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「いのちのゆらぎ…生と死の往還」

2015/03/18 (水)
19:00 - 21:00 JST


会場
ゲンロンカフェ


チケット
前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,600
友の会会員限定最前列席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※ 会員番号が必要となります


高間響(笑の内閣)×東浩紀「笑の内閣が斬る!『福島第一原発観光計画』--『超天晴!福島旅行』ゲンロンカフェ版上演+トークショー」 @waraino_naikaku @hazuma
前売2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!


詳細
当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。
友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。
お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。
開場時間はイベント開始1時間前の18:00となります。


【イベント概要】

演出家・劇作家高間響が主宰する「笑の内閣」は、演劇を通じて現代社会を風刺する京都のコメディ劇団だ。プロレスや自身の結婚式を芝居化するなどのぶっ飛んだ作品を作りながらも、ネトウヨやダンス規制、表現規制などを風刺する。演劇がギリシア時代から本来持っている喜劇の精神を体現する、注目の若手実力派である。
2014年に笑の内閣が東浩紀の「福島第一原発観光地化計画」の影響を受けて作った作品、『超天晴!福島旅行』は京都のアトリエ劇研と東京のこまばアゴラ劇場で上演され、大きな注目を浴びた。


この作品の特別版をゲンロンカフェで上演! そして高間響と東浩紀が、3.11後の芸術と社会について熱いトークを繰り広げる。
『超天晴!福島旅行』予告編PV
ふだんは自作の上演のあと、アフタートークに著名人を呼ぶのが笑の内閣のスタイル。演劇は討論の場を形成できるのか。議論はどこから生まれるのか。そもそもパフォーマンスの力とは。ゲンロンカフェではそんな笑の内閣に特別ダイジェスト版を上演してもらい、作品中で提起されている問題、笑の内閣の活動、そして彼らが上演の対象とする時事問題をがんがん論じる。



こんにちは、京都の劇団、笑の内閣の高間です。昨年「福島第一原発観光地化計画」を基に作った作品、「超天晴!福島旅行」をゲンロンカフェで上演する機会を頂きまして、たいへん光栄な限りです。1時間半の芝居を30分のダイジェストにしたバージョンに加えて、今までの笑の内閣についてや、この作品を作る課程についてなど、話していければと思っています。役者たちも、オリザさんや高山さんのトークとも入場料が一緒であるという点で、これは大事であると意気込んでいるようなので良い作品になるかと思います。(高間響)



笑の内閣とは
2005年、京都で高間響を中心に旗揚げ、芝居中に本当にプロレスするプロレス芝居と時事ネタコメディを得意としている。内容が反社会的だといわれて劇場から上演拒否にあったり、永田町で公演をするなどして話題になる。主な受賞暦は国際コメディフェスティバル短編部門優秀賞、こりっち舞台芸術まつり準グランプリなど


http://peatix.com/event/74392


談 100号記念選集

談 100号記念選集

2015/03/18 Wed
池田清彦×春日武彦
「いのちのゆらぎ…生と死の往還」
『談 100号記念選集』刊行記念
「アフター・ザ・ニューヴィジョン――人間の未来、ものの将来」第2夜


「生」と「死」の関係に最も近いイメージは「メビウスの輪」かもしれません。
表だと思っていたらいつのまにか裏になっているように、生のことを考えていると、いつの間にか死のことを考えていたり、逆に、死のことを考えていると生のことを考えていたり…。その気づきこそが「生と死」について考えることの本質ではないでしょうか。
「生と死」のメビウスの輪のイメージをたよりに、現代の死生観を問い直します。

   

『談』は、「時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索する」ために、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について、100号にわたり語り合ってきましたが、なかでも、その中核にあるのが、「いのち」をめぐる議論でした。
『談 100号記念選集』刊行を記念して、「アフター・ザ・ニューヴィジョン……人間の未来、ものの将来」をテーマに、いのちとは何か、生命とは何か、そしていのちが集まってつくりだされる社会とは何か、その根源にまで遡り、論究します。

※タイトルのアフター・ザ・ニューヴィジョンは、バウハウスの理論書であり近代主義のコンセプトを提示したL・モホリ=ナギの著書によっている。モダン>ポストモダン>ポストポストモダンときて、その次にくるものという意味。

池田清彦(いけだ・きよひこ)
早稲田大学教授/生物学。著書に『なぜ生物に寿命はあるのか?』(PHP研究所、2014)、『やがて消えゆくわが身なら』(角川グループパブリッシング、2008)他

春日武彦(かすが・たけひこ)
精神科医。著書に『「キモさ」の解剖室』(イースト・プレス、2014)、『臨床の詩学』(医学書院、2011)他

第1夜 河本英夫×十川幸司「希望のシステム…再生とは能力の拡張である」



※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 池田清彦早稲田大学教授/生物学)
春日武彦精神科医
司会:佐藤真(『談』編集長)
時間 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20150318_dan2/