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タルホを本にするということ

■第19回西荻ブックマーク!
2008年1月20日(日)@今野スタジオ『MARE(マーレ)』地図

ザ・メイキング・オヴ「足穂拾遺物語」タルホを本にするということ

16:30受付/17:00開演 \1,500 定員25名 高橋信行、高橋孝次、羽良多平吉郡淳一郎木村カナ

稲垣足穂の新発見作品101篇を収集した『足穂拾遺物語』(2/7、青土社刊)の発刊直前イベント。見本を世界初公開&貴重資料の配布あり。お申し込みはお早めに!

足穂拾遺物語
稲垣足穂 著 高橋信行 編 刊/4-6判/頁 定価 円(本体 円) ISBN978-4-7917-6341-2

没後三十周年記念出版。これまで単行本・全集に未収録・未確認だった、小説・コント・童話・詩・エッセイ・小文など八十九篇を一巻に収録。足穂研究の新次元を切り拓く、気鋭の研究者(高橋信行・高橋孝次・大崎啓造・金光寛峯・小野高裕)による清新精密な解題を付す。


ふりふりは終了致しました。

■2008年1月20日(日)13:30〜15:30(開場13:00〜)
■会場:青山ブックセンター本店 カルチャーサロン
■定員:50名様 ご入場無料

■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店  03-5485-5511

■受付時間: 10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
■受付開始日:2007年12月26日(水)10:00〜
ご参加希望のお客様はお電話でご予約の上、lac@live.jp (今回の申し込み専用)までこの催しに参加するにあたっての関心のありかと、質問したい(討議したい)テーマについて10〜20行程度でお送りください。

<イベント内容>
1890年(明治23年)に夏目金之助帝国大学英文学科に第三期生として進学したとき、進学者は彼ただ一人でした。「単身流行せざる英文学科に入りたる」と後に彼は書いています。日本の大学に外国文学を専攻する学科が創設されて百年をこえた今、ふたたび同じような状況が生じようとしているかに見えます。一人の漱石を引き寄せることは千人の学生を引き寄せるに勝ると言って済ませてしまえるなら、ことは簡単です。問題はむしろこの百年のあいだに文学と文学研究に、とりわけ外国文学研究に何が起こったのか、何が終わり、何が終わっていないのかを、あるいは社会的な意味におけるその栄枯盛衰は何に起因するのかを考えてみることではないでしょうか。

本催しは、大学という場所で、いわば職業的に文学研究に携わっている研究者と、年齢や職業にかかわらず、文学とその研究や教育に関心をもつ方々が、ざっくばらんに意見交換、議論ができる場を設けたいという意図のもとに企画されました。最初に話題提供として、研究者の側から自分たちがいま何を面白いと思い、あるいは何に苦労しているかを簡潔に報告し、そのあと、すぐに参加者のみなさんの関心に応じたディスカッションにうつりたいと思います。文学と文学研究に何が起こっているかに少しでも好奇心をもつみなさんの積極的な参加を募ります。

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200801/_08120.html

トークショー
大谷能生『貧しい音楽』を語る」

2008年1月20日(日)
14時開場 14時30分開始

入場料 予約1800円 当日2000円

楽家であり批評家である大谷能生が2007年10月に上梓された自著『貧しい音楽』についてお話しします。大谷能生の音楽とは何かという問いに対する答えを寸分漏らさず精緻な言葉で綴ろうという強い意志には心打たれるものがあります。が、同時に何故にそこまで力を込めて文を残さねばならぬのかという疑問も湧きます。しかもmasやsimで活躍する音楽家でもあります。文章をものする音楽家は枚挙にいとまがないし、中にはそのまま作家になったりする人もいます。一方で文士劇のように文筆家が他ジャンルに手を出すことは余暇の趣味ように扱われがちです。ミュージシャンに転身した作家っているのでしょうか。音楽と文章、どう違うのでしょうか。すみません、脱線してしまいました。1月20日の当日はぜひ大谷能生が筆を取り続ける(あるいはサックスをブロウし続ける)訳もじっくり聞けたらと思います。

ご予約はメールにてお願いします。

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さらにその先にこんな大谷さんによるトークシリーズを予定しています。

連続レクチャー「二〇世紀の歌と抽象 --ポピュラー・ミュージックと「ジャズ」」

 第一回目 2008年3月21日(金) 「I Loves You , Porgy」 
 第二回目 2008年4月18日(金) 「White Christmas」
 第三回目 2008年6月13日(金) 「Just One of Those Thing」
 第四回目 2008年7月18日(金) 「My favorite Things」

各回 19時より
入場料 予約1800円 当日2000円

http://www.parlwr.net/2007/12/post_fc3c.html