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新国立競技場のもう 1 つの可能性

マーケティング・コミュニケーションのちから DAY1
「オーディエンス革命を乗り切るマーケティング

日 時 : 2014年5月12日(月) 13:30〜17:30 
会 場 : 公益社団法人 日本マーケティング協会 アカデミーホール
  〒106-0032 東京都港区六本木3-5-27 六本木山田ビル9F


スケジュール
13:30〜14:10
セミナー全体の仮説と構想本日の解題
「デジタルオーディエンス革命〜現在何がどう変化しているのか」
◆オーディエンス革命を把握する
マーケティングに何ができるか
中央大学 ビジネススクール教授 田中 洋氏
14:10〜14:50
「オーディエンスは存在するか 〜行動予測の時代のオーディエンス」
マーケティングリサーチのトレンドは行動予測に
◆行動予測だけでオーディエンスの満足を引き出せるか
関西学院大学 社会学部准教授 鈴木 謙介氏
14:50〜15:05
休憩
15:05〜15:45
「オーディエンス主権」時代のマーケティング・コミュニケーションのあり方
  〜LINEでの成功事例に学ぶ、「無視されない広告」の条件〜 
SNS/メッセンジャー時代の消費者コミュニケーションの実態
◆上記のような環境においても、実効果を出すことが出来たLINEのケーススタディ
LINE 上級執行役員 法人ビジネス担当 田端 信太郎氏
15:45〜16:25
「マルチスクリーン時代のユーザー行動分析」
◆シングルソースデータによるユーザー行動分析とは
◆メディア行動起点のユーザーセグメンテーション
グーグル マーケットインサイト統括部長 小林 伸一郎氏
16:25〜17:30
パネルディスカッション
「オーディエンス革命を乗り切るマーケティング
パネリスト: 関西学院大学 社会学部准教授 鈴木 謙介氏
グーグル マーケットインサイト統括部長 小林伸一郎
LINE 上級執行役員 法人ビジネス担当  田端信太郎
コーディネーター: 中央大学 ビジネススクール教授 田中  洋氏
※都合により、スケジュール・内容などを変更させて頂く可能性がございます。ご了承下さい。
ソーシャルメディアは依然活況を呈しています。一方で2020年オリンピック招致やアベノミクス効果か、テレビを中心とした広告界も好調を取り戻しつつあります。公益社団法人 日本マーケティング協会では、2010年の「新聞のちから」を皮切りに「雑誌のちから」、「テレビのちから」と従来のマス・メディアの自助努力や機能変化に着目し、マーケティング・コミュニケーションにおける役割を再検証すべくセミナーを開催してまいりました。2014年、その集大成として、「マーケティング・コミュニケーションのちから」と題したシリーズ・セミナーの実施を企図しております。
セミナーのシリーズ化に当たっては、ステークホルダーごとの視座を意図した構成を考えました。すなわちオーディエンス(広告などを見る消費者)、メディア、企業(マーケティングコミュニケーションの主体、広告主)、広告会社、の四者です。ステイクホルダーパラダイム変遷と構造変化をシリーズで検証しようというものです。構造変化は関係性の変化やビジネスモデルの変更にまで及びます。
■以上を企画した背景にはデジタル化があるのは言うまでもありません。デジタル化の影響は根本的な次元に及びます。例えばメディアにとって重要な編集・編成と言ったこと。これらは時間軸で行われるプロフェッショナルな行為ですが、デジタル・アーカイブはその概念を打ち破ります(時間軸の破壊)。デジタルを応用したコンテンツマーケティングの領域では、従来広告主側だった企業自体がコンテンツを発信します。これにより、メディアとクライアントと言う昔からのビジネス関係に競合関係とも言うべき緊張感が漂うかもしれません(領域の破壊)。
■現在進行しているメディアの現象の中で特筆すべきポイントのひとつは、オーディエンスの変化です。これを「デジタルオーディエンス革命」と呼んでみたいと思います。オーディエンスが能動的になったのみならず、コミュニケーションチャネルの主導権を取るようになったのです。それではこうした事態にマーケティング側はどう対応すべきなのでしょうか。
■シリーズ全体を通して、ステークホルダー独自の視点、ステークホルダー同士の関係論など、多面的な観点からの議論が展開されればと思います。ご自身の属する領域のみならず、インターディシプリナリーな関心を持ってご参加の検討を頂ければ幸いです。

参 加 費 : 会員 20,000円( (1名・消費税込)
          一般 35,000 円 (1名・消費税込)
定   員 : 150名(定員になり次第締め切らせて頂きます。)
申込方法 : WEB、e-mailによりお申込下さい(締切5月8日)
         e-mail: jma01@jma-jp.org
お問合せ : 担当 渡辺 TEL(03)5575-2101
支払方法 : 申込書が届いた後、案内・請求書をお送りいたします


http://www.jma2-jp.org/main/index.php?option=com_content&view=article&id=414:20140512day1

シンポジウムの会場と時間が変更になりました。
あわせて記者会見も開きます。
デザイン案05のコピー.pdf
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シンポ申込
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記者会見+緊急シンポジウム
新国立競技場のもう1つの可能性
伊東豊雄の国立競技場改修案発表をうけて
発言者:
中沢新一(人類学者、明治大学野生の科学研究所所長)
伊東豊雄(建築家、RIBAゴールドメダル、プリツカー賞受賞者)
森山高至(建築エコノミスト
松隈 洋(建築史家、京都工芸繊維大学教授)/司会

日時:2014 年 5 月 12 日(月)
記者会見:18:00-19:00(受付開始17:30)
シンポジウム:19:30-21:30(受付開始18:30)
会場:津田ホール(渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)
http://tsudahall.com/

会費:記者会見/無料、シンポジウム/一般1,000円、学生500円
定員:480名、要予約
申込先:
記者会見:記者会見申込
シンポジウム:シンポ申込
問合先:morisakura@nifty.com
主催:「新国立競技場緊急シンポジウム」実行委員会

3月末に公表するというはずの新国立競技場の基本設計がいまだ明らかにされず、建設費や東京オリンピック後の活用計画も不透明なまま、今ある、人々に愛された国立競技場がこの7月から解体されようとしています。このままでは2020年、東京オリンピック開催に必須なメインスタジアムという担保を失うことにもなりかねません。
今こそ、私たちは立ちどまってこの計画を考え直す必要があるのではないでしょうか?
昨年8月の建築家・槇文彦さんの問題提起を受け、賛同する4人が立ちあがりました。
人類学者の中沢新一さんは、オリンピック招致決定前から、明治神宮の森を破壊する今回の計画を批判し警鐘を鳴らしてきました。現在も『週刊現代』で「明治神宮アースダイバー」を連載し発言を続けています。
建築家の伊東豊雄さんは、新国立競技場の国際デザイン・コンクールに応募した経験から、槇さんや中沢さんの問題提起を真摯に受けとめ、今回、現国立競技場の改修案を作成しました。
また建築エコノミストの森山高至さんは、この問題について『ハフィントンポスト日本版』などで果敢に発言し、特に国立競技場の改修活用は全国で建替えのできない数多くの公共施設のモデルとなり、新たな時代の経済政策としても有効だと言っています。
さらに建築史家の松隈洋さんは、幻に終わった1940年と1964年の2つの東京オリンピックで繰り広げられた建築界の議論から、今回の計画の無謀さを訴えています。
この記者会見とシンポジウムでは、中沢さんの問題提起を受け、伊東さんが改修案を発表し、それをめぐり現計画以外の可能性を探ります。


http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/shinkokuritsu.html


チラシ(PDF)