復興アリーナ（WEBRONZA×Synodos）主催シンポジウム
「安全・安心」を超える〈価値〉とはなにか
――危機を転機に変えるために――
被災地の復興が思うように進展しないなか、どうすれば、３年目を「復興元年」にできるのでしょうか。
福島第一原発事故により揺らいでしまった農業への〈信頼〉。断絶を埋めるべくさまざまな情報が発信されてきましたが、震災から約２年が経過し、「言葉」による信頼回復の限界も見えつつあります。
一方、原発から200km離れた千葉県・柏市では、突如降りかかったホットスポット問題に、消費者や生産者によるプロジェクト「安全・安心の柏産柏消」円卓会議が発足し、利害の異なる人々による協働が一定の成果を収めました。
柏と福島、抱える状況は同じではありません。しかし信頼回復のためにはニーズに適した対策と、未来へ向けたあらたな価値の創造、ストーリーの提示、首都圏など他地域との協働、行政と市民の新しい関係構築が必要であることは共通の課題です。
このシンポジウムは、分断を超えた真の復興を目指す、その道筋を探る対話の場です。
日時 ： 3月31日（日）午後２時〜４時３０
場所 ： 福島グリーンパレス（福島市太田町13番53号）２階 多目的大ホール瑞光の間
※入場無料。事前の申し込みなどは必要ありません。当日、直接会場にお越し下さい
◇登壇者◇
五十嵐泰正氏（筑波大学大学院准教授、「安全・安心の柏産柏消」円卓会議事務局長）
石井秀樹氏（福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任助教）
藤田浩志氏（農家・野菜ソムリエ、「ふくしま新発売。」プロジェクト情報員）
團野和美氏（子ども未来NPOセンター代表、いわきの子供を守るネットワーク代表）
総合司会：飯田泰之氏（駒澤大学准教授、「復興アリーナ」プロジェクトリーダー）
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取材等のお問い合わせは下記までお願いいたします。
株式会社シノドス（ info@synodos.jp ）
TEL 090-9670-3013
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◇構成◇
●第１部 基調講演
講演１：石井秀樹氏
・福島での農業復興、６次産業化など今後の課題についての報告・提案
講演２：五十嵐泰正氏
・柏市の事例報告および地域協働・地域ブランディングの可能性について
●第２部 登壇者全員によるディスカッション
・震災からの２年で見えた課題、行政と市民の協働可能性など
