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宰予、昼寝ぬ

NEAT2007-06-30

[rakuten:book:12010803:title]―「新宝島」伝説の光と影*1』、『座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)』を読む。いずれも評判の高いものだが噂にたがわず面白く読めた。高島俊男さんの眼の具合はどうなのだろうか。

『新・お言葉ですが』
http://web.soshisha.com/archives/word/index.php

論考|en-taxi's CRITIQUE
「いま、純文学の変容を見逃せない!!」 撮影=石川徹
PART1 「純文学は滅び行くジャンルなのだろうか」坪内祐三
PART2 「書くほどに解体するから書く」古井由吉
      「来た球だから打つの構え」赤瀬川原平
      「「純」と「非」の境目の事情」渡辺勝夫
PART3 「ぼくの見取り図」三木卓

http://www.fusosha.co.jp/en-taxi/

こんなに落語が充実している雑誌はないのじゃないかしらと思う。談志、談春のものはもちろんですが、「芸と噺と ― 落語の血脈①― 笑福亭松之助 ―」は良いです。菊地成孔を迎えての角川俳句会は狐に化かされたみたいでサイコー。

*1:手塚たちが赤本扱いされていた自分達のマンガが百貨店のガラスケースの中にあったのを見たとき嬉しかったという記述が当時の様子を彷彿とさせる。