河村書店

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池袋で文芸批評

NEAT2007-06-28

池袋ジュンク堂「鍵のかかった部屋」をいかに解体するかが好調の仲俣暁生スタジオボイスに「絶対安全文芸時評」を連載中の佐々木敦のお二人のトークイベント。満員大盛況。去年の『批評家トライアスロン』を思い出します。

因みに、原書房から出る佐々木敦の『90年代論』を9月28日に小学館からでる川勝正幸藤原ヒロシ半生記』と並ぶ「今年の収穫」と決めています。

28日(木)19時〜仲俣暁生(フリー編集者・文筆家)、佐々木 敦(批評家) 「文芸批評はどこへいく?」満員御礼

http://unknownmix.exblog.jp/5497280/
http://d.hatena.ne.jp/solar/20070525#p1
http://d.hatena.ne.jp/solar/20070628

お二人の言及された保坂和志さんの世界はこんなふうにも眺められるが更新されています。
http://web.soshisha.com/archives/world/2007_0628.php

昨日の246でのばるぼら大谷能生対談でも触れられていたセゾン文化ですが今日も言及がありました。表現者 2007年 07月号 [雑誌]では「特集 資本主義の行方 株主から会社をどう守るのか」と銘打って「座談会 辻井喬寺島実郎西部邁、宮本光晴」が掲載。また、「対談 長崎浩西部邁 「アメリカ」という浅い思想〜21年目の対話」も注目です。実は密かにリクルート文化というのもあるのではないかという気がします。

来ていたひとに教えてもらった最近面白かったもの。映画『HOLE [DVD]』、小説『[rakuten:book:11873475:title]』、マンガ『群青学舎 二巻 (BEAM COMIX)*1

また、佐々木さんは7月7日の七夕にもアップリンクで前衛家の吉田アミさんとトークをされるそうです。

日時:7/7(土)開場18:00/開演18:30(21:00終演予定)
料金:¥1,000(ドリンク別)
ライブ&トーク吉田アミ(前衛家)
トークゲスト:佐々木敦(批評家)、タナカカツキ(マンガ家) and more…???

http://www.uplink.co.jp/factory/log/002106.php
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20070707

文化系女子叢書太田出版
http://sensitivepaper.org/

仲俣暁生さんは8月に大アリクイ佐藤亜紀さんとトークイベントをジュンク堂でするそう。こちらも必聴ですね。

「なお、池袋のジュンク堂では8月にまた、佐藤亜紀さんと対談する予定。スケジュールなど詳細は、ジュンク堂のサイトで発表になるまでお待ちください。」

http://d.hatena.ne.jp/solar/20070629

「八月九日にはジュンク堂仲俣暁生氏とお話しする予定である。」

http://tamanoir.air-nifty.com/jours/2007/06/2007629.html

そういえば佐藤亜紀の新刊ミノタウロスも「佐藤亜紀公認 無料配布物」として冊子を配っていました。そういうところが仲俣さんと似ている感性なのかもしれません。

佐々木、仲俣のお二人がサブパーソナリティをつとめるラジオ番組のリスナーが作ったポッドキャストが下記で聞けます。

http://d.hatena.ne.jp/lifegakuseibu/20070628/1183045323

関係ありませんが、下記は「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)が絶好調の岡田斗司夫氏の「世界征服宣言」。

http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0037591/