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資本主義はどこにいくのか− 歴史からみた世界金融危機

pingpongプロジェクト第二弾ーつぎはDESIGNTIDEをうごかします!
20091014 06:20PM posted by pingpong comments(0) | trackbacks(0)
pingpong(http://www.pingpong.ne.jp/)は,東京大学 知の構造化センター(http://www.cks.u-tokyo.ac.jp)を拠点とする多分野の専門家が連携してデザインにおける知の構造化を目指すプロジェクトです.このプロジェクトは,コンピュータ科学者,デザイナー,そして関連するさまざまな専門家を巻き込んで行われています.

pingpongでは,言語を通じて人間の行為からデザインを捉えなおすことを目標としています.ウェブ,自然言語処理,そしてユーザーインターフェースの技術を活用することにより,ワークショップ,インタビューも含めたデザインのプロセスを効果的に共有し,より場をうごかしていくためのツール,方法を開発・研究しています.

現在,pingpongプロジェクトでは二つのツールを開発しています.一つはTwitterのデータを用いた行為の自動抽出エンジンpingpong engineです.もう一つは,行為を動的な地図として可視化するpingpong mapです.この二つを実装していくことで.漸進する環境を創る可能性を探究していきます.

今回,DESIGNTIDE(http://www.designtide.jp/09/jp/)との協力企画として,pingpong mapのDESIGNTIDE2009バージョンを開発し,メイン会場にて実装・展示することになりました.twitterから,そして会場のインタビューから集められたみんなの行為がリアルタイムにDESIGNTIDE会場の地図上に現れます.みんなの行為が集まって実環境の中で動いていく,新しいインフォメーションマップを実装します.

また,DESIGNTIDE2009初日には関連イベントとしてpingpongトークセッションを会場と同じミッドタウン内のd-labo(スルガ銀行ミッドタウン支店)にて開催します.ゲストには多摩美術大学でのpingpong001に続き,『アーキテクチャの生態系』で知られています情報環境研究者の濱野智史氏をお招きして,pingpongメンバーを交えたトークセッションを行います.多摩美術大学でのワークショップやDESIGNTIDEでの実装をふまえて,pingpongが何に取り組もうとしているのかをお伝えすると同時に,デザインと情報工学の交わりから創造環境はどう変容していくのかに迫ります.

実装・展示およびトークセッションの概要は下記の通りです.

  • 記 -

実装・展示
タイトル:pingpong×DESIGNTIDE協力企画 pingpong map_DESIGNTIDE「つぎはDESIGNTIDEをうごかします!」
日時:2009年10月30日(金)〜2009年11月3日(火)
場所:東京ミッドタウン ミッドタウン・ホールA(メイン会場)

トークセッション
タイトル:「デザイン×情報工学の創造力(仮題)」
日時:2009年10月30日(金)19:00 - 21:00 ※18:45開場
場所:d-labo by SURUGA bank 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー7F
ゲスト:濱野智史(日本技芸リサーチャー)
スピーカー:岡瑞起(東京大学知の構造化センター特任研究員,pingpongプロジェクトマネージャー),
李明喜(デザインチームmatt主宰,pingpongディレクター)他
定員:70名(入場無料,サイトにて事前申込)
満員御礼 定員に達しましたので予約受付は終了しました。ありがとうございました。

※ゲストプロフィール:
濱野智史 1980年生.株式会社日本技芸リサーチャー.慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了,国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職.専門は情報社会論.特にウェブサービスアーキテクチャ分析を中心的に手がける.著書に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版,2008年),主な論文に「ニコニコ動画の生成力」(『思想地図vol.2』NHK出版,2008年)など.
濱野智史の個人ウェブサイト@hatena(http://d.hatena.ne.jp/shamano/

問い合わせ先:
東京大学 知の構造化センター
電話:03-5841-0462
FAX:03-5841-0454
E-mail:mizuki.oka@gmail.com
担当:岡瑞起,荒牧英治

http://www.pingpong.ne.jp/blog/2009/10/pingpongdesigntide.html

『棺』から蘇る ードストエフスキー罪と罰』の現代性ー
亀山郁夫さん講演会&サイン会開催! 
ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース
10/30(金)午後7時〜午後9時
罪と罰』全3巻の画期的な新訳を完結した亀山郁夫氏。今回はその『罪と罰』をテーマに、ドストエフスキーがこだわり続けたこの作品の隠れた主題を探り、『罪と罰』が問うもの、その現代性を語って頂きます。

参加ご希望のお客様は、ブックファースト新宿店・地下1階Dゾーンレジカウンターにて整理券(無料)をお受け取り下さい。先着40名様にお配りいたします。講演会終了後、サイン会を行います。亀山氏の著作、または翻訳本であればどの書籍でもご参加頂けます。                              

当日イベント会場でも書籍販売をいたしますので、是非この機会にご参加下さい。

ブックファースト新宿店

青山ブックセンター六本木店 イベント情報
『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(港の人)刊行記念
万田邦敏監督トークイベント&サイン会
とっても恥ずかしゼミナール 特別講義 in六本木!
2009年10月30日(金) 19:00〜
会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
入場料:無料
お問い合わせ電話: 青山ブックセンター六本木店・03-3479-0479
受付時間:平日・土 10:00〜翌朝5:00 日曜 10:00〜22:00

〈ご参加方法〉10月24日(土)10:00より、六本木店の店頭/電話でご参加のご予約を承ります。
当日のトークイベント終了後、万田邦敏監督のサイン会を予定しております。同じく、10月24日(土)10:00より六本木店で『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』をお買い上げの方に、サイン会整理券を配布いたします。

『貧困のリアル』(飛鳥新社)発刊記念イベント−最前線からの提言−
もう他人事ではすまされない!!貧困アリ地獄の実態とその背景

講演者:稲葉剛氏、冨樫匡孝氏

開催日時 2009年10月30日(金曜日)18:30から19:30(19:30〜質疑応答) 開場18:15
開催場所 東京堂神田本店6階
参加方法 要予約。参加費500円
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、
件名「貧困のリアルイベント希望」・お名前・お電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
10月29日以降は、お電話にてお問合せください。
電話 03−3291−5181

資本主義はどこにいくのか− 歴史からみた世界金融危機

三菱UFJ証券チーフエコノミスト 水野 和夫
津田塾大准教授 萱野 稔人

金曜日・時間 19:00-20:30・回数 全1回 日程 10/30
受講料 10月(1回) 会員 3,360円 一般 3,990円
講座内容
今回の世界金融危機は、たんなる景気循環のなかで生じる経済の収縮過程としてのみとらえるならば、その本質はみえてきません。というのも、今回の金融危機は世界資本主義の歴史的な転換を意味しているからです。その本質を見定めるためには、金融危機を世界資本主義の歴史のなかに置きなおすことが必要です。資本主義はこれまで歴史のなかでどのように展開し、今後どのように変容していくのか。著書『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』によって、現代における資本主義の歴史的な構造変化を大胆に描きだしたエコノミストの水野和夫氏と、国家への深い洞察にもとづいて現代社会への理論的考察をくりひろげる萱野稔人氏が、資本主義の歴史にいま何がおこっているのかを読み解きます。
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=50033&userflg=0