- 作者: 三浦佑之
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2014/06/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 斉藤英喜
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 単行本
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2014年7月19日 (土)本店
三浦佑之先生×斎藤英喜先生トーク&サイン会 だれも知らない日本神話の世界から
三浦佑之『増補新版 村落伝承論』、 斎藤英喜『異貌の古事記』刊行記念
村落伝承論
異貌の古事記一昨年の古事記編纂1300年、昨年の大遷宮、また、NHK 「100分de名著」では「古事記」に続き、「遠野
物語」が特集されるなど、神話や伝説・伝承の世界への関心が近年なく高まっています。
遠野物語の伝承について論じた『増補新版 村落伝承論』の三浦佑之先生と、近代国家における古
事記について論じた『異貌の古事記』の斎藤英喜先生をお招きして、古事記をはじめとした神話世界
の魅力について語っていただきます。
※トーク終了後、会場にて書籍をご購入いただいたお客様を対象にサイン会を実施いたします。
(但し、お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできませんのでご了承ください。)
日時 2014年7月19日 (土) 15時開演(14時30分開場)
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
申込書に必要事項をご記入の上、1階サービスカウンターにてお申込み下さい。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
主催
主催:八重洲ブックセンター / 協賛:青土社
書物と現実のメディア創生 パブリケーション(出版)とパブリック(公共性)の行方
日 時
2014年7月19日(土)14:00〜17:00
会 場
首都大学東京 南大沢キャンパス 91年館 「多目的ホール」
パネリスト
仲俣 暁生(編集者、文筆家、「マガジン航」発行人)
森川 嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授)
楠見 清(美術編集者/評論家、首都大学東京システムデザイン学部准教授)
その他
参加無料、申込不要 ※ 会場定員100名(先着順)
本展開催にあわせて、出版メディアと情報共有時代の公共性をテーマに、識者のかたをお招きしてシンポジウムを開催します。
おとぎ話や童話の登場人物やマンガ世界のヒーローが、二次元のページから抜け出して、ブロンズ像となって現実空間のなかに現われ始めたのは、電子書籍の普及とともに紙の書物が存在感を失っていくことにも何か関係があるのかもしれません。本を媒介にして長く共有されてきた物語が、情報化=脱物質化することで、代わりに必要とされる視覚表象や実体的なリアリティーや、人と物語をつなぐ交流の場のありかたについて、さまざまな事例の報告とともにディスカッションを行ないます
- 作者: 小林エリカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/07/14
- メディア: 単行本
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2014年7月19日(土)19:00〜20:30
+サイン会
開場18:30
料金 1,080円(税込)
会場 青山ブックセンター本店 大教室
定員 110名様
『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)刊行記念
小林エリカ × 西加奈子 × 若木信吾 トーク&サイン会
「新しい世界を旅するために」
小林エリカさんによる初の長編小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)が刊行されます。 この作品は、 “放射能” と“光”をモチーフに、一匹の猫と少女が時空を超えて世界を旅する物語。 あらゆる時代を自在に行き来し、キュリー夫人やエジソンなど、実際にあったエネルギーの歴史を織り交ぜながら、「目には見えないけれど、確かにあったもの/こと」の存在を問いかけます。
その刊行を記念して、著者の小林エリカさんに加え、作家の西加奈子さん、写真家の若木信吾さんのおふたりを豪華ゲストとしてお迎えして、トークを行います。
以前からご縁のあるお三方の共通点といえば、「旅」。
3人とも「旅」を重要な契機として、人と出会い、その声やエピソードを収集しながら創作活動に繋げています。くしくも、西加奈子さんの最新刊『舞台』は、NYへの旅がモチーフ。若木さんも、写真のお仕事だけでなく映画監督としても、旅とその先に見えてくるものを写し撮っています。
人はなぜ旅をするのか。
旅が教えてくれる、創作のひらめきとは――
小林エリカさんの創作秘話をはじめ、お三方にとっての「旅と創作」についてたっぷりと語っていただきます。
当日のサイン会は、小林エリカさんのみとなります。
2014/07/19 Sat
片岡義男 ×鴻巣友季子×川粼大助
~作家デビュー40周年記念~
『片岡義男と週末の午後を』
vol.4「英語と日本語、
翻訳という作業」
人呼んで「日本語小説界のクリント・イーストウッド」。片岡義男の孤高にして闊達な表現世界を、さまざまな角度から探訪していく全六回のシリーズイベントをB&Bにて開催します。小説のみならず、評論、エッセイ、翻訳、写真家としても名高い「多芸多才の人」であり、同時に、精密機械の動作痕のごとき文体と思考が一糸乱れぬ「ピュアリスト」でもある巨匠。さらには、ロックンロール、オートバイやサーフィン、アメリカのカウンター・カルチャーや、そこから派生したライフスタイル哲学の精髄を世に広く伝導してくれた「永遠のアニキ」……そんな多面的な「片岡義男プリズム」に光を照射すれば、未来的でオルタナティヴな文学の可能性すら見えてくる!(かもしれません)。
実質的な作家デビューとなった1974年の「白い波の荒野へ」から数えて40周年のアニバーサリー・イヤーである本年を記念したこの企画、毎回テーマに沿った豪華ゲストをお招きして、新進作家・川粼大助さんが構成と司会をご担当します。
第3回目のゲストにお迎えするのは、翻訳家の鴻巣友季子さん。
鴻巣さんは、1987年に翻訳家デビューし、今日まで、現代文学ではジョン・クッツェーやマーガレット・アトウッド、古典文学ではエミリー・ブロンテ、ヴァージニア・ウルフ、グレアム・グリーンなど、名だたる作家の作品を翻訳してきたほか、書評を手掛け、多くの翻訳論も発表しています。
さらに鴻巣さんは、翻訳家として大先輩でもある片岡義男さんに対して、このような思いを寄せています。「片岡さんの視点と洞察の鋭さ、英語との共存によって研ぎ澄まされた日本語の感覚には敬服しています。小説においても、つねに新鮮で最先端でありつづけている。これは驚異的なことです」
今年7月には、お二人の共著、翻訳対談集『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』が、左右社より刊行されます。
片岡さん初の翻訳論にして、小説の創作論でもある本作において、お二人は、「赤毛のアン」や「ロング・グッドバイ」、「冷血」など古典の新訳にも挑戦、真剣勝負を繰り広げます。
そこで今回は、『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』をメインテキストに、英語と日本語について、そして翻訳という作業について語っていただきたいと思います。
週末の午後は、ぜひ下北沢で、片岡義男とともに――。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 片岡義男(作家)
鴻巣友季子(翻訳家)
司会:川粼大助(新進作家)
時間 _ 15:00〜17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
http://bookandbeer.com/blog/event/20140719_a_kataokayoshio4/
【東京・ソウル・台北・長春 官展にみる近代美術 関連事業】安藤忠雄記念講演会「仕事を選ぶ−アジアの時代―」
2014年07月19日(土)
14 :00 〜15 :00
講演会・レクチャー
無料
事前申し込み :不要
特別展
講師:安藤忠雄
聴講無料(ただし要整理券、観覧券)
午後2時より約60分
定員250名
※整理券は午前10時よりホワイエにて配布〈お一人様二枚まで)
※安藤忠雄氏の直筆サイン入り著書を抽選で10名の方にプレゼント
ギャラリー棟 1階 ミュージアムホール
異文化コミュニケーション学部、東北亜歴史財団主催
トランスナショナル・シネマ・シンポジウム
「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち ― 『TESE』そして『ワンドゥギ』 ― 」日本と韓国、二つの社会にわたって自分の根を下ろして生きる人たちがいる。自分の持つ多様な文化的ルーツを大切にしながら、彼らは両社会の国境を越えて自らのアイデンティティーを模索し、一方では自分が住んでいる社会に対する情熱と愛情を持って生きている。自分が住む場所で自ら未来を開拓しながら生きている若者たちの物語を扱った作品を中心に、在日と多文化社会の問題をジェンダーの観点で考察し、専門研究者やジャーナリスト、映画制作者や出演者たちと一緒に共生社会のための映画の役割を模索する。
日時 2014年7月19日(土)10:00〜18:10
場所 池袋キャンパス 7号館1階 7102教室
講師 姜 成明 氏
【略歴】
1979年生まれ。在日コリアン3世。早稲田大学卒業後、「ヒストリーチャンネル」番組制作でキャリアをスタート。主に海外ドキュメンタリーを中心に活動を行う。ドキュメンタリー番組「祖国の選択」(2008年)演出。ドキュメンタリー映画「TESE」(2011年)監督。毛利 嘉孝 氏(東京藝術大学准教授)
【略歴】
1963年生まれ。専門は社会学・文化研究。メディアと都市空間における政治と文化の関係を考察。イ・ハン 氏
【略歴】
1970年生まれ。漢陽大学演劇映画科卒業。映画「恋愛小説」(2002年)、映画「永遠の片想い」(2004年)、映画「青春漫才 僕らの恋愛シナリオ」(2006年)、映画「私の恋」(2008年)、映画「ワンドゥギ」(2011年)監督。イ・ジャスミン 氏(韓国俳優・韓国国会議員)
1977年生まれ。フィリピン出身。韓国の俳優政治家。19代韓国の国会議員。セヌリ党所属。
対象者 本学学生、教職員、校友、一般、高校生
※申込不要、入場無料
内容 共生社会に生きる日韓の若者たちの多様なアイデンティティーの形成を、自分が住む場所で自ら未来を開拓しながら生きている若者たちの物語を扱った作品を中心に、在日と多文化社会の問題をジェンダーの観点で考察しながら、シンポジウムを進める。《司会》
武田 珂代子(本学異文化コミュニケーション学部教授)■開会挨拶(10:00〜10:15)
イ・ヒャンジン(本学異文化コミュニケーション学部教授)■映画上映(10:15〜11:45)
「TESE」(姜成明監督、2011)■発表と監督との対談(11:50〜12:50)
毛利 嘉孝 氏(東京藝術大学准教授)×姜 成明 監督■『꽃할머니』朗読と研究報告(13:50〜14:35)
河合優子(本学異文化コミュニケーション学部准教授)
武田珂代子(本学異文化コミュニケーション学部教授)
Weiss Amanda(本学異文化コミュニケーション学部助教)
本学学生4名(予定)■映画上映(14:45〜16:35)
「ワンドゥギ」(イ・ハン監督、2011)■発表と対談(16:45〜17:45)
イ・ジャスミン 氏(韓国俳優政治家)×イ・ハン監督×研究者1名(調整中)■Q&A(17:45〜18:00)
■閉会挨拶(18:00〜18:10)
イ・ヒャンジン(本学異文化コミュニケーション学部教授)
問合せ先 学部事務4課 異文化コミュニケーション学部担当 TEL:03-3985-4824
【7/19】 シンポジウム「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」開催のお知らせ
7月19日(土)に都内で下記のイベントを行います。ぜひご参加ください
シンポジウム「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」
福島の原発事故をきっかけに、現代社会のさまざまなゆがみが表面化した。科学・技術と社会の関係のあり方もその一つである。「原子力ムラ」という巨大な利権構造の存在が露呈したが、その背景には、社会の側が「官・産・学共同体」の「専門性」に期待し、重大な決定を彼らにゆだねてきた事情もある。他方で「官・産・学共同体」側も、絶対的な知識を有すると過信し、社会への一方的な「啓蒙」を行ってきた。しかしながら、苛酷事故を経た現在、重大なリスクを含む意思決定は彼らに委ねられるものではなく、社会の幅広い参加が必要となっている。科学技術史の学識の上に、こうした論点を早くから指摘し、政府事故調の一員として原発事故に正面から向き合った吉岡斉氏と、新進気鋭の科学技術社会学研究者である寿楽浩太氏を講師に迎え、共同代表である宮台真司・杉田敦との対話を含めて、「社会の中の科学・技術」のあるべき関係について考えを深めたい。
・基調講演:「原子力政策の策定方式とその改革構想」吉岡斉(九州大学教授・副学長)
・コメント:寿楽浩太(東京電気大学助教)
・パネル・ディスカッション:
パネリスト:吉岡斉・寿楽浩太・宮台真司・杉田敦(兼司会)●日時:7月19日(土)開場13:30 開演14:00 終了予定16:30
●会場:安田コミュニティプラザ 竹橋・大手町会議室(地図のページが開きます)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-9 コンフォール安田ビルB1F
竹橋駅 徒歩3分(東京メトロ東西線)、大手町駅 徒歩6分(東京メトロ千代田線・半蔵門線)
神保町駅 徒歩7分(東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線)
当日連絡先 090-1702-8136(鹿野)●講師・パネラー(敬称略)
・吉岡斉
九州大学教授・副学長、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員、原子力市
民委員会座長代理、専門は科学技術史・科学技術政策、著書に『原子力の社会史』ほか多数
・寿楽浩太
東京電機大学助教、日本学術会議学術調査員、専門は科学技術社会学
・宮台真司
社会学者、首都大学東京教授 当会共同代表
・杉田敦(コーディネーター)
政治学者、法政大学教授 当会共同代表●参加費:事前申込み1,000円、当日1,200円
申込方法:氏名、e-mailアドレスを記載のうえ、
info@kokumintohyo.com までお申込みください。
※メールの件名は「719イベント参加申込み」としてください。
事前申込みは、前日24時まで受付ます。●当日のボランティアも募集しています!ご協力いただける方は申込みのメールでお知らせ下さい。
「『読書の歴史を問う 書物と読者の近代』(笠間書院)刊行記念トークセッション
読書の歴史の問い方〜何のために問い、何が分かるか〜」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年07月19日(土)19:30 〜
和田 敦彦(早稲田大学教授)
大橋 崇行(作家・岐阜工業高等専門学校助教)書物がそこにあるということ、そして読者に届くということは、実は一つの驚きである。そしてそれは調べ、考えるべき問いでもあるのだ。例えば、インターネット時代、読書の「いま」はどうなっているのだろうか。実は「昔」の読書を探ると、そこには多くのヒントや、考えるべき問いも溢れ出してくる。
本セッションでは、読者、あるいは読書の歴史をどうやって調べ、学んでいけばよいのか、何のためにそれを学び、そこからどういうことが分かるのかを、著者と、気鋭の作家であり、国文学研究者(明治文学)の大橋崇行氏とともに探っていきます。【講師紹介】
和田敦彦
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。1965年生まれ。
著書に『読むいうこと』(ひつじ書房、1997年)、『メディアの中の読者』(ひつじ書房、2002年)、『書物の日米関係』(新曜社、2007年、日本図書館情報学会賞、日本出版学会賞、ゲスナー賞)、『越境する書物』(新曜社、2011年)。編著として『読書論・読者論の地平』(若草書房、1999年)、『モダン都市文化 デパート』(ゆまに書房、2005年)『国定教科書はいかに売られたか』(ひつじ書房、2011年)。2007年からリテラシー史研究会を主催、同年より機関誌『リテラシー史研究』(年刊)を刊行。大橋崇行
作家、岐阜工業高等専門学校助教。1978年生まれ。
ライトノベルに『妹がスーパー戦隊に就職しました』スマッシュ文庫(PHP研究所、2012年)、『桜坂恵理朱と13番目の魔女』(彩流社、2014年)。小説に『ライトノベルは好きですか? 〜ようこそ!ラノベ研究会』(雷鳥社、2013年)。評論に(共著)『ライトノベル研究序説』(青弓社、2009年)、『ライトノベル・スタディーズ』(青弓社、2013年)。校訂等に、山田美妙作・十川信介校訂『いちご姫・蝴蝶 他二篇』(岩波文庫、2011年11月 ※注釈を担当)、谷川惠一・大橋崇行校訂、解題『山田美妙集6巻』(臨川書店、2013年)。全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞受賞(「美妙の〈翻訳〉ー「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」の試み」(『文学・語学』206集掲載))。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=5656
ストローブ=ユイレ コレクション 歌劇 モーゼとアロン [DVD]
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2006/01/28
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 45回
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トローブ=ユイレ作品『モーゼとアロン』上映+講演 講師:渋谷哲也
2014.05.29
シリーズ企画:ストローブ=ユイレ作品上映+講演
第2回上映作品:『モーゼとアロン』DVD上映
講師:渋谷哲也(ドイツ映画研究者)
「言葉とイメージの対立をめぐって
― ホルガー・マインスへの献辞の謎」
既存の文学的テキストを脚色するストローブ=ユイレの映画を考察する講演と討論のシリーズ。第2回は旧約聖書の出エジプト記を基にしたシェーンベルクのオペラ映画化を取り上げる。そもそもイメージの芸術である映画において、オペラのテーマとされる言葉とイメージの対立が展開されることの意義は何なのか。そして1974年獄中でのハンガーストライキの末に餓死したドイツ赤軍派ホルガー・マインスに本作が捧げられた意味とは?ストローブ=ユイレのまなざしは聖書、シェーンベルクのユダヤ主義、70年代のテロリズムという多層的な歴史(物語)を貫き、私たちの生きる現代への開かれた読みを迫る。
[日時]2014年7月19日(土)
13:30〜17:00(13:00開場)
*13:30より上映開始、上映終了後休憩を挟み講演となります。
[参加方法]無料(要予約)
[予約制]メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
●メール受付:件名「7/19渋谷氏上映+講演希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
※定員70名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv主催:渋谷哲也+エスパス・ビブリオ
協力:アテネ・フランセ文化センター、紀伊國屋書店
助成:科学研究費補助金 基盤研究(C)24520172
講師プロフィール:
渋谷哲也(しぶたに・てつや)
1965年生まれ。ドイツ映画研究者。東京国際大学准教授。著書に「若松孝二
反権力の肖像」(共著/作品社)「ファスビンダー」(共著編/現代思潮新社)等。ドイツ映画の上映企画、字幕翻訳も数多く手がける。上映作品情報:
『モーゼとアロン』(Moses und Aron)1974-75年(105分)*DVD上映
監督/ジャン=マリー・ストローブ ダニエル・ユイレ
撮影/ウーゴ・ピッコーネ サヴェーリオ・ディアマンティ レナート・ベルタ
出演/ギュンター・ライヒ(モーゼ) ルイ・ドヴォス(アロン)「出エジプト記」に想を得たシェーンベルクの未完のオペラ「モーゼとアロン」を未完の第3幕も含め映画化。指揮はミヒャエル・ギーレン、演奏はオーストリア放送交響楽団。ユダヤの民がエジプトの地を出るまでの兄弟の思想的対決を描く。
紀伊國屋書店よりDVD『モーゼとアロン』発売中(本体価格6,000円)
中野孝次没後10年 記念講演会
窪島誠一郎 □講師=窪島誠一郎(「信濃デッサン館」「無言館」館主、作家)
□演題=「中野孝次さんのこと―その人と文学―」
■日時=2014年7月19日(土)14:00開演(13:30開場)
■会場=神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)
■料金=一般1,000円(友の会会員800円)*当講演会のチケットで、7月19日に限り展示観覧料が無料になります。
※チケットは当館以外に、
ローソンチケット(Lコード 34429)
電話:0570-084-003(自動音声24時間)
0570-000-777(オペレーター対応 10時〜20時)
http://l-tike.com(PC・モバイル共通)
全国ローソン・ミニストップ店頭Loppi
でも販売しております。
尚、ローソンチケットでは神奈川近代文学館友の会割引はございません。