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ジェンダー研究の新展開

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仲正昌樹『思想の死相』フーコーの思想を読む

「自由とは何か」と問う者は誰か? 宮台真司さん×堀内進之介さんトークショー

たばこ自動販売機のICカードによる事前登録、児童ポルノ単純所持処罰規定、携帯電話の子供向けフィルタリングなど、およそ「管理社会」を想起させるものは着々と増加している。こうした管理社会の本質は、「他人の迷惑にならなければ何をしても自由だ」を「他人を自由にするためならば何をしてもよい」へと変容させてしまうことである。管理社会の中で「自由とは何か」と問うことは、いわゆる現代思想にかっこうの話題を提供してきた。だが、そうした話題が実を結んだことは一度もない。それは、管理社会への告発が、今では「管理社会における告発」として、管理社会への絶望からではなく、むしろ、「自由のための管理の不徹底さ」に対する不満からなされていることに現れている。もはや自由、責任、平等、正義など、が問題なのではない。問われるべきなのは、問題の立て方それ自体である。

社会学者・宮台真司さんと政治社会学者・堀内進之介さんによる対談。

トークイベント終了後のサイン会の予定はございませんのでご了承ください。

【日時】2008年4月18日(金) 18:30より
【会場】三省堂書店神保町本店 8階特設会場

参加には事前予約が必要です。
参加ご希望の方先着50名様に4階レジカウンターにて整理券を配布しております。
※参加費として当日500円を頂戴いたします。

【お問合せ】三省堂書店神保町本店 4階 03-3233-3312(代)

社会学者 宮台真司
1959年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
著書に『権力の予期理論』『終わりなき日常を生きろ』『世紀末の作法』『まぼろしの郊外』『透明な存在の不透明な悪意』『戦争論・妄想論』『絶望から出発しよう−That's Japan−』ほか多数。共著に『学校が自由になる日』『漂流するメディア政治』『憲法対論』『ニッポン問題』『幸福論』ほか多数。
http://www.miyadai.com/

政治社会学者 堀内進之介
首都大学東京大学院社会科学研究科博士課程、現代位相研究所 首席研究員(政治社会学者)
1977年生まれ。専門は、政治社会学・歴史社会学。〈近代〉を動員・統治・秩序の観点から捉え直すという視座の下、社会システム理論との論争を経た「批判的社会理論」や「歴史における国家論」に取り組んでいる。論文に「配慮なき世界への配慮―思想としての批判的社会理論に寄せて」(『未来心理Vol.6』)、「生活世界のコミュニケーション論的転回」(『社会学論考』第29号)。宮台真司・鈴木弘輝との共著として『幸福論 −〈共生〉の不可能と不可避について』(NHKブックス)。鈴木弘輝との共著として『批判の領分(仮題)』(以文社)を近刊予定。

http://www.miyadai.com/index.php?itemid=629
http://trickystar.blog59.fc2.com/
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2008/04/418.html

公開共同研究「歴史哲学の起源」第一回 ハイデガーとコスモス ―「ナトルプ報告」から出発して
Date: 2008年4月18日(金) 16:30-18:30 Place: 東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室

講演者:西山達也 (東京大学日本学術振興会特別研究員)

司会:森田團

参考文献:
マルティン・ハイデガーアリストテレス現象学的解釈』(高田珠樹訳)、平凡社 2008年。
『初期ギリシア自然哲学者断片集(1)』(日下部吉信編訳)、ちくま学芸文庫 2000年(とくにパルメニデス断片B4)。
Martin Heidegger, Phänomenologische Interpretationen ausgewählter Abhandlungen des Aristoteles zur Ontologie und Logik, Gesamtausgabe Bd. 62, Frankfurt am Main 2005.

(入場無料 事前予約不要)
公開共同研究「歴史哲学の起源」第1回 ハイデガーとコスモス ―「ナトルプ報告」から出発して | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

津田塾大学 共通科目特別講義  本学では、「共通科目特別講義」を一般市民の方に公開いたします。 この講座は本学学生のための正規授業ですが、市民の方々との交流を願って一般に公開しているものです。下記の要領にて聴講ができますので、奮ってご参加ください。

【講  師】 上野千鶴子 (東京大学大学院教授)
 
【講義内容】 ジェンダー研究の展開
 ジェンダー研究とは何か?ジェンダー研究はどこまで来たか?ジェンダー概念は学問研究の何を変え、どのような有効性を持つか?成立してから30年を経過したジェンダー研究の今日の理論的水準を踏まえて、今日的な諸問題に対してジェンダー概念のもつ可能性と有効性について、分析的に検証する。
 
【テキスト】 授業中に適宜紹介する。

【授業期日】

期  間: 2008年4月18日(金)〜2008年7月11日(金) 〔前期 全13回〕
日  時: 毎週金曜日 10:30〜12:00
場  所: 津田塾大学 小平キャンパス 5号館5101教室(津田塾大学アクセス図)     

【聴講要領】
資   格: 年齢・性別等制限はありません。  
費   用: 無料 手続方法: 毎回、本学正門守衛所にて、住所・氏名等をご記入ください。
(満席の場合には、入場をお断りすることがあります。)     

※  キャンパス内に保育所があり、聴講の方も有料で一時利用することができます。
詳細は、総務課(電話042−342−5111)までお問い合わせください。
※  公開講座についてのお問い合わせは、教務課まで。
〒187−8577 東京都小平市津田町2−1−1 津田塾大学 教務課
TEL:042−342−5130 FAX:042−342−5131