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「現在の回想と誤った認知」

アートトレイス対談企画
  岡崎乾二郎 松浦寿夫 対談
ジャクソン・ポロック再考」



生誕100年にあたる本年、ジャクソン・ポロックの日本では最初の回顧展が、現在、愛知県美術館で開催されている。東京近代美術館に巡回するこの展覧会は決定的な大作を含まないとはいえ、ポロックの制作を作動させる原理的な選択の仕組みを考察する格好の機会を提供してくれるだろう。そこで、この機会に、ポロックを様々な神話作用に譲り渡すのではなく、その制作の条件を検討し、我々にとって有用でありえるような教訓を導き出すことを試みたいと思う。


日時: 2012年1月9日(月・祝) 19:00〜
場所: 四谷アート・ステュディウム 3階講義室 【Map】
定員: 40名 入場無料


入場は無料です。
参加をご希望の方は info@arttrace.org まで、お名前とご連絡先(お電話番号)、「1月9日対談企画申し込み」の旨をご連絡ください。 お問い合わせ、ご質問につきましても info@arttrace.org にて承ります。
※定員を大幅に超過した場合は締切とさせていただく事もございます。
※当日開始時間にご来場いただけなかった場合、ご予約をされていても立見となる可能性がございます。申し訳ございませんが何卒ご了承ください。

岡崎乾二郎 松浦寿夫 対談

ベルクソン「現在の回想と誤った認知」を読む・前期

講師名 立教大学教授 前田 英樹
講座内容
これはどこかで見たことある、夢で経験したことがあると、ふと感じるような景色や出来事に、私たちは時々出くわしている。デジャヴュ(既視)体験と呼ばれるものだが、極端な場合には、次の瞬間に起こることを、既にはっきり知っていると感じ、それは避けられないと感じ、実際その通りになったりする。ベルクソンが一九〇八年に哲学雑誌に発表したこの論文は、こうした体験が起こる理由を、その意味を、彼の哲学全体から見事に語り、そこに隠された何があるかを、予想もできない深い根拠から解き明かしている。この論文を二度のシリーズにわたって、じっくりと読んでみることにする。前半のみ、後半のみの受講でも、各期に一定のまとまりをもたせ、わかるように話をするので、心配はない。  (講師記) 

日時2012年 1/9, 1/23, 2/13, 2/27, 3/12, 3/26 月曜 19:00-20:30

受講料(税込み)1-3月(6回)会員 17,640円 一般 21,420円

教材費 −
設備維持費 −
カリキュラム
2012/01/09 デジャビュ体験と幻覚
2012/01/23 病理学の説明
2012/02/13 新しい説明の提案
2012/02/27 そもそも<思い出す>とは何か
2012/03/12 知覚はいつ始まり、いつ終わる
2012/03/26 知覚の回想とは何か

朝日カルチャーセンター