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シリーズ知の巨人たち 井筒俊彦「意識と本質」を読む

プレ・母性のディストピア@10°CAFE



「プレ・母性のディストピア

全4回連続講義@高田馬場10°CAFE


カルチャーのホットスポットとしてその名を高めつつある「PLANETS×10°CAFE」イベントから、史上最長の連続講義が登場です!
近頃は「PLANETS vol.8」を中心として、広く社会や政治に関する言及が多い宇野常寛
しかし、実は(周知の通り)宇野はサブカルチャー領域に表れる性的なモチーフにこそ、主たる関心を寄せている批評家なのです。
そんな宇野がこの度、十二分にエネルギーを蓄えて帰ってきます!
目指すは長らく刊行が待望されている「母性のディストピア」の年内刊行!!
この、一見あまりに遠大な目標に向けて、全力の宇野が自身のメインの戦場で頭脳を冴え渡らせ続ける連続講義!
4ヶ月、全4回にわたって舌鋒ますます鋭くお送りいたします。
「PLANETS×10°CAFE」の新イベント、必見です。

■チケット
各回チケット販売開始!
3,000円(1回券・1ドリンク付き)
10,000円(枚数限定・全4回セット券・各回1ドリンク付き)
8,000円(枚数限定・学生割引チケット・全4回セット券・各回1ドリンク付き)
→→→チケットのご購入はこちら←←←

■スケジュール
6/13 (木)20:30〜22:00「テーマ:押井守
7/11(木)20:30〜22:00「テーマ:高橋留美子
8/1(木)20:30〜22:00「テーマ:宮崎駿
9/5(木)20:30〜22:00「テーマ:富野由悠季

■会場
10°CAFE(高田馬場駅から徒歩3分)
3階10℃スペース
東京都豊島区高田3−12−8
http://judecafe.com/


■予定の内容

第1回 「押井守
6/13(木)20:30〜22:00
■「攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー」など、硬質なロボットアニメの監督として世界中にファンを持つ押井守
同時に彼自身はミリタリー趣味や全共闘戦士としての自意識と熱い抱擁を交わしている。
■数多の作品群に通底する、ゲバ棒を振るいバリケード封鎖をする私と、父性/母性との関係への、根深い関心とは?
■「プレ・母性のディストピア」第一回は、押井守について語り尽くす贅沢な90分です。

第2回 「高橋留美子
7/11(木)20:30〜22:00
■日本のサブカルチャーを「母性」で切るならば、70年代末から各ジャンルに圧倒的な影響力を誇り、現在でも驚異的な仕事量をこなし存在感を放ち続けるこの女性作家を欠かすわけにはいかない。
■連続講義第二回のテーマは「高橋留美子」。代表作「うる星やつら」「めぞん一刻」等、彼女の世界には匂い立つような異形の「母性」が当たり前のようにそこにある。
■日本のアニメーション映画の金字塔「うる星やつら2」をめぐる、押井守高橋留美子との微妙な、しかし決定的な差異とは?

第3回 「宮崎駿
8/1(木)20:30〜22:00
■「風の谷のナウシカ」のナウシカから「崖の上のポニョ」のグランマンマーレまでひたすら母性に関して考えをめぐらせてきた作家が、結局のところ国民的と冠されるまでの人気を博すようになっている。そんな現実を抱える戦後の日本とは何なのだろうか?
■第3回のテーマは宮崎駿。7月20日公開の新作「風立ちぬ」の直後を狙っての開催となります。はたして声優・庵野秀明の初主演作品は、「母性のディストピア」にどう位置づけられるのか?
■夏の盛りに、挨拶がわりに「ジブリの新しいやつ見た?」ときいてくる同僚/クラスメイトに差をつけちゃおう!

第4回 「富野由悠季
9/5(木)20:30〜22:00
■批評家宇野常寛は、富野信者である。彼を虜にした「Vガンダム」は、日本アニメ史上に燦然と輝く傑作である。それゆえに、宇野常寛が語る富野由悠季の話を伝えよう。
■きこえるか、きこえるだろう……。「プレ・母性のディストピア」最終回のテーマは富野由悠季!いよいよ最大の論点について語る宇野常寛。東京上空(10°CAFEの3階)から、渾身の90分!!


http://wakusei2nd.com/event/predystopia

自民党憲法改正草案 徹底批判
知らなかったじゃすまされない
講演:落合恵子宇都宮健児伊藤千尋
対談:雨宮処凛×北村肇

日時:7月11日(木)18時半〜20時半(開場18時)
場所:東京・文京区民センター2A
  (地下鉄「春日駅」すぐ)
参加費:500円
問合せ:03−3221−8521(週刊金曜日

シリーズ知の巨人たち
【新設】井筒俊彦「意識と本質」を読む
講師名 批評家 若松 英輔
講座内容
 現代精神史を考える上で、哲学者井筒俊彦の存在を見過ごすことはできません。日本だけでなく、広く世界に目をむけてもその重要性は変わりません。井筒俊彦は、日本人としては西田幾多郎田辺元に続く独創的な思想家であり、20世紀・世界現代思想の一角を「哲学的意味論」において代表する人物です。この講座では、彼の主著である『意識と本質』を精読することで、今日における哲学の役割と普遍への道程を考えてみたいと思います。(講師・記)
 
<テキスト>井筒俊彦著『意識と本質−精神的東洋を索めて』(岩波文庫)は各自でご用意ください。
※指定のテキストは、ブックファースト新宿店Dゾーン 朝日カルチャーセンター特設棚(D49)にて取り揃えております。
西新宿モード学園コクーンタワーB1F 
ブックファースト新宿店 TEL03−5339−7611
 
<参考書>
若松英輔著『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)はご希望の方に開講日7階カウンターで販売します。

若松英輔
日時 7/11〜9/26
木曜
19:00-20:30
2013年 7/11, 8/8, 9/26
受講料
(税込み)
7-9月(3回)   会員 8,820円
 一般 10,710円

教材費 −
設備維持費 −
カリキュラム 2013/07/11 『意識と本質』誕生前夜
2013/08/08 『意識と本質』第一章 精読(上)
2013/09/26 『意識と本質』第一章 精読(下)
各自準備
講師紹介

若松 英輔
 1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家。(株)シナジーカンパニージャパン代表取締役。「越知保夫とその時代」で第14回三田文学新人賞受賞。その後『三田文学』に「小林秀雄井筒俊彦」「須賀敦子の足跡」を連載。『読むと書く−井筒俊彦エッセイ集』、『小林秀雄越知保夫全作品』(慶應義塾大学出版会)を編集。著作には、『神秘の夜の旅』『魂にふれる』『死者との対話』(ともにトランスビュー)、『内村鑑三をよむ』(岩波書店)がある。


朝日カルチャーセンター

読むと書く―井筒俊彦エッセイ集

読むと書く―井筒俊彦エッセイ集

意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)

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