいろは 〜京都国立博物館ですべてがわかる〜」
「日本美術がブームらしい!?」そんな噂を耳にしたことはありませんか?「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」展(2006年)での伊藤若冲の爆発的な人気や、「国宝阿修羅」展(2009年)で100万人近い観客を動員した仏像への熱狂は、多くの方のご記憶にあるはずです。昨年森美術館で個展を開催した会田誠、今年同様に個展を予定している村上隆、また2005年にやはり同館で個展を開催した杉本博司らの作品に日本美術作品の引用や参照が多いことも、この「ブーム」に一役買っているのかもしれません。

日本美術が好き、あるいは興味がある、と言う人でも、美術館や博物館で「日本美術」を目にしたとき、その価値を説明しようとすると、とたんにハードルが高くなってしまいます。2020年に東京オリンピック開催を控え、日本の文化にあらためて注目が集まりつつある中で、「狩野派」や「琳派」など「言葉としては聞いたことがあるけど内容は…」という日本美術のトピックについて、自分自身の言葉で語れるようになっておきたいと思われている方は少なくないでしょう。

「でも本で勉強するにも良書がどれかわからないし、もっと楽しく、分かりやすく教えてほしい!」そんなわがままな希望を叶える方法が、実はあるのです。

日本文化、そして日本美術の源泉といえば、長きに渡って日本の政治や文化の中心であり続けた千年の京(みやこ)、京都をおいて他にありません。その興亡の歴史を映し出す日本美術作品を多数所蔵、あるいは京都一円の寺社から宝物の寄託を受けて収蔵してきた《京都国立博物館》は、まさに「京の宝蔵」であり、京都のシンボルです。誰もが見覚えのある同館所蔵の名作をたどっていくと、日本美術の歴史、それどころか日本の歴史さえ俯瞰することさえ可能なのですから。

また同館は、日本美術ブームの発火点となった「没後200年 若冲」展(2000)の開催館であり、昨年秋に、ニューヨーク近代美術館MOMA)の設計者でもある建築家:谷口吉生氏の手によって生まれ変わったばかりでもあります。

そこで今回は、同館の館長である佐々木丞平氏をお招きし、館の所蔵する代表的な作品の魅力を通じ、対談形式で日本美術の全体像を解説していただきます。聞き手には雑誌「BRUTUS」や「和楽」等での日本美術特集で目にしないことはないライター・橋本麻里氏をお招きし、現代の私たちにも親しみやすい視点から、日本美術の楽しみ方を引き出していただきます。

さらにセミナーでは、京都国立博物館に導入されているVRシステムを用いてVR作品『よみがえる風景ー大徳寺大仙院の襖絵』の出張上演を実施。高精細なアーカイブデータの公開手法として開発されたこのシステムで、現在では同館に寄託されている狩野派の名画が、かつてあった姿の大徳寺大仙院の襖絵として甦ります。博物館が導入する最新技術のデモンストレーションとともに、これまでにない文化財の鑑賞体験を味わっていただけることでしょう。

京都に行かずとも、東京にいながら目で、そして耳で、京都国立博物館×日本美術の魅力を満喫できるセミナー。そのほかにも博物館の見どころや最新の取り組み、裏話など、館長ならではのエピソードが飛び出すかもしれません。


京都国立博物館(左:明治古都館、右:平成知新館)
撮影:北嶋俊治

京都国立博物館
独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館。1897年開館。「人に優しい博物館」を目指し、京都の文化を中心とした文化財を、収集・保管・展示するとともに、文化財に関する研究、普及活動を行っている。ニューヨーク近代美術館MOMA)をはじめ数々の名美術館を手がけてきた建築家、谷口吉生氏の設計による平成知新館の完成に伴い、昨年9月にリニューアルオープン。

講師紹介

スピーカー
佐々木丞平 (ささき・じょうへい)
京都国立博物館
独立行政法人国立文化財機構理事長。京都大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士課程(美学美術史学専攻)修了。文学博士。京都府教育委員会文化財保護課、文化庁文化財調査官、京都大学大学院文学研究科教授を経て、2005年4月より現職。著書に『古畫総覧』国書刊行会編、『与謝蕪村』至文堂、『池大雅 日本美術絵画全集』集英社、『浦上玉堂 日本の美術』小学館、『円山応挙研究』中央公論美術出版ほか多数。1997年国華賞、1999年日本学士院賞、2000年フンボルト賞受賞。2015年京都市文化功労者表彰。



スピーカー
橋本麻里 (はしもと・まり)
ライター・エディター
明治学院大学立教大学非常勤講師。著書に『京都で日本美術をみる【京都国立博物館】』集英社、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』新潮社、『日本の国宝100』幻冬舎。共著に『恋する春画』『運慶 リアルを超えた天才仏師』新潮社、『チェーザレ・ボルジアを知っていますか?』講談社ほか多数。


募集要項
日時 2015年03月12日 (木) 19:00 〜20:30
受講料(税込) 3,500円
定員 150名
※定員になり次第締め切らせて頂きます
予約状況
注意事項
複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつウェブ上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録くださいますようお願い申し上げます。 なお、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。
主催
アカデミーヒルズ
共催
凸版印刷株式会社
特別協力
京都国立博物館
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)
※お申込期日:2015年3月12日(木)15:00まで
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
お申し込み
円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。
また、お申し込みの方には、ビジネス講座のご案内「BIZインフォメーション」を送信させていただきます。


http://academyhills.com/school/artcollege/detail/toppan20150312.html


井田真木子 著作撰集 第2集

井田真木子 著作撰集 第2集

井田真木子著作撰集 第2集』(里山社)刊行記念トークショー                        関川夏央さん× 酒井順子さん対談 「『井田真木子』というジャンル」 3月12日(木曜日)19時〜
投稿日:2015年2月14日


対談;作家・関川夏央さん(第1集寄稿)×エッセイスト・酒井順子さん(第2集寄稿)

2001年に44歳の若さでこの世を去った井田真木子

 その作品は静かに過去のものとなりつつあったが、2014年、13年ぶりに復刊した『井田真木子著作撰集』は、その作品の力から大きな反響を呼び、来る3月14日(井田真木子の命日です)、第2集の刊行にこぎつけました。その発売に先駆けて、トークショーを開催します。

 井田真木子の書いた本は、女子プロレス、同性愛、中国残留孤児2世、援助交際などを題材としつつ、そもそもの読者のテーマへの興味の有無を越え、文学作品として普遍的な魅力を持ち、読者は読み進めるうちに、自ずと「社会問題」が内包するものに強い関心を寄せるようになる、力のある作品ばかりです。

『小蓮の恋人』を読み「端倪すべからざる書き手を発見したと思った」(『井田真木子著作撰集』寄稿より)という作家の関川夏央さん、そして「ノンフィクションという枠には収まらない『井田真木子』というジャンルがあった」(第2集寄稿より)というエッセイストの酒井順子さんに、現在もなお古びない井田作品の魅力について、そして文学作品として、井田真木子がどのようなものを目指したのかについてなどお話いただきます。

 忘れられつつあった作家の「不朽の名作」が今後も読み継がれるきっかけになれば幸いです。

 当日は、お二方の著作や、またお二方の本にまつわる書籍、そして井田真木子が愛した関連書籍も販売致します。広く「文学」について考えるトークショーになります。どうぞふるってご参加ください。

井田真木子 1956年7月19日神奈川県生まれ。慶応大学文学部哲学科卒。フリーライターを経て2冊目の著書となる『プロレス少女伝説』で91年大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。92年『小蓮の恋人』で講談社ノンフィクション賞を受賞。代表作に『同性愛者たち』『フォーカスな人たち』『かくしてバンドは鳴りやまず』『十四歳』など。2001年3月14日肺水腫により死去。享年44歳。

対談者プロフィール

関川夏央 1949年新潟県生まれ。『海峡を越えたホームラン』で講談社ノンフィクション賞、『「坊っちゃんの時代」で手塚治虫文化賞を受賞。『昭和が明るかった頃』で講談社エッセイ賞を受賞。『昭和三十年代演習』『おじさんはなぜ時代小説が好きか』また、本にまつわる著書に『「解説」する文学』『文学は、たとえばこう読む』ほか。

酒井順子 1966年東京生まれ。高校時代より雑誌に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003年に刊行した『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞婦人公論文芸賞を受賞。『枕の草子REMIX』『ユーミンの罪』『オリーブの罠』他多数。本にまつわるエッセイに『本が多すぎる』など。

開催日時:2015年3月12日(木) 19時〜(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「関川さん酒井さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。


http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=8001

2015/03/12 Thu
沼野充義×中原昌也
ロシア文学とSFと映画についての曖昧な関係」
『神々のたそがれ』公開記念

映画『神々のたそがれ』が、3月21日(土)より渋谷ユーロスペースで公開されます。

ロシアの作家・ストルガツキー兄弟の大ベストセラー小説を15年かけて映画化した本作は、日本でも1970年に『神様はつらい』というタイトルで翻訳され、『世界SF全集』(早川書房刊)にも所収されています。
また、原作者であるストルガツキー兄弟は、映画監督アンドレイ・タルコフスキーの『ストーカー』の原作者としても、SF小説ファン・映画ファンに知られています。

今回B&Bでは、ロシア文学者の沼野充義さんと、作家の中原昌也さんをお招きして、『神々のたそがれ』公開記念イベントを開催します。
本編の内容を中心とし、ロシア文学とSF、そして映画についての曖昧な関係について語っていただきます。

来れば映画がよりいっそう楽しめる2時間のトークを、どうぞお楽しみに。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 沼野充義東京大学教授・ロシア文学者)
中原昌也(作家・ミュージシャン)
時間 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20150312_kamigaminotasogare/