河村書店

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「現代にみる愛のかたち」

大佛次郎のパリ探訪(YCCスクール講演会)

 大佛がフランスに足を運んだのは1958年と1961年の2度しかない。
絵はがき・手紙・日誌・随筆・写真などの遺品を通して、彼の眼に映ったフランスとパリを追ってみたい。
・日時 2013年6月30日(日) 14:00開演(13:30開場)
・ゲスト講師 松井道昭横浜市立大学名誉教授)
・会場 ヨコハマ創造都市センター3Fスペース
     〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1 
・アクセス ● みなとみらい線馬車道駅
       1b出口[野毛・桜木町口(アイランドタワー連絡口)]
       ● JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩5分
       ● JR・市営地下鉄「関内駅徒歩7分
       ※ 当施設には駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用下さい。

●主催:YCCスクール(横浜国立大学横浜市立大学横浜市横浜市芸術文化振興財団)
●協力:アンスティチュフランセ横浜、
     大佛次郎記念館


本事業は「大佛次郎没後40年記念連携事業」、ならびに「フランス月間2013」の一貫として開催します


●問い合わせ
YCCスクール事務局


〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1 
ヨコハマ創造都市センター内 YCCスクール
TEL 〇四五-226-0655
mail yccschool.info(at)gmail.com


大佛次郎のパリ探訪(YCCスクール講演会)

モダンナゴヤ考現学:近代は普遍か?


このたび、なごや博学本舗12周年、第9弾記念トークライブを開催します。是非ご来場ください。


第1部 記念トーク「モダンナゴヤ考現学〜『百萬・名古屋』の復刻から」
岡本信也(考現学採集者)


第2部 鼎談
岡本信
呉智英(評論家)
・加藤博子(哲学者)←名言塾の塾生でもあります。


日時/2013年6月30日(日)午後2時より
場所/吹上ホール第3会議室
入場料/1000円 ※当日・予約とも


今和次郎、吉田謙吉らが、関東大震災の後に現れたバラックをスケッチすることから始まった「考現学」。何げない日常事物を観察すると、明治以降、新しい事物を取り入れつつも、翻弄され落ち着きなく暮らしてきた日本人の姿が見えてきます。


岡本信也さんは1940年名古屋生まれの著述・編集者。30年以上のフィールドワークを通じて暮らしや風俗を考えてきた考現学採集者です。『超日常観察記』で日本雑学大賞、代表を務める野外活動研究会は〈私のえらんだ文化財研究〉でトヨタ財団の市民コンクール最優秀賞を受賞しています。また昨年は、名古屋市の人口が100万人を超えて発展する様子を記述した『百萬・名古屋』(昭和7年刊)を復刻実行委員会とともに復刊しました。


今回のトークライブでは、岡本さんに、大正末期から昭和初期に生まれた考現学や、『百萬・名古屋』に描かれたモダンナゴヤについてお話しいただきます。その後の鼎談では、呉智英さん、加藤博子さんに加わっていただき、それぞれの視点から「近代は普遍か?」のテーマを掘り下げます。
先が見えない今、私たちが立っている場所や意味を考えるきっかけになれば幸いです。どうぞご参加ください。


※予約を希望される方は、問い合わせフォームからお申し込みください。


★出演者プロフィール


岡本信也 1940年・名古屋市生まれ。名古屋工業大学卒。著述・編集者。フィールドワークを通じて暮らしや風俗を考える考現学採集者。野外活動研究会代表。現代風俗研究会会員。名古屋芸術大学愛知淑徳大学で非常勤講師を務める。岡本靖子氏との共著に『超日常観察記』(情報センター出版局)〈1993年日本雑学大賞受賞〉、『町のけんきゅう』(福音館書店)など。


呉智英 1946年・愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。評論家。マンガ評論、知識人論等の分野で執筆活動を展開。日本マンガ学会理事。京都精華大学マンガ学部客員教授
近著は『真実の「名古屋論』(人間社)、『つぎはぎ仏教入門』(筑摩書房)、『吉本隆明という「共同幻想」』(筑摩書房)、宮崎哲弥氏との共著で『知的唯物論』(サンガ)。東京で私塾の以費塾で10数年にわたり論語などの講義を続けた。ここ数年は、名古屋の私塾、名言塾で論語をはじめ世界の古典を不定期で教えている。


加藤博子 1958年・新潟県生まれ。最終学歴は名古屋大学大学院言語文化研究科博士課程後期。文学博士。研究対象はドイツ思想、文学、美学。南山大学愛知大学岐阜大学で非常勤講師を務める。朝日カルチャーセンター、NHK文化センター等でも哲学入門講座を担当。哲学からマンガ、社会情勢まで硬軟取り混ぜた幅広い情報収集力には定評がある。また、サロン形式で少人数の出前哲学講座を行うことも。


http://hompo.net/event/talkshow/kogengaku/

予告:岡田栄造×山崎泰寛×藤村龍至×難波和彦×織咲誠×梅沢和木 トークイベント
「今、デザイナーはどこにいる?!──ソーシャル・アノニマスデザインを考える」
『リアル・アノニマスデザイン:ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』(学芸出版社)刊行記念

物と情報は溢れ、誰もがネットで自由に表現できる現在、建築家やデザイナーが「つくるべき」物とは何か。
20世紀の作家・柳宗理の言葉"アノニマスデザイン"を出発点に、32人のクリエイターが解釈を重ね、デザインの今日的役割を炙り出した書籍『リアル・アノニマスデザイン』。
本書の刊行を記念して、岡田栄造さん、山崎泰寛さん、藤村龍至さんの編者3人が、ゲストに建築家の難波和彦さん、インターデザインアーティストの織咲誠さん、美術家の梅沢和木さんの3名を迎え、21世紀の作家像に迫ります。

●開催日:2013年6月30日(日)13:30〜16:00
●会場:青山ブックセンター本店内・大教室
●6月10日(月)より告知・受付予定

6月30日(日)13:30〜17:00

「危機」の身体――クィア、ディスアビリティと「3.11」以降の日本 

高橋準、本多創史、星加良司、清水晶子、飯野由里子 

東京大学駒場キャンパス18号館ホール 

〈概要〉
2011 年 3 月11日の東日本大震災とそれに続く東京電力福島第一原発事故という社会的危機を契機に、さまざまな状況を利用してナショナルなものを新たに立ち上げようとする機運が高まっています。しかしその過程において、ヴァルネラビ
リティの不均衡な配分構造は相変わらず温存されたままです。結果として、異性愛中心主義や健常性中心主義から外れる身体や生を生きる者に大きな不利益が生じています。


こうした社会的状況にあって、クィアスタディーズとディスアビリティ・スタディーズ(障害学)の知見を交錯させることで、何を考えることができる/考えるべきなのか。たとえば、その都度変化する状況と不確定なリスクにフレキシブ
ル(柔軟)に対応できる身体は、社会的・経済的、そして「国家的」危機を生き抜く強靭さをもった理想として、ますます希求される傾向にあります。「自分の身は自分で守り」「不測の事態に対応できるようにしておく」こと。こうした要
請が強化されていく裏面でどのような生がどのように置き去りにされ、生存困難な状況に追い込まれるのか。私たちはそれを問いたいと思います。


今回のシンポジウムは、クィアとディスアビリティの双方の分野において「3.11」以降の〈ヴァルネラブルな生〉に関する論考を発表されてきた高橋準さん、本多創史さんをお迎えし、「3.11」以降の日本という〈国家〉や社会において生のヴァルネラビリティがいかに配置され割り当てられてきたのか、そしてまたそのような状況にあってクィアスタディーズやディスアビリティ・スタディーズ(障害学)の既存の知見がいかに再編成されるべきなのかを、考えてみたいと思います。


http://tmusociology.blog134.fc2.com/blog-entry-435.html

シンポジウム「現代にみる愛のかたち」


【セッション1】愛がもたらす深い闇
出演:川上未映子(作家)、信田さよ子臨床心理士


【セッション2】初音ミク現象にみる新しいつながり
出演:佐々木渉初音ミク関連プロジェクト企画責任者)
    濱野智史(批評家・株式会社日本技芸リサーチャー)
    藤井直敬(神経科学者)


日時:6/30(日)13:00-17:30
料金:一般2,000円、MAMCメンバー無料


詳細・お申し込み ※3/25(月)11時より開始
http://f.msgs.jp/r/c.do?jW5_i2H_c4_dxt