河村書店

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日本・現代・演劇を問い直す

『「口説く」 人は必ず心を開く』発売記念 トークショー&サイン会!

■イベント詳細情報

日時 : 2010年11月12日(金)19:15〜
会場 : 大盛堂書店3Fイベントスペース
定員 : 先着50名様
内容 : トークショー(著者・つんく♂×メディアジャーナリスト・津田大介
     サイン会(著者・つんく♂さんのサイン入り『「口説く」 人は必ず心を開く』をお渡し)


■イベント参加方法

・当店にて、書籍代金(定価1575円)を購入していただいた方にイベント参加整理券を配布
→イベント当日、整理券をお持ちいただき、イベントにご参加いただけます(書籍はイベント当日にサイン入りのものをお渡しいたします)。※変更の可能性あり

○整理券は当店1階レジにて現在販売中です!

※電話、e-mailなどによる店頭でのお取り置きは致しません。
※書籍は、イベント当日にイベント会場にてお渡しします。 (イベント当日、ご参加されなかった場合は後日レジにてお渡しいたします。)
※イベント会場の入場(小学生以上の方)には整理券が必要です。
※整理券の再発行は致しません。
※整理券をお持ちでない方は、いかなる理由でも当日会場に入ることはできませんので、整理券をお持ちの方は大切に保管し、忘れずに当日お持ちください。

■注意事項

・開演前のお待ち合わせ等は、固くご遠慮申し上げます。
津田大介さんのサイン会は行いません。

■お問い合わせ

その他、お問い合わせは店頭あるいは電話(03-5784-4900)にてお伺い致します(営業時間は10:30〜21:00です)。

『口説く』つんく♂1575円(税込) 青志社

大盛堂書店 イベント情報

11月12日(金) 現代日本の閉塞感と新たな社会構想
講師:高原 基彰(東京工科大学非常勤講師)

《講義内容》
日本における支配的な自画像というのは「歴史(の変化)なき超安定社会」を目指す「右ヴァージョンの反近代主義」にあった。それに反対する議論は、労働や国家すべてを否定して「見果てぬ夢」を語る「左ヴァージョンの反近代主義」に収斂していった。これら両極端な立場に二元化した思想状況の中で、先進国全般に生じた70年代以後の社会変動――福祉削減、格差拡大、雇用環境悪化など――に対する、有効な思想が左右双方から提示されずに来た。しかも前者が経済団体の方向転換から中途で放棄されたことで、すべての主体が「ハシゴを外された」状態になり、かつそれを代替する構想も生まれなかった。政権交代を経ても継続している、こうした閉塞感の来歴を認識した上で、あり得る積極的な社会構想とは何かを考えたい。

《講師プロフィール》
高原基彰(たかはら・もとあき/東京工科大学非常勤講師)
1976年神奈川県生。東京工科大学非常勤講師、国際大学GLOCOM客員研究員。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。日本・韓国・中国の開発体制の変容とグローバリゼーションにともなう社会変動を研究。著書に『現代日本の転機』(NHKブックス)、『不安型ナショナリズムの時代』(洋泉社新書y)、共著書に『自由への問い6 労働』(岩波書店)、『グローバリゼーションと文化変容』(世界思想社)など。

http://www.keiho-u.ac.jp/academia10/renzoku1.html

栗原幸夫『わが先行者たち』(水声社野崎六助『日本探偵小説論』(水声社)刊行記念
1920年代の反逆思想!

栗原幸夫×野崎六助

■2010年11月12日(金)開演18:30(開場18:00)

1927年生まれの栗原幸夫さんは、敗戦直後からの65年にわたって、埴谷雄高中野重治、堀田善衞といった表現者たちと、編集者としてあるいは「べ平連」や「アジア・アフリカ作家会議」などの社会運動で行動をともにし、プロレタリア文学の研究者としても多くの仕事をされてきました。  いっぽう1947年生まれの野崎六助さんは、作家として数々の推理小説を執筆しながら、評論家としても『北米探偵小説論』『捕物帖の百年』などで、日米の探偵/推理小説史をトータルに捉えようと試みる意欲的な活動でしられています。  そのおふたりがともに日本の近現代文学の起点として着目するのが、いわゆる《大正アヴァンギャルド》として知られる1920年代の一時期です。  今回、水声社より栗原さんの『わが先行者たち 文学的肖像』、野崎さんの『日本探偵小説論』が相次いで刊行されたのを記念して、それらの著書では論じきれなかった「補遺」として、大杉栄たちを主人公にしたアナ/ボルの思想的葛藤、村山知義らの《マヴォ》に代表される前衛芸術運動など、混沌とした魅力にあふれた《反逆の思想》の可能性と現代の文化状況について語り合っていただきます。

◆プロフィール◆
栗原幸夫(くりはら・ゆきお)
1927年生まれ。批評家、編集者。編集者として『週刊読書人』、『日本読書新聞』、三一書房などを舞台に活躍し、運動者としてべ平連、アジア・アフリカ作家会議などの中軸をになう。評論集『肩書きのない仕事』(1977年)、『増補新版プロレタリア文学とその時代』(2004年)、埴谷雄高との共著『埴谷雄高 語る』(1994年)など著編書多数。

野崎六助(のざき・ろくすけ)
1947年生まれ。作家、評論家。『北米探偵小説論』(1991年)で1992年度日本推理作家協会賞受賞。小説『煉獄回廊』(新潮社、1999年)、『安吾探偵控』シリーズ(2003?06年)、『魂と罪責 ― ひとつの在日朝鮮人文学論』(インパクト出版会、2008年)、『捕物帖の百年』(彩流社、2010年)など著書多数。

☆場  所  ジュンク堂 新宿店 8Fカフェ
☆入 場 料  1,000円 (1ドリンク付き)
☆定  員  50名
☆予約受付は7Fレジカウンターにて、また電話ご予約も承ります。

ジュンク堂書店 新宿店 TEL 03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20101112shinjuku

F/T シンポジウム
テーマ3:日本・現代・演劇を問い直す

11.12(金) 19:00-21:00

歴史の蓄積のない「悪い場所」で独自の進化を遂げた日本の現代演劇。ここではダムタイプ以後の流れを検証し、他ジャンルや社会との関係を含めた歴史の中でその「現代」性を捉え直す。アクチュアルかつ新しい表現はいかにして可能か――アジアにおいても共有可能な創造と批評の軸を探り、その実現のためのプラットフォーム作りに踏み出す。

パネリスト
佐々木 敦 (批評家)
飴屋法水 (演出家 / 美術家)
市村作知雄(F/T実行委員長)
黒瀬陽平(美術家 / 美術評論家
司会
内野 儀(演劇批評家)

各回1,000円(前売・当日) 日本語のみ
あうるすぽっと
tel:03-5391-0751
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F
東京メトロ有楽町線東池袋駅」6・7番出口より直結
JR他「池袋駅」東口より徒歩10分
都電荒川線東池袋四丁目」駅より徒歩2分

http://ht.ly/2SpZo