河村書店

人文系イベント紹介サイト

国家とナショナリズム

正しい戦争と不正な戦争

正しい戦争と不正な戦争

上野千鶴子講演会 ジェンダー平等のこれまでとこれから
12月6日(土)14時半〜、東京都・八王子市クリエイトホール(八王子駅)。500円。八王子手をつなぐ女性の会(090・6147・1257)

12月6日(土)、J-Litセミナー「外国人翻訳者が語る日本文学」を開催!
2008.10.31

JLPP作品の外国人翻訳者が、日本の文学や文化について語るセミナー「外国人翻訳者が語る日本文学」を開催します。第1回目は、ポール・マッカーシー氏。古代中国に題材をとったさまざまな作品を遺している中島敦の「山月記、ほか」を英語に翻訳した翻訳者が、中島敦の中国古典世界を語ります。会場は新宿四谷、定員は100名で予約が必要です。
http://www.jlpp.jp/news/detail.html?n_id=100&n_type=1

2008年度連続公開シンポジウム
《未来の声を聴こう》立教映画人特別上映会シリーズ11
熊坂出監督上映会およびトーク

 立教大学が現在活躍中の多数の映画監督を輩出していることは、広く知られている。それらの人々にとって、たとえば本学の一般教育科目として開講されていた蓮實重彦教授の「映画表現論」がおおきな意味をもっていたことはくりかえし指摘されてきた。しかし、また新しい世代も育ちつつある。すぐれた映像的才能が集う場所としての立教大学のポテンシャルを考えないわけにはいかないだろう。本学出身の映画作家たちは、もちろんそれぞれに極めて多様な活動を展開している人々であるが、この多様さの出発点には、各々の内なる「立教体験」があるのではないだろうか。われわれが企画するシリーズは、立教映画人たちにこの経験のそれぞれの意味を語ってもらい、合わせて彼らの仕事を、その最も高い地点で示す作品群を映画フィルムの段階で映写機上映する。立教大学からその一歩を踏み出していった映画人たちが、映画に何を見出し、映画にだけ可能な何を追求していったのかを、まさに彼らとともに検証する集いをもつことにしたい。
 今年は第58回ベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出監督作品「パーク アンド ラブホテル」を上映する。熊坂氏の立教体験を詳しく聞き、とりわけ、大学という場における映像研究・映像教育と映像作家による表現行為との関係を語っていただくことにする。
  
日時 2008年12月6日(土) 12:30 開場
場所 池袋キャンパス タッカー・ホール
講師 熊坂 出 氏
【監督プロフィール】1998年立教大学文学部英米文学科卒業。卒業後、グラフィックデザイナーを経て、2002年より株式会社テレビマンユニオンにて映像制作に携わる。2004年に制作した自主映画「珈琲とミルク」がぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード2005で審査員特別賞、企画賞、クリエイティブ賞を受賞。第17回PFFスカラシップ作品「パーク アンド ラブホテル」が2008年ベルリン国際映画祭で最優秀新人作品賞を受賞。
司会 前田 良三(立教大学文学部文学科ドイツ文学専修)
対象者 本学学生、教職員、校友、一般
内容   
13:00  『パーク アンド ラブホテル』(111分 2007年)
15:20  トーク 熊坂出監督(聞き手)前田良三教授(ドイツ文学専修) 
受講料 無料
申込 不要
主催 立教大学文学部
共催 文学部100周年記念事業実行委員会
問合せ先 人文科学系事務室
TEL:03-3985-3392
404 Not Found | 立教大学

TALK: 1206 】
共同体と“開かれた”アート アートと公共性の関係
第二夜:創作/表現活動とパブリック・コード

日時:2008年12月6日(土)19:00〜21:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

白田秀彰(法学博士)+藤井光(アーティスト)+Arts and Law(作田知樹) ほか※交渉中

CAMP: TALK: 1206

鈴木謙介「「問題化される若者」の向こうへ」
司会 : 芹沢一也
日時 : 2008年12月06日(土) 14時〜16時
場所 : Synodos 〒154-0003 東京都世田谷区野沢
      (最寄り駅 東急田園都市線 駒沢大学駅
定員 : 8名 募集中!
費用 : 7,500円

セミナー概要:
2008年は、00年代になって注目を集めた「若者問題」の、大きなターニングポイントとなる年だったように思う。主に批判の対象としてクローズアップされてきた若者たちが、自らの意見を主張し、代弁し、反批判を行い、メディア化した。既存の雑誌が次々と休刊する中、ネットで、ミニコミ誌で、多様な「若者のことば」が語られることになった。
こうした出来事を歓迎しない向きはないだろう。だがこうした「若者による"若者論"の沸騰」は、従来の「無理解な大人vs問題化される若者」という枠組みで処理されていた種々の問題系を複雑化させてもいる。たとえば、「ロストジェネレーション」といったネガティブな名指しを内面化した言説空間の中で、本来ならば「貧困問題」として扱われるはずの出来事が世代間対立に回収されたり、「敵と味方」の過剰な峻別が若者内部での内ゲバを生み、それが別種の「若者論」として(元・若者を中心とした)業界関係者のおいしいエサにされたりといった事態が顕在化するようになっているのだ。
特に興味深いのは、若者たちの抱える困難を「寂しさの問題」と「貧しさの問題」のいずれに帰属させて理解するべきかといった点での対立である。6月に起きた秋葉原無差別殺傷事件や、10月にソウルで起きた放火殺人事件のように、犯行の動機に「寂しさ(実存)の問題」が語られる事件が、なぜか「貧しさ(格差)の問題」として理解され、処理されるという出来事が目立つようになっている。一部の論者はこれを「個人的に抱えられた実存の不満を社会問題へとすり替えているに過ぎない」として批判しているが、他方でこうした人々に対しての「現に存在する経済格差をすべて実存の問題に回収する自己責任論である」という反批判も存在する。
今回のセミナーでは、(1)「なぜ若者論は若者を問題化するようになったのか」について歴史的な展開を説明し、(2)現代の若者にとって「寂しさの問題」と「貧しさの問題」は切り離し得ないものであることを明らかにし、(3)「若者」と「若者の敵」というパースペクティブを相対化した処方箋のあり方について論じてみたいと思う。そろそろ「あいつが若者の敵だ」といった否定的な名指しで元気になるカンフル剤的言説の賞味期限も限界だ。質の悪いドリンク剤で中毒症状を起こさないためにも、近視眼的で不勉強な議論ではなく、社会科学のオーソドックスな理解を用いる智恵が必要なのである。

鈴木謙介(すずき・けんすけ)
1976年生まれ。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。専攻は理論社会学。インターネット、ケータイなど、情報化社会の最新の事例研究と、政治哲学を中心とした理論的研究を架橋させながら、独自の社会理論を展開している。2006年より、TBSラジオで「文化系トークラジオLife」のメインパーソナリティをつとめる。同番組は2008年、第45回ギャラクシー賞ラジオ部門において大賞を受賞。著書に『カーニヴァル化する社会』(講談社現代新書)『サブカル・ニッポンの新自由主義』(ちくま新書)ほか多数。

佐高信の辛口100社事典』(七つ森書館)刊行記念トーク&サイン会
辛口・人気企業ランキング−いい会社・悪い会社−

佐高信
開催日時 2008年12月6日(土曜日)15:00から17:00 開場14:45
開催場所 神田本店6階
参加方法 要予約。参加費500円
電話または、メール(tokyodosyoten(あっと)nifty.com)にて、件名「佐高信氏イベント希望」・お名前・お電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
12月5日以降は、お電話にてお問合せください。
電話 03−3291−5181
http://www.tokyodoshoten.co.jp/event9.htm

公開シンポジウム「竹内好の残したもの」共催・編集グループSURE/思想の科学研究会

 竹内好が、21世紀の私たちに残したもの、それは何か?新しい混迷のなかから、国家、歴史、人間のいとなみを、どのようにとらえかえすか。
 竹内好氏が世を去って、三〇年余りが経ちました。しかし、竹内さんが考え、論じ残したものは、いまこそ、その意味をいよいよ増しているようにも思えます。
 「国家」が肥大していくもとでも、それとは異なる方向をめざす民衆のつながりの芽が、国の違いを越えて育ちうることに、竹内さんは着目し続けました。また、右に左にうつろいを続ける世相のなかにあっても、歴史の時間をつらぬく「抵抗」というものに、人が人らしく生きられる道すじを求めようとした人でもありました。
 竹内好が残したものから、未来にむけて、どんな知恵を引き出せるか?さまざまな世代のあいだで、そのことを論じあってみる一日を持ちたいと思います。

講演者 中島岳志 南アジア地域研究者、北海道大学大学院准教授、著書に『中村屋のボース』、『パール判事』など。

コーディネーター 鶴見俊輔(哲学者)
発言大澤真幸社会学者)、山田慶兒(科学史家)、井波律子(中国文学者)、山田稔(作家)、黒川創(作家)  ほか
シンポジウム司会 高橋幸子(「はなかみ通信」編集発行人)
交流会進行 那須耕介法哲学者)
日時 2008年12月6日(土)開会10時30分(開場10時)終会16時
*16時30分からビュッフェ形式による交流会で、引き続き発言や質疑応答を交わします。
場所 京大会館

前売り券  2000円 (当日券 2500円)
交流会参加費 5000円 (前売り券と交流会のセット券は7000円です)

参加申し込み方法
 郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、イベント名(「竹内好の残したもの」)、枚数をご記入の上、〔00910・1・93863 編集グループSURE〕あてに、お一人につき前売り券2000円+送料210円をお払い込みください。シンポジウムと交流会のセット券は7000円+送料210です。セット券をご希望の場合は、払込用紙の通信欄にその旨明記してください。(振込用紙の書き方)
 送料は一回につき、チケット、編集グループSURE発行の書籍など、何点でも210円です(日本国内、同一の宛先に)。
 チケットは11月中旬にわたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。会場に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。
 送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨を問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)

レヴィ=ストロース生誕100年記念シンポジウムのお知らせ

2008年12月6日(土)13:30‐17:00、東京・恵比寿の東京日仏会館で、レヴィ=ストロース生誕100年記念シンポジウム「今日のレヴィ=ストロース」が開かれます。
日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー | 2008年12月06日(土)

文化人類学現代思想に深い影響を与えてきたクロード・レヴィ=ストロースは、今年11月28日に満100歳の誕生日を迎えられます。記念シンポジウムではこの20世紀を代表する人文学の探究者のさまざまな面に光をあて、その仕事の今日的意義を探ります。報告者は、いずれもレヴィ=ストロースの仕事に持続的な関心をよせ多くの刺戟をえてきた人類学者、つぎの5人の方々です。

フランソワ・ラプラティヌ(Francois Laplatine)  リヨン第二大学教授 今日のフランスにおける民族精神医学・人類学の代表者 著書多数(未邦訳)
今福龍太  東京外国語大学教授 人類学と詩学を架橋 近刊『サンパウロへのサウダージ』(みすず書房
渡辺公三  立命館大学大学院教授 人類学とその歴史を探究 著書『レヴィ=ストロース――構造』(講談社)ほか
出口顯  島根大学教授 人類学による現代社会への探究 著書『レヴィ=ストロース斜め読み』(青弓社)ほか
フレデリック・ケック(Frederick Keck)  フランス国立研究センター教授 感染症のカタストロフィーの人類学を追求 2008年5月にフランスで刊行されたプレイヤード版レヴィ=ストロース著作集の編者のひとり
同時通訳つき・入場無料・申込不要、お問い合わせは日仏会館フランス事務所へ。
日仏会館フランス事務所

国家とナショナリズムをめぐって

東京大学准教授  北田 暁大
津田塾大准教授  萱野 稔人

12/6 土曜日 18:30-20:30
会員 3,360円 一般 3,990

国家とは、古典的な定義では合法的な暴力を有する組織体ですが、現在の国家はどう捉えるべきか。ナショナリズムの再考にも直結するこの議論を気鋭の講師が徹底討論します。

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=33048&userflg=0

自由な社会の条件 京都大学教授 大澤 真幸
土曜日・時間 15:30-17:00 ・回数全5回
日程 12/6, 1/10, 2/7, 3/7, 4/4
受講料 会員 14,700円 一般 17,850円
講座内容 21世紀の幕開けにたつわれわれは、こう問うべきであろう。20世紀の思想的教訓とは、何であったか、と。20世紀の大半は、「冷戦」の対立に枠付けられていた。そして、冷戦は、20世紀の終幕とタイミングを合わせるようにして、おおむね終結した。冷戦に関してわれわれが銘記すべきは、冷戦は冷戦であった−−熱戦ではなかった−−ということである。つまり、冷戦は、ついに、主要国同士の武力衝突を経ずに終わったのだ。
そうであるとすれば、冷戦を終結させた要素は〈自由〉の魅力以外のものではありえない。20世紀の社会学的・社会思想的な教訓とは、それゆえ、社会を構想するにあたって、われわれは〈自由〉を上回る理念をかかげるべきではない、ということである。
〈自由な社会〉をもたらす条件は何か、そして、そうした条件を整えるためにはどのような課題があるのか、を考える。(前期からの継続講座)

備考
前期からの継続講座です。
総合パンフレットの日程が、変わりました。
11月1日は休講です。この分が繰り延べになり、今期は4月4日(土)までとなります。
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=30354&userflg=0

「装置としての死刑(仮)」
■日時
12月6日(土)/7日(日)・AsagayaLoft/A
■上演プログラム
18時30分・Loft/OPEN
19時30分・第1部・トークショー『装置としての死刑(仮)』/START
20時10分・休憩
20時30分・第2部・演劇『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』/START
21時40分・終演

出演
第1部・トークショー『装置としての死刑(仮)』
鈴木邦男(一水会顧問)・高木尋士(劇団再生代表)・他

第2部・演劇『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』
【劇団再生劇団員】市川未来・磯崎いなほ・鶴見直斗・田中惠子・さとうまりこ・あべあゆみ・田上雄理・福井貴男・宮永歩実

料金 2,500円(1ドリンク付・追加オーダーは別途)

全席自由・各回とも限定90名様 事前にご予約を頂いた方より優先入場となります。

ご予約方法 このサイトからメールでご予約いただけます

公演案内をお送りいたします
メール(saisei(あっと)engeki.ne.jp) ファックス(03-6862-5869/高木)