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「精神の古層と精神史 丸山眞男と井筒俊彦」

8月25日(月) 若松英輔さんトークイベント 『井筒俊彦全集 第六巻』(慶應義塾大学出版会)刊行記念 ~「精神の古層と精神史 丸山眞男井筒俊彦」~

2014/08/25(月)



リブロ池袋本店では『井筒俊彦全集 第六巻』(慶應義塾大学出版会)の刊行を記念して若松英輔さんのトークイベントを開催致します。トークイベント参加ご希望の方はリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンターにて参加チケットをお求め下さい。

日時:2014年8月25日(月)午後7時〜
会場:西武池袋本店別館9階 池袋コミュニティ・カレッジ 20番教室
参加チケット:1000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910

若松英輔さんのコメント】
丸山眞男井筒俊彦はともに、1914年に生まれ、今年で生誕100年になる。二人はおそらく面識がなく、それぞれの著作にも、相手の名前は出てくることもない。だが、二人はともに、近代、そして現代を、単なる現象の次元ではなく、「精神」の次元において把捉しようとする点において著しく接近する。彼らにとって歴史はいつも多層的な出来事であると認識された。丸山、井筒、二人の言葉をたよりに、近代日本精神史を再考する地点に立ってみたいと願っている。(若松 英輔)

【プロフィール】
若松英輔(わかまつ・えいすけ)
1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家、思想家。読売新聞書評委員、『三田文学』編集長。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」で、第14回三田文学新人賞評論部門当選。
主な著作に、『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『神秘の夜の旅』『魂にふれる 大震災と、生きている死者』『死者との対話』『池田晶子 不滅の哲学』(ともにトランスビュー)、『内村鑑三をよむ』 『岡倉天心茶の本」を読む』(ともに岩波書店)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(ともに河出書房新社)がある。

※リブロ池袋本店書籍館1F カルトグラフィアにて、井筒俊彦丸山眞男の生誕100年記念フェアを開催中です。(8月31日まで)


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