河村書店

人文系イベント紹介サイト

「アートでのんびる暮らし」

混沌から躍り出る星たち2009 /
STARS POPPING OUT OF CHAOS 2009
期間 :7.31〜8.8
会場 :スパイラルガーデン/1F

京都造形芸術大学 卒業・修了制作展」より選抜された25組のアーティストと、社会で活躍する同大学の卒業生をゲストアーティストに迎えた、 新人アーティストたちによるアート・ショーケース。会期中、展覧会ディレクタ―の後藤繁雄と豪華ゲスト陣による連続トークセッションを行います。ぜひご覧ください。

【出展作家】
西村郁子(ゲストアーティスト・2002年大学院卒業)、井階麻未、大場英理子、川上幸子、極並佑、坂本いづみ、佐藤允、小路由希子、神馬啓佑、高木仁美、夫馬洋輔、武田あずみ、寺村利規、土手茉莉、橋本美香、番場文章、藤居典子、藤井秀全、藤井まり子、松浦宏美、松本高志、村林由貴、目良真弓、 森山蘭子、山岡千紗、高砂光・若松堅太郎(以上「2008年度卒業・修了制作展」から選ばれたアーティスト)
 
【同時開催】TALKSESSION
●SESSION 3:「 システムの再構築」 2009 年8 月1日(土) 17:00-18:30
【出演】
粟田大輔(美術解剖/美術批評)
池田剛介(美術家)
千葉雅也(研究者/批評家)
現在、表現のスタイルの多様化やそれに伴う受容の変化により、「アート」と呼ばれるものの枠組みが曖昧になってきています。このような状況下において、いま目の前にある現状を見直し、新たなシステムや活動の場をつくっていくことは、これからの時代を生き抜く上で必要不可欠と言えるでしょう。第3 弾では、コンテンポラリーアートの現状を冷静に見定める3 名を迎え、今後の動向についてそれぞれの立場からお話していただきます。

粟田大輔 Daisuke Awata
1977 年生まれ。東京藝術大学玉川大学非常勤講師。第13 回『BT /美術手帖』芸術評論募集佳作(「榎倉康二における出来事性と層の構成」)。共著に「現代アート事典」(美術手帖=編、美術出版社、2009)。主な企画展に「ヴィヴィッド・マテリアル」(東京藝術大学、東京、2008)。

池田剛介 Kosuke Ikeda
美術家。1980 年福岡県生まれ。京都造形芸術大学卒業、東京藝術大学大学院修了後、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてアメリカ留学。主な個展に「GoldfishPicture」(ヴォイスギャラリーpfs/w、京都、2006)など。主なグループ展に「ヴィヴィッド・マテリアル」(東京藝術大学、東京、2008)、「混沌から躍り出る星たち 2007」(Spiral Garden、東京、2007)、「Salad Days」(ArtistsSpace、New York、2006)など。

千葉雅也 Masaya Chiba
1978 年生まれ。哲学・表象文化論東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任研究員、高崎経済大学非常勤講師。主な論文に「輪郭を救うこと、文字通りになること――ジル・ドゥルーズの美学と哲学における超越論的変形をめぐって」『表象』第2 号(表象文化論学会、月曜社、2008 年)、「トランスアディクション――動物- 性の生成変化」『現代思想』第37 巻8 号(青土社、2009 年)など。
 
 
 
【開催概要】
日程:11:00〜20:00 会期中無休 入場無料
企画制作:「混沌から躍り出る星たち2009」運営委員会
主  催:京都造形芸術大学 

一般からのお問い合わせ:
「混沌から躍り出る星たち2009」運営委員会
〒606‐8271 京都市左京区北白川瓜生山2‐116 京都造形芸術大学 芸術編集研究センター内
担当:高森建哉(芸術表現・アートプロデュース学科4回生)
   八田尚子(芸術編集研究センター研究員)
TEL&FAX:075‐791‐9382 art_chaos2009(あっと)yahoo.co.jp http://www.art-and-chaos.com/

http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/07/2009-stars-popping-out-of-chao.html

第6回チャリティトーク&コンサート
ペルーの働く子どもたちへ

8月1日(土)14時〜16時40分(13時半開場)
在日本韓国YMCAアジア青少年センター・スペースY文化センター(水道橋駅6分)

トーク 森 達也、太田昌国
コンサート 木下尊惇、笹久保伸、イルマ・オスノ
参加費 前売2500円(当日3000円)
チケット予約 TEL03・3218・6777(アムネスティ・インターナショナル日本)
主 催 永山子ども基金
協 賛 『週刊金曜日

緊急開催決定! トークセッション 「村上春樹1Q84』をどう読むか」

ゲスト:安藤礼二さん、五十嵐太郎さん、上野俊哉さん、栗原裕一郎さん、平井玄さん

【日時】2009年8月1日(土) 開場:14:30〜 開演:15:00〜
【会場】三省堂書店神保町本店 8階特設会場

只今、7月22日頃発売予定の最新刊『村上春樹1Q84』をどう読むか』(河出書房新社刊、定価 1,260/税込) をお買い上げまたは電話にてご予約のお客様、先着100名様に1階レジカウンターにて整理券を配布しております。

【お問い合わせ】三省堂書店神保町本店 1階 03-3233-3312(代) 10:00〜20:00

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/07/81-1q84.html

「アートでのんびる暮らし」南伸坊イラストレーター)

■2009年 8月1日(土) 19:00〜

 芸術家だけが「芸術」の創造主ではありません。ときに、芸術のシロウトがプロの芸術家の想像力を圧倒することがあります。「アウトサイダーアート」と呼ばれる「知的障がい者」による「創造物」もその中のひとつ。それらがいま、プロのアーティストを瞠目させるほど「想像的」であることが注目されています。彼らの作品は、障がいのある人もそうでない人も、「まっとうに真摯に生きること」に向き合うことが、真に創造的であるということを教えているのです。
 『のんびる』(月刊誌)(※)では、ここに私たちの生き方の手本があるのではないかとの強い思いから、「NPO法人工房あかね」(※)に集う障がい者の作品を表紙に掲載してきました。発刊から3年、これまで表紙を飾ってきた彼らの作品をギャラリー展示するとともに、ユニークな視点でアートに関わってきたイラストレーターの南伸坊さんをお招きしてトークショーを行ない、「のんびる流」生き方を発信します。
 障がい者であれ、健常者であれ、生活をよりよく愉しむ者こそが創造的・想像的(クリエイティブ)ではないでしょうか。本トークショーでは『のんびる』の表紙の作品群に加え、南さんの母親との競作による、はぎれ人形、南さんが路上で採集した「観察物件」などを紹介しながら、南伸坊流『のんびる』暮らしを伺います。

NPO法人工房あかね・・・障がい者たちの社会参加と経済的自立を、芸術活動を通じて支援する。
※『のんびる』・・・一人ひとりの暮らしを豊かにする地域活動の応援誌

◆講師紹介
南 伸坊 (みなみ しんぼう)
イラストレーター、エッセイスト、装丁家。1947年東京生まれ。
マンガ雑誌『ガロ』の編集者をへて独立。軽妙なイラストとエッセイで人気を博す一方、装丁家として活躍している。著書に『ハリガミ考現学』(実業之日本社)、『のんき図画』(青林工藝舎)など。

◆インタビューアー
前田 和男(まえだ かずお)
『のんびる』編集長、ノンフィクション作家、翻訳家、編集者。路上観察学会事務局。1947年東京生まれ。

8月1日(土)〜8月31日(月)
『のんびる』バックナンバーフェア&絵画展を開催81F雑誌フロアにて)
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20090801ikebukuro