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戦争を「知らない」オトナが、子どもたちに、どう戦争を伝えるか。」

「「加藤陽子書店」開催記念トークイベント
戦争を「知らない」オトナが、子どもたちに、どう戦争を伝えるか。」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2015年10月17日(土)19:00 〜 フェア・イベント一覧開催店舗ページへ


加藤陽子(加藤陽子書店店長・歴史家)
重松清(作家)


2011年、東日本大震災が起きた時、加藤陽子さんと重松清さんの脳裏には、大岡昇平の「ある言葉」が浮かんだといいます。
その言葉が何であったのかを話の皮切りとして、大人たちの<現在>と子どもたちの<未来>を<歴史>でつなぐ方途について、ご一緒に考えてみませんか。
かつての戦争から何を学び、考えてゆくか。
ふたりのお子さんを持つ重松清さんが、「歴史家の役割は、死者と生者とをつなぐ仲介者」という加藤陽子さんから、じっくりとお話を聞き出します。


加藤陽子(かとう・ようこ)
1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。
1989年、東京大学大学院博士課程修了。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。専攻は日本近現代史
2010年に『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞受賞。
著書に『模索する1930年代』『徴兵制と近代日本』『戦争の日本近現代史』『戦争の論理』『戦争を読む』『満州事変から日中戦争へ』『NHK さかのぼり日本史? 昭和 とめられなかった戦争』『昭和天皇と戦争の世紀』などがある。


重松清(しげまつ・きよし)
1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。
ライターとして幅広いジャンルで活躍し、1991年に『ビフォア・ラン』で作家デビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉
川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。
著書に『流星ワゴン』『疾走』『みんなのなやみ』『その日のまえに』『きみの友だち』『青い鳥』『とんび』『希望の地図』『きみの町で』『赤ヘル1975』『この人たちについての14万字ちょっと』など多数。


★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 


■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5


http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=10213

ロマネスク美術革命 (新潮選書)

ロマネスク美術革命 (新潮選書)

2015/10/17 Sat
金沢百枝×保坂健二朗
「時をこえる美術革命 ロマネスクから現代へ」
『ロマネスク美術革命』
(新潮社)刊行記念


――11〜12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく変える「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実より形の自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダンアートにも通じる美の多様性を再発見する。――

美術史家・金沢百枝さんの最新刊、『ロマネスク美術革命』。
てらいがなく、素朴で面白みのある造形に出会う楽しみと、この様式がなぜ生まれたのかという不思議。
ロマネスク美術に関する最新の知見が詰まった本書の刊行を記念し、
著者の金沢百枝さんと、東京国立近代美術館の保坂健二朗さんをお迎えして、たっぷりお話いただきます。

西洋美術における革命って、ほかにどんなものがある?
ロマネスクと現代美術の共通点は?
ロマネスクは中世のアール・ブリュット
……などなど、お二人ならではの切り口に注目です。

当日は、ベルギーのトラピストビール仕入れる予定です。
(※ご希望の方はドリンク代を追加でいただきます)

ドリンク片手に、お楽しみくださいませ。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 金沢百枝(美術史家)
保坂健二朗(東京国立近代美術館 主任研究員)
時間 _ 15:00〜17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


金沢百枝×保坂健二朗「時をこえる美術革命 ロマネスクから現代へ」『ロマネスク美術革命』(新潮社)刊行記念 | 本屋 B&B