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青山ブックセンター青山本店・『ABCブックフェス2007』〜この本は本当にいい!!〜開催概要】 - ABC

青山ブックセンター青山本店『ABC ブックフェス2007』
〜この本は本当にいい!!〜
2007年8月18日(土)、19日(日) 開催
2007年8月18日(土)、19日(日)の2日間にて、夏恒例の「本のお祭り」=『ブックフェス』を、『ABC ブックフェス 2007』〜この本は、本当にいい!!〜 と題して開催いたします。

本と読者が出会う場、書店。その書店を会場にして、トークイベント、インストアライブ、ガーデンでの朗読会など、イベントづくしの2日間です。

さらに、青山ブックセンターにゆかりのある方々そして書店スタッフによる“この本は本当にいい”というお薦め本フェアを全店にて展開します。8月の2日間にて、お客様に改めて“本屋の楽しさ”というものをご提供していきたいと考えております。

青山ブックセンター青山本店・『ABCブックフェス2007』〜この本は本当にいい!!〜開催概要】
 ●開催期間 2007年8月18日(土)、19日(日)の2日間(本店・店舗営業時間/10:00〜22:00)
 ●開催場所
 ・青山ブックセンター本店(店内・A空間・カルチャーサロン青山・当店隣り中庭「サンクンガーデン」)
 ・東京ウイメンズプラザホール(青山ブックセンター青山本店隣)  地図

【ブックフェスのトークイベント!】
 2007年7月20日より都内6店舗にて一斉チケット発売開始。
※チケット販売について
 おとりおきは承っておりません。
※御来店出来ない御客様へ
 郵送御希望の御客様は青山ブックセンター本店に御連絡下さい。(03-5485-5511)
 電話受付無しでのご送金は御遠慮願います。
 お電話での受付から3日以内に、チケット代金+返送用切手(80円分)を現金書留にてご送金下さい。
 期限を過ぎますと、一旦キャンセルとさせていただきます。
 勝手ながら御郵送の受付は、開催前にお届けする為8月11日までとさせていただきます。
 ご了承下さい。

 ●『蓮實重彦とことん日本映画を語るスペシャル「日本の幽霊Part2」』
   8月18日(土) 13:30〜15:30(開場 13:00) 
   (東京ウイメンズプラザホール) 1,500円(税込み)

 ●『日本美術応援団 公開ゼミ』
   出演:山下裕二(日本美術応援団団長)+赤瀬川原平(団員1号)+南伸坊(団員2号)
   8月18日(土) 16:30〜18:00(開場 16:00) 
   (東京ウイメンズプラザホール) 1,500円(税込み)

 ●『森山大道×ホンマタカシ 対談』
   8月18日(土) 19:00〜20:30(開場 18:30)
   (東京ウイメンズプラザホール) 1,000円(税込み)

 ●『岸本佐知子クラフト・エヴィング商會トークショー
   8月18日(土)15:00〜17:00(開場 14:30)
   (カルチャーサロン青山) 800円(税込み)

http://www.aoyamabc.co.jp/20/20_200707/abc_2007.html


日時 2007年8月18日(土) 14時開場〜14時半開始、16時半終了
場所 IID 世田谷ものづくり学校(3F 多目的ルーム)
    〒154-0041 東京都世田谷区池尻2-4-5
http://www.r-school.net/about/access.html

定員 30名 (募集中) 費用 3,000円

 比較的若い世代による、社会と大人への「異議申し立て」が注目を集めている。ある者は「大人」の「若者」に対するバッシングを糾弾し、別の者は、自らが得ることのできなかった可能性を、「戦争待望論」をちらつかせながら、「既得権」を持つ人びとに対して要求する。「こんな国はもう滅ぼすしかない」と叫ぶ声が、ネタ半分とはいえ喝采を浴びる一方、制度を脱臼させるような社会運動、カーニヴァル的な抗議運動も、じわじわと広がりを見せている。こうした動きを、どのように理解するべきか。重要なのは、これらの異議申し立てが、硬直した社会支配の有り様に対して向けられたものであり、その点で、これまでの日本の文脈における「右翼/左翼」の図式を逸脱した、ある種の「アナーキズム」へと向かう特徴を有しているということだ。
 私見に従えば、こうしたアナーキーな志向性は、運動の当事者の意図を超えて、より流動性の高い社会における、よりネオリベラルな制度をさえ要求しかねない。そしてそれは、インターネットの普及に伴ってバージョンアップした、「サイバー・アナーキズム」とでも呼ぶべき、大きな流れの中に位置づけられるものなのではないか、と私は考えている。今回の講演では、こうした流れについて、現代の事象と社会思想を架橋させながら、今何が求められているのか、そしてそれが向かう意図せざる帰結について論じていく。そのことが、近視眼的で「すぐ結果が出そうな」運動への指向と、抽象的な「社会への語り」とのあいだに挟まれた私たちが、これから何をすべきなのかについて、考え、行動するための一助となれば幸いである。

鈴木謙介(すずき・けんすけ) 1976年生まれ。国際大学GLOCOM研究員。専門は理論社会学。インターネットの社会学的分析を主なフィールドにしながら、現代における社会思想の意義について論じている。著書に『カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)』(講談社)、『“反転”するグローバリゼーション』(NTT出版)、『ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか (NHKブックス)』(日本放送出版協会)ほか。「文化系トークラジオLife」のメインパーソナリティをつとめている。

http://kazuyaserizawa.com/synodos/lecture/index.html

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