フランス映画の秘宝 in 仙台
講演会 2008年09月19日 01:37 開催日時 2008年09月20日(14:00〜)
開催場所 宮城県(せんだいメディアテーク)上映タイムテーブル
9月20日(土) 11:00 最後の切り札
14:00 あなたの目になりたい
上映後、蓮實重彦氏(映画評論家、フランス文学者)講演
18:00 罪の天使たち9月21日(日) 11:00 天使の入江
14:00 あなたの目になりたい
17:00 三重スパイ
トランスアクションとしての医学と他律的近代化──ドイツ、日本、コリア、台湾
Date: 2008年9月20日 (土) 9:20-18:00
Place: 東京大学駒場キャンパス「駒場ファカルティ・ハウス」セミナー室Transactionとは、J・デューイが、複数の主体の分離や自存を前提としたInteractionに対比させながら、それらが派生する源としてのダイナミズム全体を把握するために提示した概念である。国民国家の枠組みに医学を封鎖して出発するのではなく、ドイツ、日本、コリア、台湾等々を貫き、横断していく医学の運動を見すえること。同時にまた、医学を一つの窓としながら、近代化を、自律的というよりは、むしろ他律的なプロセスとして、少なくとも他者に巻き込まれ、また他者を巻き込む運動として理解すること。他律的近代化は、非西洋圏にとって一つの運命であったが、西洋もまたその近代化のために、他者を必要としていたと言えるだろう。本国際セミナーでは、ドイツ、日本、韓国、台湾の研究者からの問題提起を受けながら、このような理解の妥当性を検討していきたい。(市野川容孝)
使用言語: 英語,参加無料,事前予約不要
第1部(09:20-12:40)
A・ラービッシュ(デュッセルドルフ大学)「ドイツにおける医学史研究の現在」
H・ショット(ボン大学)「19世紀末から20世紀初頭における犯罪精神医学と変質概念」
H・ファンゲラウ(デュッセルドルフ大学)「ドイツにおける医療のプロフェッション化」
N・グミュアー(ハレ大学)「ハレ大学における明治期日本の医学留学生」
討論者:C・オーバーレンダー(ハレ大学)、鈴木晃仁(慶應大学)第2部(14:00-18:00)
香西豊子(東京大学)「日本におけるフーフェラント受容とその周辺」
永島剛(専修大学)「公衆衛生行政の二つのモデル──明治期の改革者たち」
金會恩(テキサスA&M大学)「朝鮮半島における医学とコロニアル・モダニティ」
郭文華(陽明大学)「台湾における医学と近代化──〈セントラル・ドグマ〉をこえて」
討論者:飯島渉(青山学院大学)、市野川容孝(東京大学)総合討論
閉会の辞 酒井シヅ(順天堂大学)
懇親会(18:00-)
トランスアクションとしての医学と他律的近代化──ドイツ、日本、コリア、台湾 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy
東大情報学環・読売新聞共催 連続シンポジウム「情報の海〜漕ぎ出す船〜」 開催趣旨
インターネットや携帯電話から大容量のデータベースや超小型の記憶チップまで、情報技術が急速に進化するなかで、「知識の大地」が、世界規模の地殻変動を起こしつつあります。2050年までを視野に入れたとき、新聞はどうなり、放送はどうなっていき、図書館や博物館はどこに向かうのでしょうか。
東京大学大学院情報学環と読売新聞社は、今日の情報の海の大きなうねりのなかで、メディアがどこに向かおうとしているのかを見とおすためには、文明史的変化のなかで現在を位置づけ、技術と時代の変化を未来に向けて読み取っていくことが必要だと考えました。そのための新たな羅針盤を求めて、3回の連続シンポジウムを開催いたします。
第1回は、ジャーナリストの立花隆氏に基調講演をしていただき、パピルス、印刷本、磁気テープ、CD-ROM、HDにいたる目まぐるしい媒体の変遷をふりかえりながら、人類共通の財産としての情報のありかたを展望します。
第2回は、長尾真国立国会図書館長の基調講演を受けて、電子化、デジタル化の激しいうねりによって変化する情報の海のなかで、「知のアーカイブ」であり続けた図書館がどこに向かおうとしているのかを考えます。
最終回は、滝鼻卓雄読売新聞東京本社会長と立花隆氏の話をもとに、いかにすれば新聞が将来も情報の海を旅する羅針盤となりうるかを考え、新聞とジャーナリズムの未来や、データベースのあるべき姿を展望します。会場
東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(赤門横)福武ラーニングシアター(B2F)応募方法
シンポジウムへの参加者を、各回200人募集します(参加無料)。はがき、FAXやウェブからも申し込めます。参加方法
<はがき・FAX> 氏名、住所、勤務先・学校名、電話番号、年齢、聴講希望の回(複数希望でもかまいません)をお書きのうえ下記までお送り下さい。
〒100−8055(住所不要) 読売新聞東京本社データベース部シンポジウム事務局 FAX 03−3217−8262 あてにお送り下さい。
<ウェブからの申し込み>
読売ON-LINE「情報の海」お知らせページ(http://www.yomiuri.co.jp/info/umi/)内の「応募フォーム」に、氏名、住所、勤務先・学校名、電話番号、年齢、聴講希望の回(複数希望でもかまいません)などを入力のうえ、送信して下さい。
<締め切り> 締め切りは各開催日の14日前(必着)とします。第1回の締め切りは9月6日(土)、第2回の締め切りは10月18日(土)、第3回の締め切りは11月29日(土)です。
<参加証>
応募者多数の場合は、抽選のうえ当選者に参加証を送付します。参加証の送付は開催日の1週間前をめどとします(当選は参加証の送付をもってかえさせていただきます)。
※ 応募者の個人情報は、参加証発行の目的以外には使用しません。
※ 問い合わせなどは、読売新聞東京本社データベース部シンポジウム事務局(電話03−3216−8513 FAX03−3217−8262)にお願いします。連続シンポジウムの予定
第1回 情報の海〜マストからの眺め
9月20日(土)14:00〜17:00
第2回 情報の海〜沈まぬ「図書館」丸
11月1日(土)14:00〜17:00
第3回 情報の海〜「新聞」という船
12月13日(土)14:00〜17:00会 場 東京大学大学院情報学環・福武ホール(本郷キャンパス内) 各回とも
主 催 東京大学大学院情報学環、読売新聞東京本社内容
第1回 情報の海〜マストからの眺め
<テーマ>パピルス、ロゼッタストーンから羊皮紙、印刷本、そして磁気テープ、フロッピーディスク、CD-ROM、MO、DVD、HD、ブルーレイディスクにいたる目まぐるしい媒体の変遷を振り返りながら、情報の本質を考え、人類共通の財産としての情報のありかたや、情報の海で溺れないためのデータベースのあるべき姿などを展望する。
<基調講演>立花隆(ジャーナリスト、東大情報学環特任教授)
<パネリスト>北田暁大(東大情報学環准教授)、桂英史(東京芸術大学大学院准教授)、柴田文隆(読売新聞編集委員)、川邊健太郎(ヤフー・シニアプロデューサー)
<コーディネータ(司会)>吉見俊哉・東大情報学環長第2回 情報の海〜沈まぬ「図書館」丸 11月1日(土)
<テーマ>媒体技術の激変の中で、知のアーカイブであり続けた図書館もまた大きく変化している。情報の海の中で、「図書館」という船はどこに向かおうとしているのか。情報技術の進展のなかで、図書館と博物館や美術館、文書館の境界線がますます曖昧になる中で、未来の人類知の基盤としての図書館の姿を考える。
<基調講演>長尾真(情報学者、国立国会図書館長、東大情報学環顧問会議座長)
<パネリスト>根本彰(東大教育学研究科教授)、伊熊幹雄(読売新聞編集委員、東大教養学部客員教授)、田中榮博(千代田区立千代田図書館長)、加茂竜一(凸版印刷文化事業推進本部部長)
<コーディネータ(司会)>吉見俊哉・東大情報学環長第3回 情報の海〜「新聞」という船 12月13日(土)
<テーマ>情報の海への航海は、「新聞」という船での旅で終わる。様々な媒体の変化の中で、新聞は単に一過性のもの以上に、過去の歴史についての巨大なアーカイブとなりつつある。新聞は、情報の海を旅する新たしい羅針盤となりうるか。激変する情報の海のなかで、「新聞」という船の未来を展望したい。
<基調講演>滝鼻卓雄(読売新聞東京本社会長)、立花隆
<パネリスト>林香里(東大情報学環准教授)、藤田幸久(読売新聞東京本社メディア戦略局次長)、武田徹(ジャーナリスト、恵泉女学園大学教授)
<コーディネータ(司会)>吉見俊哉・東大情報学環長
※パネリストが変更することもありますので、ご了承下さい
大学の未来――「研究空間スユ+ノモ」(ソウル)×「条件なき大学」(デリダ)×「地下大学」(高円寺)=?
9月20日(土)19時-
@高円寺・素人の乱12号店・北中ホール
⇒地図http://keita.trio4.nobody.jp/shop/12/map.html
講師:西山雄二(東京大学UTCP)
要旨:博士号を取得したものの就職先がない「高学歴ワーキングプア」たちが創設した、大衆に開かれた研究教育のための自律的な生活共同体「研究空間スユ+ノモ」@韓国・ソウル。本発表では、動画資料を交えて「スユ+ノモ」の創造的な挑戦について報告をおこない、ジャック・デリダの大学論を踏まえつつ、日本の大学や研究教育の可能性をめぐって討議をおこなう。
参考文献:『現代思想 2008年9月号 特集:大学の困難』(青土社)
第8期講義内容・要項
第8期テーマ 近現代を問い直す
定員
◎各回50〜60名程度
◎シンポジウム100名程度
日程 日程は各講義のご紹介をご参照ください
時間
◎各講義15:00〜17:30
◎シンポジウム14:00〜18:00(予定)
懇親会
各講師の最終講義終了後、講師を囲んだ懇親会を予定しています。
都合により講師が参加できない場合もあります。
詳細は当日会場でお知らせします。(参加費は別途)
会場
PHP研究所・東京本部6Fホール
東京都千代田区三番町3-10
◎地下鉄半蔵門線半蔵門駅下車 5番出口より徒歩5分
各講義
◎<日本語で考える>とはどういうことか
井崎正敏 批評家・思考論
2008年9月20日(土)/10月4日(土)/10月18日(土)
◎正気と狂気の間
春日武彦 東京未来大学教授・精神科医
2008年11月15日(土)/12月6日(土)/12月20日(土)
◎現代社会批判を批判する
山形浩生 評論家・経済思想
2009年1月24日(土)/1月31日(土)/2月14日(土)
◎ポスト・ニヒリズム社会の展望
佐伯啓思 京都大学教授・社会思想史
2009年2月28日(土)/3月14日(土)/3月28日(土)
◎福沢諭吉思想の現代的意義
小浜逸郎 批評家
2009年5月16日(土)/5月30日(土)/6月13日(土)
◎シンポジウム
2009年7月4日(土)
*内容については、現在検討中です
お申し込みについて
Eメールでのお申し込みも受け付けています!
mailto:kouza(at)ningengaku.net
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電話、ファックス、郵便でもお申し込みも受け付けています!
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受講希望講師(受講を希望する講師をお伝えください)
お名前
〒・住所
電話番号
ファックス番号(お持ちであれば)
電子メールアドレス(お持ちであれば)
料金について
一括受講(講師5名一括・シンポジウム含む)─32,000円
講師3名選択受講─20,000円
講師別受講(複数受講可)─8,000円
シンポジウム─3,000円
割引特典
第1期〜第7期で一括受講をされたことがある方を対象に下記の割引を行います
一括受講2回目─30,000円
一括受講3回目以上─28,000円