河村書店

人文系イベント紹介サイト

「活字文化の衰退?〜ネット時代の出版と教養」

3月17日(月)午後7時 
対談 「活字文化の衰退?〜ネット時代の出版と教養」 
講師:松田哲夫筑摩書房専務取締役)x 鈴木謙介国際大学グローバルコミュニケーション センター研究員)
  聞き手:船曳建夫東京大学大学院教授) 
ネットなどの新しいメディアによって活字文化は衰退し、教養は低迷しているのでしょうか。現代における「教養書」は、どのようなものをいうのでしょうか。古典の新訳や新書の増加、学術出版の変化等、最近の出版の状況や読書傾向の変化などを手かがりに編集者と社会学者の立場からそれぞれ語っていただきます。

松田哲夫筑摩書房専務取締役/ちくまプリマー新書編集長)
1947年東京都生まれ。東京都立大学中退。筑摩書房に入社し、「ちくま文庫」、「ちくま学芸文庫」などを創刊。『ちくま文学の森』、『ちくま哲学の森』などのヒットシリーズ、浅田彰『逃走論』、赤瀬川原平老人力』、藤原正彦小川洋子『世にも美しい数学入門』、天童荒太包帯クラブ』などの話題作を編集。TBS系テレビ「王様のブランチ」出版コーナーのコメンテーターを務め、2003年から2006年まで電子本配信会社パブリッシングリンク社長も務めた。著書に『編集狂時代』、『「本」に恋して』など。

鈴木謙介国際大学グローバル コミュニケーション センター研究員)
1976年福岡県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科出身。専門は理論社会学。ネット文化や若者の内面について社会学的な立場から積極的に発言し、注目を集める。2006年よりTBSラジオ「文化系トークラジオLife」でメイン・パーソナリティをつとめる。音楽活動も行っており、サブカルチャー方面への関心も深い。著書に『〈反転〉するグローバリゼーション 』、『ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか 』、『カーニヴァル化する社会 』など。

国際文化会館 企画部
〒106-0032 東京都港区六本木5丁目11番地16号
電話:(03)3470-3211
FAX:(03)3470-3170
開館時間:月〜金 9:00〜17:00

http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/publicprogram/Kyoyo.htm

『足穂拾遺物語』ライヴ・ツアー in KIOTO
出演=高橋信行、高橋孝次、羽良多平吉郡淳一郎木村カナ扉野良人
2008/3/17(月) 開場=18:00/開演=19:00
予約=1,500円+1drink/当日=2,000円+1drink
会場=UrBANGUILD アバンギルド(http://urbanguild.net/
京都市中京区木屋町三条下がるニュー京都ビル3F
京阪三条から西へ進み木屋町通りを南に約150M)
予約=UrBANGUILD LIVE予約
主催=knothole

新発見101篇+オマケ2篇+解題・校異700枚 AND MORE !
稲垣足穂研究ニューウェイヴの総力を結集した究極のタルホ本=
『足穂拾遺物語 The Uncollected Writings of Inaguaqui Taroupho』
(3月初旬刊)の刊行記念トランス・ジャパン・ツアー第2弾。
本書の編者・校訂者・書容設計者・編集者・校正者・資料提供者が、
鬼気迫る蒐集の苦心談から
大風呂敷ひろげまくり、背水の陣しきまくりの『スマイル』もしくは『ポンヌフの恋人』的制作過程まで、
「タルホを本にすること」と「バンドワークとしての本づくり」をめぐって徹底討議します。

UTCPワークショップ「高学歴ワーキングプア―人文系大学院の未来」
2008年3月17日(月) 17:00-19:00
東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム

講演者:水月昭道(みづき しょうどう)
 浄土真宗本願寺派 僧侶(教師)
 立命館大学衣笠総合研究機構人間科学研究所研究員
 著書:『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院』(光文社新書、2007年)

司会:西山雄二

入場無料、事前登録不要

UTCPワークショップ「高学歴ワーキングプア―人文系大学院の未来」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy