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ぼくは散歩と雑学が好きだった。

『ぼくは散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム1993-2008』(朝日新聞社)刊行記念
小西康陽サイン会
■2008年3月21日(金)20:00〜
■会場:青山ブックセンター六本木店
■定員:100名様
■サイン会ご参加方法:
2008年3月7日(金)朝10時より、青山ブックセンター六本木店で『ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム 1993-2008』をお買い上げの方、先着100名様にレジにて整理券を差し上げます。
ご購入はお一人一冊、サインは本書のみとさせていただきます。
サイン会は整理券裏の番号順呼び出し整列となります。

■お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店 03-3479-0479

■受付時間:月〜土・祝 10:00 〜 翌朝5:00 日 10:00 〜 22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
■受付開始日:2008年3月7日(金)10:00 〜 

<イベント内容>
2008年3月7日に朝日新聞社より発売される、小西康陽さん10年ぶりの単行本『ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム 1993-2008』の刊行を記念してサイン会を行います。

<書籍紹介>
『ぼくは散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム1993-2008』
定価 2,415円(税込)
判型 A5判・上製・352ページ
前作『これは恋ではない』以来10余年、小西康陽さんの新しい“ヴァラエティ・ブック”が完成しました。膨大なコラム、レコード評、インタヴュー、映画評、惹句、日記を精選した、活字で編まれた「ザ・ベスト・オブ・524」です。

<プロフィール>
小西康陽
作曲家。DJ。1985年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。国内外で活動するも2001年解散。作編曲家、DJ、アート・ディレクションなど多くの作品を手がける。2006年より新レーベル「columbia*readymade」のプロデューサーとして活動する。
http://www.columbia-readymade.com
READYMADE JOURNAL

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200803/199320082008321.html

連続レクチャー「二〇世紀の歌と抽象 --ポピュラー・ミュージックと「ジャズ」」

お話し:大谷能生(音楽家、批評家)

 第一回目 2008年3月21日(金) 「I Loves You , Porgy」 
 第二回目 2008年4月18日(金) 「White Christmas」
 第三回目 2008年6月13日(金) 「Just One of Those Thing」
 第四回目 2008年7月18日(金) 「My favorite Things」

☆20世紀はとにかく人間がミュージックに首ったけだった世紀でした。音楽の女神にこんなにカジュアルに、しかも毎朝毎晩甘えまくって過ごした時代は歴史上はじめてだったんじゃないでしょうか? レコードっていう発明品を貢ぐことによって、もしかすると彼女の方も、少しはこちらを振り向いている時間を長くしてくれたのかもしれません。
 
 そんな二〇世紀の音楽の中で、もっとも多くの人々を熱狂させ、それを唄うことによって国民が自身の国をあらたにユナイトした、二〇世紀前半のアメリカン・ポピュラー・ミュージックの魅力と、そのポップ・ソングを「抽象化」することによって、さらなる音楽的領域を切り開いた「ジャズ」という音楽とについて、毎回ある作曲家のある一曲を取り上げる形で勉強していきたいと思います。第一回目はジョージ・ガーシュインの「I Loves You , Porgy」です。

 東欧からの移民の二世である、ユダヤアメリカ人が作った、アメリカ黒人の僻村を舞台にした、ヨーロッパ音楽の最高峰である「オペラ」ーーー『ポーギーとベス』の中からの一曲です。多くのジャズメンに愛されたこの曲を、多くの音源を聴きながら、さまざまな角度で切ってみたいと思います。講義前に、大谷のサックス・ソロ・ミニライブもあります。よろしくお願い致します。

各回 19時より
入場料 予約1800円 当日2000円

メールでご予約いただけると助かります。

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大谷能生
1972年生まれ。批評家、音楽家。96年〜02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。
様々な雑誌、 webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。

2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社刊)を上梓。

2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義を担当。『東京大学アルバート・アイラー 歴史編』『同 キーワード編』(菊地成孔大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。

他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著大谷能生協力/愛育社)、『200CDジャズ入門 200音楽書シリーズ』(200CDジャズ入門編纂委員会編/学習研究社刊)等。2007年10月に月曜社から初の単独批評単行本『貧しい音楽』刊行。

楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行っている。

http://www.parlwr.net/2008/03/post_c674.html