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国家論の名著に学ぶ − ギデンズ「国民国家と暴力」

国家論の名著に学ぶ − ギデンズ「国民国家と暴力」

政治社会学者 堀内 進之介

曜日・時間・回数
水 18:30-20:00 全6回 日程
4/14, 4/28, 5/12, 5/26, 6/9, 6/23
受講料
4-6月(6回)  会員 17,640円
一般 21,420円

教材費 − 設備維持費 −

講座内容
この講座では、国家というものを考えるうえで重要な著作を毎期1冊ないし二冊取り上げ、それらの著作がもつ現代的な意義を分かりやすく解説していきます。グローバリゼーションの時代における国家について考えるためには、国家自体に即して国家を論じるのではなく、近代という歴史のなかで国家が果たしてきた役割を理解する必要があります。言い換えれば、近代国家を普遍的なものではなく、いわば歴史のなかの特殊な統治の一形態ととらえることによって、その統治のあり方が社会に何をもたらし、その後の歴史にどのような影響を与えたかということが重要なのです。したがって本講座では、たんに国家に関する思想を紹介するだけではなく、国際関係論や戦争論などの著作も積極的に取り上げたいと思います。
 著作は以下を予定しており、今期はギデンズの『国民国家と暴力』を取り上げます。
・『国民国家と暴力』A.ギデンズ(著)而立書房 (1999/11)
・『国家』J.A. ホールほか (著) 昭和堂 (1996/05)
・『国民国家論の射』西川長夫 (著)柏書房 (1998/03)
・『近代国家体系の形成』ベンノ・テシィケ (著)桜井書店 (2008/09)  ほか (講師・記)

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=65385&userflg=0

[イベント情報] 「『資本論』を読まずに『資本論』を読む「超」読書会」 4月14日(水)18:30〜21:00 ●テキスト:的場昭弘著『超訳資本論』(2) 1章「貨幣資本循環」〜●参加費:200円〜カンパ制 ●レポート:中澤教輔(「情況」編集委員)※ご興味ある方はDMください。

http://twitter.com/jokyo_jp/status/11882258601