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日本の外交政策:アジア・欧州・米国とのバランスのとれた関係構築を


悍 第1号 特集:1968

悍 第1号 特集:1968

悍【HÀN】 第1号 特集・1968
白順社 08年10月25日 年2回(4月・10月)刊行 本体1400円 A5判208頁 ISBN978-4-8344-0102-8

編集委員内野儀・鴻英良・すが秀実・前田年昭
編集人:前田年昭

執筆者紹介/編集後記/奥付/発刊宣言→ラインラボにPDFで掲載

第1号目次:
68-72*世界革命*展(豊島重之)
1968年の頃の風(唐十郎
反逆には やっぱり 道理がある(津村喬
特集討議・「1968」という切断と連続(佐伯隆幸×すが秀実×鵜飼哲×米谷匡史)
「大学解体」に関する若干の考察(青柳宏幸)
壮大なテーマに「楽しく」挑み続けることは可能か?(ペペ長谷川
なんと正しいことをしたのだろう!(ふとら のぶゆき)
『地の果て 至上の時』 あるいは「路地」の残りの者たち(石川義正)
1968年の戦争と可能性 アナキズムナショナリズムファシズムと世界革命戦争(千坂恭二
同意は何を消去したか? 68年5月を今、考えるために(クリスティン・ロス、内野儀訳)

取り扱い書店:
ジュンク堂書店 池袋本店、新宿店、大阪本店、京都店、三宮店ほか
リブロ 池袋本店、渋谷店、吉祥寺店ほか
紀伊國屋書店 新宿南店ほか
丸善 丸の内本店ほか
模索舎(→本日16日より先行発売)

10月17日(金) 会場:小野記念講堂 19:00~20:15
パネルディスカッション 「現在から見た60年代演劇」
平田オリザ(劇作家・演出家)
宮沢章夫(劇作家・演出家・小説家)
岡田利規(演劇作家・小説家)
[司会] 松井憲太郎
スケジュール/タイムテーブル(10月17日)|国際研究集会・60年代演劇再考
アングラの真話・反神話—「国際研究集会・60年代演劇再考」開催にあたって—:文化:教育×WASEDA ONLINE

勝間和代 講演会&サイン会
勝間和代の日本を変えよう』(毎日新聞社)刊行記念 
2008年10月17日(金)19:00~20:30(開場18:30)
会場:東京ウイメンズプラザホール 
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
定員:250名様
入場料:1000円(税込) 
参加方法:青山ブックセンター本店・六本木店・自由が丘店・六本木ヒルズ店・
丸ビル店/ABCオンラインストアにて10月1日(水)より入場券を販売
お問い合わせ:青山ブックセンター本店・03-5485−5511
(営業時間: 10:00~22:00)

『小説、世界の奏でる音楽』(新潮社) 刊行記念トークショー
保坂和志 × 石川忠司

『小説、世界の奏でる音楽』保坂和志/新潮社
2008年10月17日(金) 18:30~20:00 
会 場:新宿三越アルコット8F「ジュンク堂書店 喫茶コーナー」
参加費:1000円(ワンドリンク代込み)
定 員:50名(定員になり次第〆切になります)
     ※キャンセル待ちは予約受付しませんが、当日できる限り入場できる
     よう対応致します。(立見になる可能性もあります。ご了承ください。)
申込み:ジュンク堂書店 新宿店7Fカウンターにて9月29日(月)から予約開始
     します。お電話でのご予約も承ります。(TEL 03-5363-1300)
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20081017shinjuku

第8回アイハウス・アカデミー
日本の外交政策:アジア・欧州・米国とのバランスのとれた関係構築を目指して

講師: T. J. ペンペル/カリフォルニア大学バークレー
東アジア研究所 所長
司会: 山影進東京大学大学院総合文化研究科教授
日時: 2008年10月17日(金) 7:00 pm
会場: 国際文化会館  岩崎小彌太記念ホール
会費: 1,500円(会員無料、学生1,000円)
用語: 英語/日本語(同時通訳付き) 

戦後日本の政策立案者は、ワシントン(米国政府)の意向やその刻々と変わるプライオリティに絶えず目を注ぎながら、国の外交政策を構築してきました。軍事関係を重視するブッシュ政権下の米国にとって、それを強めるため数多くの政策をシフトさせた小泉政権は歓迎すべきパートナーでした。一方、アジアに目を向けると、その地理的な近さに加え、日本の隣国による安全保障上の脅威と経済的潜在力により、その存在が日本の政策立案に影響を増しつつあります。21世紀の最初の5年間の対中国および韓国との良好でなかった二国間関係は、両国首脳レベルによる訪問とアジアの地域主義に対する相互認識の高まりにより、近年友好ムードにとって代わりました。ではこういった中で、日欧関係はどのような方向に進むのでしょうか? 戦後期の大半において、政府も民間も互いを注視することはありませんでしたが、関係を密にすることによる潜在的なプラス面を認識することで、その繋がりは遅ればせながらも強まってきています。本講演では、アジア、欧州、米国とのしばしば競合する関係のバランスをとる上で、現在日本が直面している、払わなければいけない代価などを中心に、日本の外交政策について論じていただきます。

講師プロフィール
T. J. ペンペル
コロンビア大学で博士号(Ph.D.)を取得後、コーネル大学東アジア研究プログラム所長、ワシントン大学などを経て、現職。研究の主なフォーカスは、比較政治学現代日本、アジア地域主義。米国の外交政策とアジアの地域主義に関連する研究に携る一方で、米国政治学会、米国社会科学研究評議会(SSRC)、アジア研究協会などの学術交流を通じさまざまな国際的な政策志向研究プロジェクトを推進しています。主な編著書に、Remapping East Asia: The Construction of a Region (Cornell University Press, 2004), Beyond Bilateralism: U.S.-Japan Relations in the New Asia-Pacific (Stanford University Press, 2003), and Uncommon Democracies: The One-Party Dominant Regimes (Cornell University Press, 1990)などがあります。

お問い合わせ
国際文化会館 企画部

〒 106-0032 東京都 港区六本木5-11-16
電話 03-3470-3211 (祝祭日を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時)
FAX 03-3470-3170 
http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/academy/index.htm