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「つげ義春を語る夜」

11/18 (火)19:00 - 20:30 JST

山下裕二×戌井昭人つげ義春を語る夜」


詳細
冷めることなき「つげ愛」を語り合う夕べを開催します!

伝説の漫画家・つげ義春さんの原画掲載や本人の最新インタヴュー収録により、熱狂
的な反響を呼んだ「芸術新潮」の“つげ義春特集”(2014年1月号)。熱い要望にお
応えして、この秋、原画や旅写真をさらに充実させた単行本『つげ義春〜夢と旅の世
界〜』も刊行されました。これを記念し、本書の編著者である美術史家の山下裕二
んと、つげ義春フリークとして寄稿されている戌井昭人さんに、今なお熱いつげ作品
の魅力を存分に語っていただきます。山下さんからはつげさんのマル秘エピソードも
聞けるかも? つげファンはもちろんのこと、これからつげワールドに入門したいと
お考えの方にもお楽しみいただけます。

■プロフィール
山下裕二 やました・ゆうじ
1958年、広島県生まれ。美術史家。明治学院大学文学部芸術学科教授。室町時代水墨画の研究を起点に、縄文から現代美術まで日本美術史全般にわたる幅広い研究を手がける。つげ義春作品には17歳で出合い、最高の芸術と断言する。著書に『日本美術の二〇世紀』(晶文社)、『一夜漬け日本美術史』(美術出版社)など。展覧会の企画監修も。

戌井昭人 いぬい・あきと
1971年、東京都生まれ。作家。鉄割アルバトロスケット主宰。『無能の人』に登場する調布市多摩川の近くで3歳から15歳まで育つ。1997年、鉄割アルバトロスケットを結成。2008年、「鮒のためいき」で小説家デビュー。2014年、「すっぽん心中」で川端康成文学賞を受賞。著書に『すっぽん心中』(新潮社)、『どろにやいと』(講談社)など。


※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場18:30/自由席になります。

会場 ラカグ2F soko
チケット 前売 \2,000


会場住所
東京都新宿区矢来町67 日本


井筒俊彦生誕100年記念トークセッション 「伝播する井筒俊彦」 


●主催


●後援 三田文學会
慶應義塾大学出版会 井筒俊彦生誕100年記念トークセッション「伝播する井筒俊彦」 開催概要


●日時 2014年11月8日(土) 
13:30開演(13:00開場)〜17:00終演予定


●会場
慶應義塾三田キャンパス 南校舎ホール
会場のご案内(6番の建物です。)


●参加費 無料 
※事前に当サイトより、お申込が必要です。
お申込はこちらから。


●参考 トークセッションのポスターはこちら
[http://www.keio-up.co.jp/kup/izutsu/pdf/izutsucwpdfA4.pdf:title=最新の目次情報を記した「井筒俊彦全集」の
パンフレットはこちら]
  「井筒俊彦全集」特設サイトはこちら


登壇者(慶應義塾大学出版会)


講演者 安藤礼二

1967年生まれ。文芸評論家、多摩美術大学准教授。早稲田大学第一文学部卒業。2002
年、「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞。
主な著書として、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した『神々の闘争 折口信夫論』、大江健三郎賞および伊藤整文学賞を受賞した『光の曼陀羅 日本文学論』、『場所と産霊 近代日本思想史』(いずれも講談社)、『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』(文藝春秋)、富岡多惠子との共著『折口信夫の青春』(ぷねうま舎)等があり、主な編著書として『初稿・死者の書』(国書刊行会)、講談社文芸文庫より刊行された折口信夫の文芸論集、天皇論集、芸能論集、対話集、若松英輔と責任編集を担当した『井筒俊彦 言語の根源と哲学の発生』(河出書房新社)等がある。
安藤礼二


講演者 河合俊雄氏

1957年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。PhD.(チューリッヒ大学)。ユング派分析家。臨床心理士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。専攻は臨床心理学。
著書に『村上春樹の「物語」』『心理臨床の理論』『遠野物語:遭遇と鎮魂』(編著)『大人の発達障害の見立てと心理療法』『ユング心理療法』(編著)『発達障害への心理療法的アプローチ』(編著)『思想家 河合隼雄』(編著)など。
河合俊雄


講演者 鏡リュウジ

1968年、京都生まれ。心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学京都文教大学客員教授
著書に『占星綺想』(青土社、2007年)、『占いはなぜ当たるのですか』(講談社文庫、2013年)、ジェイムズ・ヒルマン『魂のコード』(翻訳、河出書房新社、1998年)、ニコラス・キャンピオン『世界史と西洋占星術』(共訳、柏書房、2013年)、他。
鏡リュウジ


コーディネーター 若松英輔

1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家、思想家。読売新聞書評委員、『三田文学』編集長。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」で、第14回三田文学新人賞評論部門当選。
主な著作に、『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『神秘の夜の旅』『魂にふれる 大震災と、生きている死者』『死者との対話』『池田晶子 不滅の哲学』(ともにトランスビュー)、『内村鑑三をよむ』 『岡倉天心茶の本」を読む』(ともに岩波書店)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(ともに河出書房新社)がある。



井筒俊彦生誕100年記念トークセッション「伝搬する井筒俊彦」 | 慶應義塾大学出版会