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天才はひとつのことしか言わない―第三の審級

自由人権協会(JCLU)大阪・兵庫支部総会記念講演
「生きさせろ!来襲する貧困とプレカリアートの反撃!〜雨宮処凛は語る〜」
お話:雨宮処凛さん(作家)  聞き手:七堂眞紀(JCLU会員)
日時:2008年5月17日(土)14時30分〜16時30分
場所:神戸市勤労会館4階講習室403〜404
   神戸市中央区雲井通5−1−2
   ℡ 078(232)1881
   JR、阪急、阪神、地下鉄「三宮」駅より東へ徒歩5分
   神戸中央区役所の西
入場無料・予約不要(定員約100名)

日本の非正規雇用労働者は1600万人を超えた。派遣企業が4兆円の利益を上げる反面、15歳から34歳の非正規雇用(パート、アルバイト、派遣)の年収は平均106万円。まさに「搾取」「貧困」という言葉が復活し、猛威をふるっている現在、バブル崩壊後の「失われた世代」であり、不安定労働者「プレカリアート」問題を取材し、運動にも積極的に関わっておられる作家雨宮処凛氏に、若年非正規労働者達の問題を熱く鋭く語っていただきます。

主催 社団法人自由人権協会大阪・兵庫
http://www.ki.rim.or.jp/~jclu_oh/

<時代>は変えられる ―民主主義はつくり直せるか?― 大澤真幸トークイベント 『逆接の民主主義―格闘する思想―』(角川書店) 『不可能性の時代』(岩波書店) 出版記念
■日時 … 2008年5月17日(土)15:00〜
■会場 … ジュンク堂書店大阪本店3階喫茶にて。入場料500円
■定員 … 40名。
■3階東カウンターにて予約受付。電話予約可。 TEL  06-4799-1090

21世紀に入ってもなお、混迷の中をただよう日本……
理想のモデルが見つからない焦燥と空しさ……
この停滞と閉塞を破ることは出来るのか!?
言葉遊びでなく、真摯に問題を解決する気鋭の社会学者が
「これからの構想」を示す

パネラー紹介
大澤真幸(おおさわ・まさち)/1958年、長野県生れ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は社会学。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)にて第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を受賞。ほか、著書に『身体の比較社会学』(勁草書房)『戦後の思想空間』(筑摩書房)『文明の内なる衝突』(日本放送出版協会)などがある。

2008年4月、10年ぶりの新書を2冊刊行。

http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-osaka.html#20080517osaka

日時 2008年5月17日(土) 14時30分〜17時
場所 Synodos 〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-3-1-101
(最寄り駅 東急田園都市線 駒沢大学駅 JR渋谷駅)
定員 募集中 8名(うち学生2名) 費用 8,000円(学生・大学院生 4,000円)

セミナー概要
 グローバル・ジャスティス運動(GJM)の展開につれて、新しいクリティカルな知のうねりが徐々にかたちをとって浮上しつつある。整理したいならばいろいろ表現はできよう。ポスト・シアトルの思想、ポスト・ポスト68年の思想、アウトノミスト(自律主義)+シチュアシオニストアナキズムなどなど。哲学はもちろん、経済学から歴史学、人類学までその領域も横断的である。こうした趨勢は、おそらく直接にはGJMの動きと変貌の渦中にありながら、しかしより幅をとってみるならそれは、知の生産や流通の形態の変容、それを取り巻く権力と自己の編成の変容といった、大きな地殻変動を文脈としているに違いない。ここでは近年公刊された複数の理論家のテキストを紹介しながら、いまそこで何が起きているのか、考えてみたい。

酒井隆史(さかい・たかし) 1965年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。現在、大阪府立大学教員。著書に『自由論――現在性の系譜学』(青土社)、『暴力の哲学』(河出書房新社)、共著に『フーコーの後で』(慶応大学出版)など。訳書にアントニオ・ネグリマイケル・ハート『<帝国>――グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』(以文社)などがある。現在、『現代思想』誌にて「通天閣」連載中。
http://kazuyaserizawa.com/synodos/seminar/index.html#18

G8MediaNetwork TV インタビュー/酒井隆史氏 『自由論』や『暴力論』といった著作や『帝国』(マイケル・ハートアントニオ・ネグリ)の共訳者として知られる社会学者・酒井隆史氏のインタビュー。デモクラシーの危機といった観点からG8サミットの問題点について語ってもらう。

制作:山川 宗則
http://tv.g8medianetwork.org/?q=node/62

吉祥寺バウスシアター爆音映画祭

17日(土):かえる目+『喜劇 とんかつ一代』

1963年/94分
配給:東宝
監督:川島雄三
出演:森繁久弥加東大介、淡路千景、フランキー堺三木のり平、ほか
製作:佐藤一郎、椎野英之
原作:八住利雄
脚本:柳沢類寿
撮影:岡崎宏三
音楽:松井八郎

『喜劇 とんかつ一代』 解説
高級洋食店と庶民的なとんかつ屋の確執を、主演の森繁自らが歌う「とんかつの唄」などユーモラスな音楽とともに描いたコメディ。

『喜劇 とんかつ一代』 コメント
「古びたシャリシャリのプリントの向こうから、とんかつを言祝ぐすばらしい歌子がやってくる! いまから楽しみでしかたない! (じつはまだ見たことがない)」(かえる目・かえるさん)

かえる目(かえるもく) プロフィール
かえるさんこと、細馬宏通の作詞作曲と不安定なボーカル、宇波拓・木下和重・中尾勘二によるつつましくも練達の演奏によるカルテット。2007年、「おっさんの体にユーミンが宿る」というキャッチコピーのもと、1st アルバム『主観』をリリースした。
http://www.bakuon-bb.net/event.php#tonkatsu