河村書店

人文系イベント紹介サイト

「出版文化と納本制度について考える」

折口信夫戦争と平和折口信夫会+多摩美術大学芸術人類学研究所共催

各自15分から20分の発表、休憩の後、発表者全員が参加する約1時間のシンポジウム
※本シンポジウムは芸術学科21世紀文化論の講義を兼ねます。

■日時 5月24日(土)13時30分開始
(全体で3時間半ほどを予定、最大延長18時まで)
■場所 多摩美術大学レクチャーホールAホール
(300人収容、一般席は先着150名まで/先着制、参加費無料)
※先着制のためお早めにお越し下さい(お申し込み不要)

■当日の発表予定者および演題(予定)

岡野弘彦 『神道概論』をめぐって、折口の神について
中沢新一 「神道宗教化の意義」をめぐって、折口の新しい宗教論について

藤井貞和 『現代襤褸集』をめぐって、折口の詩について
平出 隆 折口の詩論、言語論をめぐって

成瀬 有 『倭をぐな』をめぐって、折口最晩年の短歌について
持田叙子 「死者の書 続篇」をめぐって、折口晩年の散文作品について

長谷川政春 「源氏物語における男女両主人公」をめぐって、折口の源氏物語論について
安藤礼二 「民族史観における他界観念」について、問題提起のまとめ

《休憩》 港千尋撮影による新野「雪祭」のイメージ
     折口信夫『倭をぐな』朗読

◎発表者全員によるシンポジウム

岡野氏は國學院大學名誉教授、藤井氏は立正大学教授、長谷川氏は清泉女子大学教授、成瀬氏は歌人
持田氏は國學院大學講師、いずれも新版『折口全集』編纂に関わる。

中沢氏、平出氏、港氏は多摩美術大学教授、
安藤は同准教授、いずれも芸術人類学研究所所長および所員。

■連絡先 多摩美術大学芸術人類学研究所 Tel 042-679-5697 Fax 042-679-5698
     同芸術学科研究室 Tel 042-679-5627 Fax 042-679-5649

『映画身体論とドゥルーズ
宇野 邦一(立教大学教授)
■2008年5月24日(土)19時より 

この数年『映像身体論』となる文章を書きながら、映像と身体というテーマの上を綱渡りするようなことを続けてきたように思います。なんども綱から落っこちながら、あまり前に進んでいない。しかし綱との関係は確かに変わってきて、落ち方も思考の一部になってくる。そんなふうに書いてきたようです。それらの思考をやっと一冊の本の中に閉じ込めてしまったいま、頭の中には「知覚」、政治」、「身体」、「感情」、「生命」、「時間」というような言葉が、糸の切れた凧のように漂っていて、呆然としています。
 ドゥルーズの本を断片的に読み返しながら、あらためてこうした問題系にどう入っていくか考えているところです。この数年読んできたネグリの世界政治そして生命の政治に関する考察がジワジワ効いていることもあり、「<単なる生>の哲学」に書いたことを再考する必要も覚えています。こういった情況を少し整理してお話ししてみようと思います。

◆講師紹介◆
宇野邦一(うの・くにいち)
1948年松江市生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第8大学に学び、文学科で修士論文を、哲学科で博士論文を執筆。現在、立教大学現代心理学部映像身体学科 教授。著書に『意味の果てへの旅』(青土社)『アルトー 思考と身体』(白水社
『他者論序説』(書肆山田)『ドゥルーズ 流動の哲学』(講談社選書メチエ)『反歴史論』(せりか書房2003)『ジャン・ジュネ 身振りと内在平面』(以文社)『破局と渦の考察』(岩波書店)『〈単なる生〉の哲学』(平凡社)、訳書にドゥルーズフーコードゥルーズガタリ『アンチ・オイディプス』(以上河出書房新社)、『シネマ2*時間イメージ』(共訳、法政大学出版局)、アルトー『神の裁きと訣別するため』(共訳、河出文庫)、ベケット『伴侶』『見ちがい言いちがい』(以上書肆山田)ほか。
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20080524ikebukuro

ジュンク堂書店池袋本店「JUNKU 連続トークセッション」
■入場料 1000円(ドリンク付)
■会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)  
■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ 池袋本店 TEL03-5956-6111

国立国会図書館には、納本制度により膨大な戦後の出版物が集められています。それは納本制度への出版界の深い理解の上に立ってはじめてできることでした。
 国立国会図書館は平成20年に開館60周年を迎え、納本制度による資料収集も60周年となりました。これを機に、昭和23(1948)年5月25日に納本の受付を開始したことにちなみ、5月25日を「納本制度の日」に定めました。

 このたび、納本制度60周年および「納本制度の日」を記念して、ノンフィクション作家の佐野眞一氏らをお招きし、座談会「出版文化と納本制度について考える」を開催します。

 座談会では、納本制度を起点として、国立国会図書館の果たしてきた役割および今後への期待、さらには、出版文化と図書館との関係についても大いに語っていただきます。そのほか、スライドショーで、納入経路、国内出版物の納入率、納本された資料のその後などを分かりやすく写真等で説明します。

パネリスト 佐野眞一氏(ノンフィクション作家)
菊池明郎氏(株式会社筑摩書房代表取締役社長)
田屋裕之国立国会図書館収集書誌部長)
司会 今泉清保氏(アナウンサー)
日時
平成20年5月24日(土) 14:00〜16:30 (13:30から受付開始)
場所
国立国会図書館 東京本館(東京都千代田区永田町1−10−1)内 新館講堂
募集人数
300名 参加費
無料
お申込み方法
平成20年4月21日(月)から、このページ上で受付を開始いたします。
(先着順。定員になりましたら受付は終了いたします。)
問い合わせ先
国立国会図書館 収集書誌部 収集・書誌調整課
〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1
TEL: 03-3506-5208
http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/nouhon60.html