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批評と音楽の幸福な関係

グノーシスと政治――M・ウェーバーとH・ブルーメンベルクの所説に寄せて
Date: 2008年6月25日(水) 16:20-18:00
Place: 東京大学駒場キャンパス8号館323教室 [地図]

講演者:大貫隆 (東京大学地域文化研究科)

使用言語:日本語 入場無料、事前登録不要
グノーシスと政治――M・ウェーバーとH・ブルーメンベルクの所説に寄せて | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

http://book.asahi.com/author/TKY200808270141.html


映画崩壊前夜 蓮實重彦 著 
200806刊/4-6判/422頁
定価2310 円(本体2200 円)
ISBN978-4-7917-6423-5

Ⅰ 崩壊、Ⅱ 覚悟、Ⅲ 誘惑、Ⅳ 抵抗、Ⅴ 追悼

映画は肯定されねばならない
映画崩壊前夜の自覚が意識に浮上するのは、その瞬間である。実際、これらのフィルムは、かりに自分が映画でないのだとしたら、映画など存在しようもないし、そもそも存在する価値すらないと孤独につぶやいている。時間空間を超えて反復されるそのつぶやきが聞きとどけられるとき、そのときにのみ、映画はかろうじて不可視のスクリーンに向けて投影され、映画は映画であるという同語反復を音としては響かぬ波動としてあたりに行きわたらせる。その投影と波動とを無根拠に肯定する身振り――

青土社

もっと音楽を!もっと批評を!
片山杜秀 × 佐々木敦
■2008年6月25日(水) 18:30開場 19:00開演
場所:ジュンク堂書店 新宿店8階喫茶
入場料:1000円(1ドリンク付き)
定員:40名

ご予約は7階カウンターで承ります。お電話でのご予約も承ります(03−5363−1300)

『近代日本の右翼思想』に続く『音盤考現学』『音盤博物誌』の相次ぐ刊行によって真にオリジナルな批評の書き手としての姿をついに露わにした片山杜秀。音楽はもとより文学、映画、演劇など幅ひろい分野を対象にエネルギッシュな批評活動を続ける佐々木敦。いまもっとも注目されているこの二人が初めて顔を合わせ、音楽について、批評について、語り合う!

《講師紹介》
片山杜秀(かたやま もりひで)
1963年生まれ。音楽評論家。思想史研究者。慶應義塾大学法学部准教授。著書『音盤博物誌』『音盤考現学』(アルテスパブリッシング)、『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教義の時代』(柏書房)ほか。朝日新聞産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。200枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。

佐々木敦(ささき あつし)
1964年生まれ。批評家。HEADZ代表。雑誌「エクス・ポ」編集発行人。早稲田大学、武蔵野美術大学非常勤講師。著書『(H)EAR―ポスト・サイレンスの諸相』『テクノイズ・マテリアリズム』(青土社)、『絶対安全文芸批評』(インファス)、『90年代論(仮)』(原書房・近刊)『テクノ/ロジカル/音楽論』(リットー・ミュージック)、『ソフトアンドハード』(太田出版)、『ex−music』(河出書房新社)、『映画的最前線』(水声社)、『ゴダール・レッスンあるいは最後から2番目の映画』(フィルムアート社)ほか。

http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20080625shinjuku