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「戦争とメディア――〈ポール・ヴィリリオ〉特集合評会」

このたび、『メディウム』第3号完成記念といたしまして、オンライン研究会「戦争とメディア――〈ポール・ヴィリリオ〉特集合評会」を開催する運びになりました。
日時

2023年8月12日(土)14:00-16:00 @Zoomミーティングを利用したオンライン開催
企画趣旨

ポール・ヴィリリオは「速度」という主題を切り口に、技術と戦争の関係を編み直すという思想を掲げた人物です。彼の著作は分野を問わず広く読まれ、技術哲学、歴史研究、文化研究、メディア研究等の領域に対し、多くの影響を与えました。また、ロシアのウクライナ侵攻をはじめとする現代の戦争・紛争において、さまざまなテクノロジーやメディアのもたらした帰結に脅かされている今こそ、私たちはヴィリリオの思想を読み直すべきではないでしょうか。

本研究会では、学術雑誌『メディウム』第3号の〈ポール・ヴィリリオ〉特集の内容を踏まえ、ヴィリリオの思想を起点に戦争とメディアの複雑な関係性について議論することを目標とします。研究会では、社会学・メディア研究がご専門で、昨年『空爆論――メディアと戦争』(岩波書店)を発表された、吉見俊哉先生(國學院大學)から、『メディウム』第3号の内容についてコメントを頂きます。続いて、評者の皆様から提起いただいた論点について、編集部(今関・梅田)と、第3号のゲストエディターである小泉空さんが応答します。最後に、評者および応答者の発言を踏まえて、ご参加いただく皆様と共に議論や意見交換を行いたいと思います。

登壇者
評者

吉見俊哉國學院大學

応答者

小泉空(大阪大学大学院)

今関 裕太(江戸川大学

梅田 拓也(同志社女子大学) 
研究会の次第

14:00 開会挨拶(5)
14:05 『メディウム』3号の趣旨(今関・梅田・小泉)(15)
14:20 吉見俊哉さんのご報告 (20)
14:40 編集チームからの応答(今関・梅田・小泉) (15)
14:55 休憩 (5)
15:00 ディスカッション(30)
15:30 閉会挨拶(5)

※予定は予告なく変更される可能性がございます。
参加方法

    下記のフォームから、必要事項を添えて、参加申し込みをお願いいたします。
    先着50名といたします。
    参加申し込みの締切は8月9日(水)23:59までとしますが、定員が埋まり次第募集を締め切ります。

docs.google.combooth.pm