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フーコーとエヴァンゲリオン、のその後に

TBSラジオ 9/2(日)25:40〜4:00

ヱヴァンゲリヲン新劇場版公開記念 深夜の緊急対談』竹熊健太郎×宮台真司

原作から12年、エヴァとは何だったのか?エヴァ以後アニメを含むサブカル業界に何が起きたのか?この時期にエヴァ復活完結する意義とは?エヴァ後十年の時代を生きる若者たちへ。

TBSラジオ Life SPINOFF アーカイブヱヴァンゲリヲン新劇場版公開記念 深夜の緊急対談」
Podcast配信を本日より開始しました。「序」「破」「急」の3本立てで3日連続配信します。」
http://www.tbsradio.jp/life/spinoff/
※ライフのアフター95はこちら
http://www.tbsradio.jp/life/20061028_after95/


ヱヴァンゲリヲン新劇場版公開記念 深夜の緊急対談」のお知らせ(無事放送終了)
http://www.tbsradio.jp/life/2007/08/post_24.html

参考:たけくまメモ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/10_e5fa.html

竹熊健太郎×東浩紀、司会:笹野みちる「オタクのゴタク エヴァもののけ姫」1997年8月16日
http://www.nicovideo.jp/watch/sm492126

特集:ヱヴァ、新生 新劇場版、庵野は何を目指すのか? 【宇野常寛】

Synodosセミナー 高桑和巳×芹沢一也ミシェル・フーコー再入門」
日時 2007年9月1日 14時〜17時 講師 高桑和巳×芹沢一也

現在、フランスの哲学者、ミシェル・フーコーがふたたび重要性を増している。だがそれは、かつてとは異なった相貌をもつフーコーである。「生権力」「統治性」「セキュリティ」、こうしたタームとともに現われるフーコーとは、わたしたちの〈現在〉を語る上で何をもたらしてくれるのか。今回はその核心ともいえる『安全・領土・人口』を翻訳した高桑和巳氏をお招きして、フーコーの現在性についてお話しいただく。

セミナー概要 ミシェル・フーコーがあらためて注目されている。東浩紀氏の『情報環境論集』(近刊)も、萱野稔人氏の『権力の読みかた』も、この哲学者の議論を重要な参照項としている。フーコー自身が刊行に関わり1978年に出されていた『哲学の舞台』(渡邊守章氏との共著)も増補復刊されている。一時期まで、社会学や社会批評の文脈で参照されるフーコーといえば「一望監視施設(パノプティコン)」で有名な規律(ディシプリン)論『監獄の誕生』(1975)だったが、いまは違う。この10年あまりはむしろそれ以降(具体的には1970年代後半)のフーコーが注目されている。代表的なキーワードは規律や矯正ではなく、セキュリティや統治だ。最近の動きはこの近年の傾向を最終的に総括するものだ。私が芹沢一也氏と論集『フーコーの後で』(近刊)を編集したのは、いわばこの運動を明確化し決定づけるためだと言っていい。私はまた、この「フーコーの後」を代表する幻の連続講義『安全・領土・人口』(1978)を翻訳する機会にも恵まれた。そこで今回は、まずこの500ページにおよぶ大著の要諦を翻訳者の目からまとめ、そのうえで、論集での議論をふまえつつ「なぜいま、あらためてフーコーなのか」を明確化してみたい。

高桑和巳(たかくわ・かずみ) 1972年神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部専任講師。翻訳家。フランスやイタリアのいわゆる「現代思想」関連の著作を紹介。訳書にジョルジョ・アガンベン人権の彼方に―政治哲学ノート』(以文社、2001年)、同『ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生』(以文社、2003年)、同『バートルビー―偶然性について [附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』』(月曜社、2005年)、ミシェル・フーコーミシェル・フーコー講義集成〈7〉安全・領土・人口 (コレージュ・ド・フランス講義1977-78)』(筑摩書房、2007年)、編著に『フーコーの後で―統治性・セキュリティ・闘争』(芹沢一也との共編、慶應義塾大学出版会、2007年[近刊])などがある。

費用 10,000円(初回参加の方には割引制度があります。お問い合わせください
お申し込みはこちら

サイバーパンクと未来への想像力 東浩紀 桜坂洋 巽孝之

ブレードランナー』から四半世紀。そこで提示された猥雑な電脳都市のイメージは、ウィリアム・ギブスン士郎正宗を通過して、いまにいたるまでSFの中心的な想像力として機能している。しかし、その四半世紀はまた、現実において、コンピュータが生活環境に入り込み、ネットワークが世界を覆い、社会秩序が情報技術を軸として激変した時代でもあった。その変化のなかで、サイバーパンクの想像力はどのように進化してきたのだろうか。そしてまた、これからどう変わるべきなのだろうか。慶応義塾大学教授でサイバーパンク研究の第一人者・巽孝之氏と、2045年の日本を舞台としたSF企画『ギートステイト』を執筆中の二人組、作家・桜坂洋氏と批評家・東浩紀氏が正面から激突する!

http://sfwj.jp/Nippon2007/index.html
http://www.nippon2007.org/jpn/index.shtml

フーコーの後で―統治性・セキュリティ・闘争

フーコーの後で―統治性・セキュリティ・闘争