河村書店

人文系イベント紹介サイト

「20歳の自分に受けさせたい文章講義・実践編」

グローバルCOE・UTCPファイナルシンポジウム2012「カタストロフィーと共生の哲学


日時:2012年3月5日(月)10:00-18:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール


シンポジウムの目的


 グローバルCOEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)は2007年の発足以来、人文学の領域横断的な国際交流によって、人類の未来を根底的に理解するための共通の地平、すなわち、来たるべき「共生」理念を探究してきました。UTCPの特色のひとつは、海外の研究者との交流、外国語での論文執筆支援、国際会議の企画・運営・参加といった点で若手研究者の活動を積極的に支援する点にあります。実際、数多くの若手研究者がUTCPで研究を大いに発展させており、大学教員として教壇に立っている者も少なくありません。文部科学省によるグローバルCOEプログラムは2012年3月で終了しますが、この節目にUTCPの若手を中心としてシンポジウムを開催します。UTCPは総合文化研究科附属「共生のための国際哲学研究センター」として今後も継続される予定ですので、これは活動の終幕ではなく、UTCPの新たな展開に向けた若手研究者の結集です。21世紀COEおよびグローバルCOEの成果を次世代のUTCPへ橋渡しをし、UTCPが取り組んできたテーマ、UTCPという研究空間のあり方を考えていきたいと思います。


 テーマを「カタストロフィーと共生の哲学」とします。2011年3月11日、日本社会は震災・津波原発という、人類史上初の三重のカタストロフィーを経験しました。人間ないしは自然が引き起こすカタストロフィーによってそれまでの現実が崩壊し、人間や社会の統一的イメージに亀裂が入るとき、人文学は深刻な自己批判を余儀なくされ、新たな理論構成や制度的な実践を迫られます。今回のシンポジウムでは、カタストロフィーに際して、共生の理念を道標として、若手研究者が個々の立場から人文知の現状と展望を討議します。


プログラム
10:00-12:00 第1部
佐藤朋子(UTCP)
喪失と象徴化――3.11後の喪の作業を考える
荒川徹(UTCP)
砂の女》の哲学
中澤栄輔(UTCP)
技術と倫理、責任と後悔
池田喬(UTCP)
当事者でも非当事者でもなく――〈3.11〉と哲学

13:30-15:00 第2部
大橋完太郎(神戸女学院大学
「非人間の哲学」序説
西山達也(UTCP)
共生のための忘却とダンス――『アンティゴネー』のコロスより
森田團(西南学院大学
カタストロフと悲劇――ベンヤミンの「歴史の天使」

15:15-17:15 第3部
高榮蘭(日本大学
情動の言語化をめぐる政治学――2011・メディア媒体とフィクションの駆引きから
阿部尚史(日本学術振興会
イスラームの論理と共生の理念――価値観の共有をめぐって
小口峰樹(玉川大学
脳科学心の哲学――哲学と科学の「共生」を考える
西山雄二(首都大学東京
人文学と共同研究

17:15-18:00 総括とUTCP
小林康夫(UTCP)
ほか

使用言語:日本語
入場無料
事前登録不要

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2012/03/utcp_symposium_2012_philosophy/

売国奴に告ぐ! いま日本に迫る危機の正体

売国奴に告ぐ! いま日本に迫る危機の正体

リブロ池袋本店
3月5日(月) 中野剛志&三橋貴明 トークイベント
〜改革で国を滅ぼす者たちの正体〜

いまもっとも刺激的な2人によるトーク・セッション!

反TPP反グローバリズムの急先鋒である京都大学准教授の中野剛志氏と、巷にあふれる「日本破綻論」や「国債暴落論」に反論し続けてきた経済評論家の三橋貴明氏が、日本を滅亡に導く者たちの正体を暴きます。

 バブル以降、構造改革規制緩和増税によって、10年以上のデフレに苦しんできた日本経済。しかしいまなお、「第三の開国」「財政再建」「官から民へ」「公共事業廃止」といった「改革」が行われようとしています。これらはさらにデフレを深刻化させ、日本を破滅に導くものであると、両氏は主張しています。
日本を亡国へ導こうとしている者たちとは誰か、いま本当に必要な政策とは何か、熱く議論を展開します。
巷で人気のあの政治家、経済のドン、某一流メディアなどを一刀両断!どんな話が飛び出すかわからない、エキサイティングな講演会です。
 イベント参加整理券は『売国奴に告ぐ!』(徳間書店・税込1,470円)お買上げの先着100名様に配布致します。整理券ご希望の方はリブロ池袋本店別館地下1階ビジネス書売場レジにてお買上げ時に係員にお申し付け下さい。(商品入荷次第の発券となります)
なお、整理券はなくなり次第は配布を終了致します。
※お電話等での整理券のご予約は承っておりません、ご了承下さいませ。


日時:3月5日(月) 午後7時〜
会場:西武池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
定員:100名

http://www.libro.jp/news/#entry_id_2422

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

SPBS作家・ライター養成塾 春期集中講座
星海社×SPBS presents「20歳の自分に受けさせたい文章講義・実践編」
受講生募集スタート!!


SPBS初の通信講座としてご好評いただいております「SPBS作家・ライタ
ー養成塾」のリアル教室版「春期集中講座」の開催が決定いたしました!
今回は特別ゲストとして、1月に「20歳の自分に受けさせたい文章講義」
を上梓したばかりの古賀史健さんフリーランスライター)をお迎えしま
す。


当講義の大きなテーマは「文章力+思考の整理術」の取得です。
自分の考えや思いをコトバや文章で“伝えたい”と考えているすべての方
に受けていただきたい講義です。
新生活のスタート目前。意欲あるみなさまのご参加をお待ちしております。


■開講のことば
いい文章を書くには、技術が必要です。しかし、その技術をコトバで暗記
しても意味がありません。技術とは覚えるものではなく、身につけるもの
です。そして身につけるためには、自分の頭で考え、試し、自分の頭で納
得していく以外にないのです。


この講義でぼくは、小手先のテクニックを語ろうとは思いません。技術の
根幹にある「文章とはなにか?」「なぜ書くのか?」といった部分から、
みなさんと一緒に考えていきます。文章を学ぶための講義ではなく、文章
を考えるための講義だと思ってください。ホンモノの文章力を身につける
には、それがいちばんの近道なのです。(古賀史健)

■講 師プロフィール:
古賀史健(こがふみたけ)氏
1973年生まれ。出版社勤務を経てフリーライターに。一般誌やビジネス誌
で活動後、30歳からは書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とする。実用書、ビジネス書、タレント本などで数多くのベストセラーを手掛け、インタビュー集である『16歳の教科書』シリーズ(講談社)は累計70万部を突破した。2012年、初の単著となる『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(星海社新書)を刊行。
ブログ:http://office-koga.com/


■講座の特徴
・講師がひとりひとりの文章を添削
・文章の骨組みが理解できる
・「文章の書き方」と「思考の整理術」の両方がわかる
・文章の読み方、読まれ方が理解できる


■対 象
・ライター志望者、若手ライター
・論理的な文章がうまく書けない人
・卒論やエントリーシートに悩んでいる学生
・文章を自分の武器にしたい人


■講義内容
開催日時 3月5日(月)、3月12日(月)
    (時間はいずれも19:00〜21:00)


〜1日目 3月5日(月)〜
「なんのため、誰のために書くのか?」
・あなたにも「読者」がいる!
・なんのために書くのか?
・文章に必要なリズムとは?
・論理的な文章とは?
・文章は引き算で考えよう
※作文の課題あり


〜2日目 3月12日(月)〜
「自分の文章を、読者の目で読み返す」
・提出された課題の講評
・読者はなにを求めているか
・推敲するときに気をつけるポイント


■会 場:SHIBUYA BOOKSELLERS http://bitly.com/a5UnR3
■参加費:お一人様 10,500円(2回セット)
■定 員:20名(先着順)
■お申し込み方法:こちらをご覧ください。
http://bit.ly/zD8zHA