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「日本のクラシックを発掘せよ――ゴジラ、武満、朝比奈隆」

長い年月を経て2003年に奇跡的にメキシコで発見された《明日の神話》。その再発見を大きな契機として岡本太郎は社会的にも注目を集めています。太郎自身は1996年に亡くなっていますが、作品や著作を通して太郎の思想は今も生き続け、太郎を知らない世代にも鮮烈なメッセージを投げかけているようです。
 今回の講座は4人の講師を招き、美術史、修復、人類学など様々な角度から光をあてて太郎についてレクチャーしていただきます。太郎が目指した芸術とは何か、そして後世に残した足跡とは何か。
 現在当館に展示されている《明日の神話》が生まれた背景を掘り下げつつ、岡本太郎の21世紀における位置と役割を考察します。

2008年3月20日(祝)「日本のアヴァンギャルドとは何か」
           中沢新一(人類学者/多摩美術大学芸術人類学研究所所長)

●参加費 各回400円
●時 間 各回とも15:00〜16:30 (14:30開場)
●会 場 東京都現代美術館 講堂
●定 員 200名(当日先着順)
教育普及プログラムについて|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO


「日本のクラシックを発掘せよ――ゴジラ、武満、朝比奈隆
片山 杜秀(音楽評論家、思想史研究者)×岩野 裕一(編集者、音楽ジャーナリスト)
■2008年3月20日(木)19時より 

片山 杜秀(かたやま もりひで)
音楽評論家。思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究家後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教養の時代』(柏書房)など。朝日新聞産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。200枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。

岩野 裕一(いわの ゆういち)
編集者、音楽ジャーナリスト。1964年東京生まれ。幼少期を北海道で育つ。上智大学文学部新聞学科卒業、同文学研究科新聞学専攻前期博士課程在学中。専攻はメディア論。著書に『王道楽土の交響楽 満州――知られざる音楽史』(音楽之友社)、共著書に『日本のピアノ100年』(草思社)、『朝比奈隆 80代の軌跡』(音楽之友社)など。音楽にかんする著述活動にたいして、2000年に第10回出光音楽賞、2002年に第18回ヨゼフ・ロゲンドロフ賞を受ける。

 音楽、映画、演劇から政治、経済、サブカルにまで及ぶ博覧強記をベースにユニークな評論活動を展開する片山杜秀さんが、このほど初の音楽論集となる『片山杜秀の本1 音盤考現学』(アルテスパブリッシング、08年1月25日発売)を上梓しました。
 『ゴジラ』『大魔神』などの特撮映画や時代劇映画の音楽を皮切りに、日本の作曲家、西洋のクラシック音楽へと知的探索を開始した少年時代、膨大な蔵書とCDのコレクションに埋もれながら数え切れないほどの連載の執筆をこなす現在の日常生活について、そして日本のクラシックにかける熱い想いを、とっておきのCDをかけながら語っていただきます。お相手は今年生誕100周年を迎える指揮者・朝比奈隆氏の満州時代を描いたノンフィクション『王道楽土の交響楽』(音楽之友社刊、出光音楽賞)などで知られる音楽ジャーナリスト、編集者の岩野裕一さんです。みなさん、ふるってご参加ください。

ジュンク堂書店池袋本店 
〔営業時間〕 10時〜22時 (定休日:1月1日)
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL 03-5956-6111 FAX 03-5956-6100

☆お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターで承ります。(電話:03-5956-6111)
☆入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
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http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20080320ikebukuro

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