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「真夏の夜の 北園克衛 キットカット」

2014年8月
16(土)
「饒舌大陸」2周年記念ライブ!
〜これからのセルフブランディングと頑張らない生き方を学ぶ3時間〜
このエントリーをはてなブックマークに追加はてなブックマーク - 「饒舌大陸」2周年記念ライブ!
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 \2500 / 当日 \3000(飲食別)
※前売はローソンチケットにて7/26(土)より発売開始!
【Lコード:38983】

飯田泰之(経済学者)と常見陽平(人材コンサルタント)が気鋭の論者とともに「日本人の働き方」と「若者の未来」について語り合う講談社・現代ビジネスの超絶硬派ニコ生番組「饒舌大陸」がいよいよ2年目に突入! これを記念して2部構成の熱い熱いライブイベントを開催します!

まず第1部では、日本経済と飯田&常見の将来について(?)、いつもの2人が縦横無尽に、ガチで語り合います。

続く第2部では、不登校・ひきこもり・ニートの支援活動に従事する漫画家・巨椋修さんをメインゲストに迎え、ちょっとゆるめのアイドルとともに「頑張りすぎず、ほどほどに生きる方法」について考えていきます。

普段の放送とくらべて時間は2倍、アルコール摂取量は4倍、自由度は∞倍!! ぜひご来場ください!

現代ビジネス/饒舌大陸 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39856

【出演】
飯田泰之常見陽平

【第2部ゲスト】
巨椋修、LilCouleur


「饒舌大陸」2周年記念ライブ! – LOFT PROJECT SCHEDULE


記号説 1924‐1941

記号説 1924‐1941

単調な空間 1949‐1978

単調な空間 1949‐1978

2014/08/16 Sat
金澤一志 ×佐藤奈々子×笹久保伸
「真夏の夜の 北園克衛 キットカット
北園克衛詩集『記号説 1924-1941』『単調な空間 1949-1978』刊行記念
北園克衛(1902-1978)は大正期前衛美術運動にアーティストとして名を残し、シュルレアリスムの日本における実践者、また前衛詩の旗手となって戦前の昭和を駆け抜け、戦後においても言語実験の歩みを滞らせることなく最晩年まで活動をつづけました。感情や意味を捨てながらことばの「色やかたち」で情緒や湿度を伝達する独特の詩の設計は、没して30年以上を経た今も色あせることなく新鮮な輝きを放っています。また、主宰した機関誌『VOU』のエディトリアルデザインや書籍の装丁の仕事などでも独自の才を発揮し、これまでにも、デザイナーや写真家、ミュージシャン、建築家など、ジャンルを超えた新しい読者を開拓しながら顧みられ、参照されることが多い詩人です。

このたび思潮社から刊行された2冊の「北園克衛選詩集」は、戦前・戦後を分冊として、いわゆる昭和前衛詩の尖端にあった詩人としての側面(『記号説』)と、国際的な言語実験の実践者としての側面(『単調な空間』)の両方に光を当て、長らく断片的にしか触れることのできなかったの彼の詩の行跡の全体像を俯瞰できる待望の選詩集です。

この刊行を記念して、詩集の構成をされた金澤一志さんをホスト役に、歌手の佐藤奈々子さんと音楽家の笹久保伸さんを迎えた一夜限りのスペシャル・ライブを開催します。戦前に書かれたモダニズム詩「記号説」の新解釈と佐藤さんの朗読をメインに、北園克衛詩篇を元にした笹久保さんによるオリジナル楽曲の演奏(本邦初!)、作品の裏側にある北園克衛のサイドストーリーなどを交え、真夏の夜を彩ります。歴史的な意義をはなれてなお共時的な刺激をもたらす北園克衛の詩の魅力、その現代的な感覚をぜひお楽しみください。

  

金澤一志(かなざわ・ひとし)
1959年生まれ。詩人、エッセイスト。編著に『カバンのなかの月夜─北園克衛の造型詩』(国書刊行会)、『北園克衛の詩』(思潮社)、『魔術師になるために』(思潮社)など。雑誌『idea(アイデア)』2014年 5月号では北園克衛特集ページの監修を担当。新たに編んだ北園克衛選詩集『記号説』『単調な空間』は、北園克衛の命日6月6日に刊行された。
http://www.kanazawahitoshi.net

佐藤奈々子nanaco/さとう・ななこ)
東京都生まれ。歌手・写真家。1977年、佐野元春との共作『ファニーウォーキン』でデビューし、4枚のソロアルバム他をリリース(コロムビア)。その後カメラマンとなり、1987年より5年間写真・映像制作のため、パリに在住。1993年、帰国後15年ぶりに音楽活動を再開。1996年のアルバム『LOVE IS A DRUG』はイギリス、アメリカ、日本(東芝EMI)でリリースされ、タイトル曲のシングルは、日本人アーティストで初めて、NMEの“single of the week” に選ばれる。日本のみならず世界的に音楽を発信し、写真家として広告、雑誌、Cocco細野晴臣といったミュージシャンのCDジャケットなどの撮影を手がける他、CMのナレーションも多数出演。近作に、2013年リリースのカメラ=万年筆とのコラボレーションアルバム『old angel 』(diskunion)がある。
http://www.rivernanaco.com

笹久保伸(ささくぼ・しん)
1983年生まれ。音楽家。17歳より本格的に音楽活動を始め、日本各地で様々な演奏家と共演。2004年〜2007年にペルーに在住しアンデス音楽を研究。現代音楽、クラシック、アンデス音楽などを演奏し、Sylvano Bussotti、高橋悠治、杉山洋一、Carlo Domeniconiらの新作の初演している。これまでにイタリア、ギリシャブルガリア、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、チリでソロ公演を行なう。帰国後は秩父前衛派として音楽、小説、映画、大学講義、美術、演劇など様々な分野で活動。2014年までに22枚のCDを発表、藤倉大とのコラボレーション作品が2014年9月にソニーより発売予定。
http://shin-sasakubo.com


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 金澤一志(詩人)
佐藤奈々子(歌手)
笹久保伸(音楽家
時間 _ 19:00〜21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20140816_kitkat/