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今、沖縄問題で問われていること

UTCPレクチャー「身体を再び取り集めること―ディドロ唯物論の再解釈から」

日時:2010年7月16日(金)18:00-19:30
場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室

講演者:大橋完太郎(UTCP)

UTCP では所属若手研究者による講演会を順次開催いたします.題して「UTCP
研究員による研究発表+議論シリーズ」です.第4回目は特任講師の大橋完太郎さんに研究発表をお願いしました.大橋さんの専門は西洋思想史(17-18
世紀フランス思想)・表象文化論.2009 年に博士論文『群れと変容の哲学―ドニ・ディドロにおける唯物論的一元論とその展開』があります.

【発表者より】
今回の発表は、『百科全書』の編集者であると同時にフランスの啓蒙思想家として知られるドニ・ディドロの思考を対象にして、哲学における近代化・合理化に際して哲学史から消去された身体性の内実を明らかにすることを試みます。また、そこから始めて、身体性の消去の帰結である身体の経済化に抗しつつ、所与の身体から発する共同性を構想することがなおも可能だろうかという点も、現代の哲学的文脈に併せて考えてみたいと思っています。

使用言語:日本語
入場無料
事前登録不要

UTCPレクチャー「身体を再び取り集めること―ディドロ唯物論の再解釈から」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

7月16日(金)19時〜クリスチャン・ボルタンスキー×松浦寿夫『クリスチャン・ボルタンスキーの可能な人生』(水声社)刊行記念 池袋ジュンク 
honto - 丸善&ジュンク堂ネットストア サービス統合のお知らせ

2010年7月16日(金)19:00〜21:00

新井 高子・ジェフリー・アングルス、詩のタマシイ、日本語のソウル
http://bit.ly/c0gBzh

田仲康博『風景の裂け目 ― 沖縄、占領の今』(せりか書房)刊行記念

田仲康博 × 吉見俊哉

今、沖縄問題で問われていること

■日時:2010年7月16日(金)開演19:00(開場18:30)

 普天間移設問題で大きく揺れ動く沖縄。
その沖縄に生まれ育ち、アメリカで学んだ社会学者の田仲康博氏が、
初の単著『風景の裂け目――沖縄、占領の今』を上梓した。
占領時代を経て祖国復帰から現在に至る戦後沖縄社会の風景を、
自らの身体的経験と記憶をもとに<文化=政治>の視点から
描いた力作である。その田仲氏と、沖縄にとって極めて重要なファクターである
日米関係の歴史を『親米と反米』や『天皇アメリカ』(共著)などの著作で
考察してきた社会学者の吉見俊哉氏が、戦後日本と沖縄の歴史と現在を語る。


【講師紹介】
田仲康博(たなか やすひろ)
国際基督教大学教養学部準教授。社会学、メディア文化研究専攻。
1954年沖縄生まれ。ウィスコンシン大学社会学部博士課程修了(Ph.D.)。
著書に『沖縄に立ちすくむ』(共編著、せりか書房)『メディア文化の権力作用』(共著、せりか書房
『越える文化、交錯する境界』(共著、山川出版社)『空間管理社会』(共著、新曜社)『文化の社会学』(共著、有斐閣
『イモとハダシ――占領と現在』(共著、社会評論社)など。

吉見俊哉(よしみ しゅんや)
東京大学大学院情報学環教授。社会学、文化研究、メディア研究専攻。
1957年東京生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
著書に『都市のドラマツゥルギー』(弘文堂)『博覧会の政治学』(中公新書)『メディア時代の文化社会学』(新曜社
『「声」の資本主義』(講談社)『カルチュラル・ターン、文化の政治学へ』(人文書院)『メディア・プラクティス』(共編、せりか書房
『路上のエスノグラフィ』(共編著、せりか書房)『親米と反米』(岩波新書)『ポスト戦後社会』(岩波新書)など。

☆会場…8階喫茶にて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
☆定員…50名
☆受付…7階カウンターにて。電話予約も承ります。
ジュンク堂書店新宿店 TEL.03-5363-1300
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20100716shinjuku