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武市健人『歴史存在論の研究』(1943年)を読み解く」の 第2

Life番外編 charlieの新刊をめぐって1
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Life番外編 charlieの新刊をめぐって2

ブレインズ第3期募集要領<講義日程>

赤坂大輔「超現代映画論」
 10/23(木)、11/20(木)、12/18(木)、1/15(木)、2/12(木)
ばるぼら「誰も知らないサブカルチャー考古学」
 10/24(金)11/21(金)、12/19(金)、1/16(金)、2/13(金)
佐々木敦「UNKNOWN not MIX〜トーク・アフター・リスニング」
 10/31(金)、11/28(金)、1/9(金)、2/6(金)、3/6(金)
佐々木敦「ボーダーレス「小説」史」
 11/14(金)、12/12(金)、1/23(金)、2/20(金)、3/20(金)
荻原孝文+佐々木敦「ポストロック(再)入門」
 10/30(木)、11/26(水)、12/22(月)
畠中実+佐々木敦サウンドアート(再)入門」
 10/29(水)、11/12(水)、12/10(水)
※講義日程は変更になる場合があります。<受講料>赤坂大輔、ばるぼら佐々木敦2講座 全5回通し15000円(各回3000円×5回)
畠中実+佐々木敦、荻原孝文+佐々木敦 全3回通し 9000円(各回3000円×3回)
飲物/資料代等含む<時間>20時〜22時(予定)<定員> 各回約20名<第一次募集期間> 10月6日(月)〜10月14日(火)<申込方法>10月6日(月)よりお申込みを開始致します。「HEADZ onlineshop」からお申込ください。第1次募集では全回通しのみでの受付となります。定員になり次第、締め切らせていただきます。その後お席の状況によっては単回での募集を受け付けます。<支払い方法> 銀行振込(みずほ銀行)返信メールに記載されている指定口座にお振込ください。振込手数料はお客様でご負担いただきますようお願い致します。ご入金の確認が取れましたら、折り返し予約確定のご連絡をさせていただきます。<お支払い時期>前払い 銀行振込の場合は講義前日までにご入金が確認できるようお振込をお願い致します。
ご入金前のキャンセルにつきましては、速やかにmail@brainz-jp.comまで「キャンセル希望」のご連絡をお願い致します。キャンセルのご連絡がない場合、こちらから確認のお電話をさせていただきます。尚、ご入金後のご予約取消、受講料払戻はできませんのでご了承ください。
http://brainz-jp.com/apply/

八重洲ブックセンター本店 開店30周年記念
高千穂遙先生×一本木蛮先生
 『じてんしゃ日記』トークショー
『じてんしゃ日記2008』早川書房発行、定価税込1,050円
ISBN: 978-4-15-208935-9(ISBN_10: 4-15-208935-0)
早川書房『じてんしゃ日記』『じてんしゃ日記2008』著者の高千穂遙先生、一本木蛮先生に、自転車の魅力から、そのディープな楽しみ方、さらに自転車がはらんでいる問題とその未来まで、自転車ライフを充実させる知恵と秘訣について語り合って頂く予定です。
また、当日の講演会後にサイン会を予定しております。
日 時:2008年10月6日(月) 18:30~20:00(開場18:00)
会 場:八重洲ブックセンター 本店8階ギャラリー
募集人員:70名(申込先着順)
講演会終了後、高千穂遙先生・一本木蛮先生のサイン会を行います。
参加費:無料
申込方法:申込書に必要事項を明記の上、1Fレファレンスコーナーまで。 申込用紙は同コーナーに用意しております。また、電話 03-3281-7797 にても承 ります。
主 催:八重洲ブックセンター
【講演者紹介】 高千穂遙(たかちほ・はるか)
1951年愛知県生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年〈クラッシャージョウ〉シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年よりスタートした〈ダーティペア〉シリーズは、SFファンの圧倒的支持を得た。
【講演者紹介】 一本木蛮(いっぽんぎ・ばん)
1965年1月4日ヨコハマ生まれ。田園調布双葉卒業・玉川大学農学部中退。82年コスプレをして漫画を描く異色作家として漫画家デビュー。TV・映画・ラジオ、AVから医療誌までとその活動エリアは幅広い。近著に『戦え奥さん!!不妊症ブギ』。
http://www.yaesu-book.co.jp/events/index.html#takachiho

現代刑罰国家の生成とその〈外部〉
―米国不法移民の日雇い労働=生活世界―

<ゲスト>
田中研之輔(法政大学キャリアデザイン学部専任講師)
<モデレーター>
南後由和東京大学大学院情報学環助教

■1970 年代中期以降に米国では、収監人口の激増、司法犯罪制度の再設計、刑罰産業の拡大に象徴的にみられる刑罰化政策が急速に推し進められてきた。これらの動向は、「単に経済的貧窮層の社会的排除ではなく、社会権利的・社会存在的に深刻な状況におかれている〈脆弱な貧者〉を処罰していく〈監視社会から監獄化社会〉への社会的変化を先導する国家の刑罰志向への転回をさし、強力な実践的効力を持つ」[拙稿2008「新自由主義社会的排除―ロイック・ヴァカンの刑罰国家論」『論座』(朝日新聞社)、p.134]、いわば、〈新自由主義国家の刑罰論的転回〉としてまとめる事ができる社会動態変化であるといえる。
■ ここ数年、議論される機会の多かったゼロトレランス政策、監視社会論、排除型社会論などは、この新自由主義国家の刑罰論的転回の段階的展開を経験的に(かつそうであるがゆえに、断片的に)捉えてきた問題構成であった。ポイントは、ここにみる現代国家の刑罰化が、たんに「上」から推し進められてきた強硬政策だっただけでなく、市民の日常生活空間での不安への過剰な反応や、セキュリティ・ボランタリズムにも共鳴することで「下」からも受容されてきたグラスルーツな活動への迅速な国家的対応として正統化されてきたことである。
■今回の報告では、前半に、「現代刑罰国家の生成」の構造的・社会的背景を明らかにしていく。後半では、現代刑罰国家の〈外部〉に存立する米国不法移民の日雇い労働の生活世界を取り上げる。時間の許す限り、米国の現代社会階級・階層構造と、民族−人種支配、社会的排除、領域的スティグマ化(ロイック・ヴァカン、2007)の分析視座を導入しながら、本事例を分析していく。これらの話題提供をもとにフロアの皆さんと、ハイパー・グローバリゼーション下の現代刑罰国家の暴走ぶりとその矛盾点、さらには、都市周縁層の〈生存権〉について議論を深めていきたい。

*上記内容の詳細については、拙稿訳ロイック・ヴァカン著『貧者を罰すること―社会的分極化と刑罰の激増』(論座朝日新聞社、2008年9月号、p.122-132.)を参照して下さい。
*なお、ロイック・ヴァカン氏は、2008年12月17日から20日国際文化会館で開催される世界社会学会都市・地域部会、東京国際会議に出席するために初来日します。詳細は、http://www4.ocn.ne.jp/~mmaru/index_j.htm 。また、この初来日にあたり、東京・北海道・名古屋等でヴァカン氏の特別講演会・研究会等を開催いたします。ご興味のある方は、当日、報告者までお尋ねください。

日時:2008年10月6日(月)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
田中研之輔|Kennosuke Tanaka
1976 年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部専任講師。一橋大学大学院社会学研究科後期博士課程を単位取得退学後、メルボルン大学政治学社会学プログラムで 2年間、その後、カリフォルニア大学バークレー社会学部で2年間、研究に従事する。専門は、社会学。近年の主な関心は、都市周縁層論、刑罰社会論、リフレクシブ・フィールドワーク論など。2008年4月より現職。
南後由和|Yoshikazu Nango
1979 年大阪府生まれ。東京大学大学院情報学環助教東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専攻は社会学、都市・建築論。アンリ・ルフェーヴルシチュアシオニストの都市論を学びつつ、建築家の有名性やグラフィティ文化など、都市・建築をめぐる有名性/匿名性の位相の研究に従事。
CAMP: TALK: 1006

劇的3時間SHOW 10人のコンテンツ
2008年10月6日(月)〜10月15日(水)の10日間。
場所 青山スパイラルホール
入場無料
出演者見城徹リリーフランキー大宮エリー佐藤可士和堤幸彦、川上未央子。
geki3.jp

フォーラム神保町では、7月に引き続き、 佐藤優の短期集中ゼミ「武市健人『歴史存在論の研究』(1943年)を読み解く」の 第2弾を開催する運びとなりました。

武市健人(たけちたてひと、1901-1986)は、日本の著名なヘーゲル研究者で哲学者です。武市は、マルクスの『資本論』の構成からヘーゲルの『大論理学』を再構成しようとし、また、宇野弘蔵の経済哲学と武市のヘーゲル弁証法理解には親和性があります。
戦時中、マルクスについて一言も言及できないような状況で、武市は、ヘーゲル西田幾多郎について解釈することで、それがマルクスと同じことを別の言葉で表現しようとしました。
また、戦争で学生にとって死が身近に感じられる状況で、「哲学することの意味」と本書で正面から取り組んでいます。
 前回に引き続き、超越の問題について取り扱い、日本的な超越理解の問題として、田邊元について検討します。本書の読み解きをしておけば、難解な哲学書を自ら読み進めていくことが可能になります。編集者にとって実用性の高い講義にしようと思っています。

つきましては、あらためて受講者を下記の日程にて公募致します。
日時 テーマ
第1回 10月6日(月) 19:00〜21:00 *超越の歴史性
第2回 10月7日(火) 19:00〜21:00 *スピノザの意味
第3回 10月8日(水) 19:00〜21:00 *京都学派とは?
第4回 10月9日(木) 19 : 00〜21 : 00 *歴史的現実の罠

【定員】 15名
【受講条件】 受講条件は、以下の通りです。

1.メディア関係者
2.大学生、大学院生
3.1.2.以外の方で、将来、メディア関係もしくはアカデミズムの職につくことを希望する者
4.講義で用いるテキストを読む意思がある者

 なお、受講者の受付はお申し込み順とさせていただきますが、定員を超えた場合は、職能会員(会費をお振り込みいただいた方)を優先させていただきます。
 お申し込みいただいた方には、メールにて結果をご通知致します。

【申し込み】  受講希望者は、それぞれ、希望する回毎にお申し込み下さい。
 テーマは毎回変わりますので、全講座をお申し込みいただいても、講座毎にお申し込みいただいても、どちらでも結構です。

【資料】 (1) 武市健人「歴史存在論の研究」櫻井書店、1943年
残念ながら、本書は戦後復刻されず、絶版になっています。
古書店で買い求めるか、図書館などでコピーをとってください。
どうしてもテキストが入手できない場合は、メールで事務局(info@forum-j.com)まで連絡をとってください。対応を考えます。

(2)田邊元『歴史的現實』岩波書店、1940年
本書は戦前、戦中の大ベストセラーでしたが、戦後、岩波書店は、同書を覆刻していません。
図書館で借りだしてとるか、古本屋で購入してください。
「日本の古本屋」(http://www.kosho.or.jp)に数点出ています。
また、2001年にこぶし書房から本書を収録した田邊元の著作集がでており、これは大手書店で入手できます
田辺元著/黒田寛一編・解説『歴史的現実』こぶし書房、2001年、ISBN4-87559-149-7)。

【会場】 千代田区神田神保町3−1−6日建ビル9階(専大前交差点角)
【アクセス】 地下鉄の都営新宿線三田線 営団半蔵門線で《神保町駅》下車、A1出口を出ると「専大前」の交差点になります。
その横断歩道を渡って、交差点角の城南信金庫隣りのビル。徒歩1分。
1階が喫茶店「珈琲館」で、その脇に階段があり、エレベーターで9階へ。
駐車場はございません。

佐藤優の短期集中ゼミ「武市健人『歴史存在論の研究』(1943年)を読み解く」の 第2弾
http://www.forum-j.com/contacta.html