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「ノバルティス事件から考える医学研究のガバナンス(仮)」

猫の音楽: 半音階的幻想曲

猫の音楽: 半音階的幻想曲

2014/08/07 Thu
森元庸介×小沼純一
「ニャニー? 猫の音楽!?」
『猫の音楽:半音階的幻想曲』(勁草書房)刊行記念

フランス美術史界きっての奇才、というか奇人、いや、とてもエレガントな文人にジャン=クロード・レーベンシュテインというひとがいます。
 
日本であまり知られていないみたいです。どうも、専門家のみなさん、こっそりと、ひっそりと読んできたようなのです。ヨーロッパでもそうだという話なのですが。
 
今度、日本語への紹介としては二冊目となる本が出ました。タイトルを『猫と音楽』といいます。ありゃ、美術史じゃないじゃないの……。
ええ、そうなんです。
 
けれど、これは、ただ音楽史の本なのでも、ただ猫史(?)の本なのでもありません。
猫と音楽の深いつきあいについてはもちろんだけど、そのすれちがいについても、それから音楽が猫に加えた残酷な仕打ちについても、いろいろ不思議な話が記されていて、フムフムと読むうち、ヨーロッパとアジアが互いに対して示した無理解が、うっすら影絵みたいに浮かんだりする。
 
猫と人間ってわかりあえるの? 人間と人間だって本当にわかりあえるのかな? わかりあうってどういうことかしら? 誰が人間で、猫は誰なのかしらん?
 
著者は何食わぬ顔でそんな問いを投げ込んできます。
 
原著を読んで面白がっているうちに訳し始めてしまったという森元庸介さんは、これを機会に猫や音楽をもっと知りたいなあと思っているそうです。そこで今回、猫と音楽をとてもよく知る小沼純一さんを助っ人にお迎えし、猫や音楽みたいにすばしこいレーベンシュテインの足取りを、みなさまともご一緒しながら追っかけてみようということになりました。なかなか追いつかなさそうですけど。
 
いや、まあ、ホントをいえば、ちょっとばかり、やっぱり音楽も聴いてみようよね、というわけです。お時間が許しましたなら、ぜひ、ぜひ、いらしてください。
 
【プロフィール】
森元庸介(もりもと ようすけ)
1976年生。東京外国語大学等非常勤講師。思想史、フランス地域文化研究。最近の訳書に、ピエール・ルジャンドル『西洋が西洋について見ないでいること』(以文社)、ジョルジュ・ディディ= ユベルマン『ニンファ・モデルナ』(平凡社)、ジャン=ピエール・デュピュイ『経済の未来』(以文社)など。
 
小沼純一(こぬま じゅんいち)
1959年生。早稲田大学文学学術院教授。音楽文化研究、音楽・文芸批評。「音楽文化」の視点から、音楽、映画、文学、舞台、美術など幅広い著述活動を展開し、音楽誌、文芸誌などに寄稿多数。1997年度、第8回出光音楽賞(学術研究部門)受賞。主な著書に『オーケストラ再入門 シンフォニーから雅楽ガムランYMO まで』(平凡社新書)、『武満徹 音・ことば・イメージ』、『ミニマル・ミュージック』、『アライヴ・イン・ジャパン』(以上、青土社)、『映画に耳を 聴覚からはじめる新しい映画の話』(DU BOOKS)。訳書にミシェル・シオン『映画の音楽』(みすず書房、共同監訳)、マルグリット・デュラス『廊下で座っているおとこ』(書肆山田)など。坂本龍一総合監修による音楽全集「schola(スコラ)」シリーズの選曲・執筆にも携わる。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 森元庸介
小沼純一
時間 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20140807_bt/


病み上がりの夜空に

病み上がりの夜空に

離人症だった妻、自閉症の娘と、 家族をつくる」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年08月07日(木)19:30 〜 フェア・イベント一覧開催店舗ページへ

矢幡 洋(臨床心理士、矢幡心理教育研究所代表)

自閉症の愛娘に「社会で生きていく力」を与えたいと、夫婦で療育に取り組む姿を、
前著『数字と踊るエリ』(講談社)で描いた矢幡洋氏。
その矢幡氏が、続刊となる『病み上がりの夜空に』(講談社)を7月16日に上梓します。
幼いころに“虐待”同様の扱いを受け、解離性障害(離人症)に苦しんだ妻、そして自閉症の娘エリとともに、悩みながらも懸命に生きる「家族」の姿を、「え、こんなことまで書いてしまっていいの?」と、心配になるぐらい赤裸々に、感動的に描いています。
臨床心理士、テレビコメンテーターとしても活躍する矢幡氏のトークを通じて「家族とは何か」
「夫婦とは何か」「親子とは何か」を考える会になると思います。

質疑応答の時間を十分に取る予定です。
終演後にはサイン会を開催いたします。

【講師紹介】
矢幡洋(臨床心理士、矢幡心理教育研究所代表)
1958年東京生まれ。京都大学文学部哲学科心理学専攻を卒業。臨床心理士、矢幡心理教育研究所代表。
沖縄の精神科病院で心理士として勤務ののち、東洋大学西武文理大学などで講師を務める。
テレビなど、メディアでのコメンテーターとしての活動も多い。著書多数。
2011年に上梓した『数字で踊るエリ 娘の自閉症をこえて』は同年の講談社ノンフィクション賞最終候補作となった。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5


http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=6187

au未来研究所2014オープン記念
au未来研究所2014キックオフ ミートアップ」開催!
抽選で50名をご招待します!

日時:
8/7(木)18:30開場 19:00スタート
場所:
3331 Arts Chiyoda
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
オープニングトーク
「未来の”遊ぶ“、未来を”遊ぶ“」
水口哲也慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授)
ゲームの代表作として、「Rez(レズ)」「ルミネス」「Child of Eden」など。
2006年に全米プロデューサー組合が選ぶ「Digital50」に選出。
パネルディスカッション:
「未来生活:テクノロジーはぼくらの人生をこう変える」
パネラー:
仲暁子(au未来研究所特別研究員)
ウォンテッドリー株式会社代表取締役CEO
京都大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。
退職後、Facebook Japanに初期メンバーとして参画。
2010年9月、現ウォンテッドリーを設立し、Facebookを活用したソーシャルリクルーティングサービス『Wantedly』を開発。2012年2月にサービスを公式リリース。
濱野智史au未来研究所特別研究員)
批評家/リサーチャー/アイドルグループ「PIP」総合プロデューサー
専門は情報社会論・メディア論。近年はアイドル論にも注力しており、
特に情報社会特有のメディア/コミュニケーション形式としての「アイドル」に
着目した独自の議論を展開。2014年2月よりアイドルプロデュースを始動。
モデレーター:
若林恵(『WIRED』日本版 編集長)
※出演者は、予告なく変更する場合がございます。
3331アーツチヨダ
コミュニティスペース

応募するにはTwitterFacebookにログインし、au未来研究所 研究員になる必要があります。

au未来研究所

2014/08/07 (木) 19:00 - 21:00 JST

上昌広(聞き手:大脇幸志郎)「ノバルティス事件から考える医学研究のガバナンス(仮)」 @KamiMasahiro @0waki
前売は2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!


ゲンロンカフェ東京都西五反田1-11-9 司ビル6F

前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,600
友の会会員限定指定席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※ 会員番号が必要となります ※ 会員の方は同伴者のチケットも購入可能です \2,600

前売は2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!
詳細
当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。※2014年4月からの消費税増税に伴い、入場料を改訂いたしました。ご了承ください。
友の会会員限定指定席にはキャッシュバックはありません。複数席を予約される場合は、お連れの方が友の会会員でなくても結構です。



http://peatix.com/event/42415