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「ジェンダー批評のための言葉を持つこと」

2023年08月10日(木) 19:30~

溝口彰子×高島鈴「ジェンダー批評のための言葉を持つこと」 『BL研究者によるジェンダー批評入門: 言葉にならない「モヤモヤ」を言葉で語る「ワクワク」に変える、表象分析のレッスン』刊行記念トークイベント 

溝口 彰子(クィア・ビジュアル・カルチュラル・セオリスト)
高島 鈴(ライター/アナーカ・フェミニスト

<注意事項>
・ご参加いただくためには、ZOOMを視聴できる環境が必要です。お手数ですが https://zoom.us/ より、PC/スマホでアプリを入手お願いいたします。ご購入いただくと、配信URLの記載されたテキストファイルをダウンロードしていただくことができます。
 
また、当日ご覧になられない場合、一週間のアーカイブ視聴を用意しておりますので、そちらもご利用ください。
・回線・機器の状況によっては通信が不安定になる可能性があること、また、それを原因とした
 映像等の不具合が発生した場合も、返金等にはご対応いたしかねますことを、予めご了承ください。
・台風など自然災害や、緊急事態宣言などにより、開催を中止にする場合があります。

 

【内容紹介】
『BL進化論』と『BL進化論〔対話篇〕』が「2017年度SENSE OF GENDER賞特別賞」を受賞し、映画、アート、クィア領域研究倫理などについても執筆してきた溝口彰子さんの新刊『BL研究者によるジェンダー批評入門 言葉にならない「モヤモヤ」を言葉で語る「ワクワク」に変える、表象分析のレッスン』の刊行を記念してトークイベントを行います。
同書は、映画や漫画、テレビドラマ、現代アートなど、様々なビジュアル作品をジェンダーの視点で批評しています。とある表現について、「なぜモヤモヤするのか、なぜいいと思うのか、うまくいえない——」とき、言語化する助けとなる一冊です。
トークのゲストには、『布団の中から蜂起せよ アナーカ・フェミニズムのための断章』刊行で一躍話題を呼びました、高島鈴さんをお迎えします!
イベントでは、お二人がジェンダーフェミニズムの視点で作品批評をするようになったきっかけ、批評の際に意識していること、作品内の「現実」「表象」「ファンタジー」をどう見ているか、最近のエンタメやアート作品について思うこと、BL遍歴などについてお話しいただく予定です。

【講師紹介】
溝口 彰子(みぞぐち・あきこ)
クィア・ビジュアル・カルチュラル・セオリスト。
早稲田大学文学学術院准教授(文化構想学部表象メディア論系)。
大学卒業後、ファッション、アート関係の職につき、レズビアンとしてコミュニティ活動も展開。1998年、米国ロチェスター大学大学院に留学。ダグラス・クリンプのもと、ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ・プログラムで、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD(博士号)を取得。BL論のみならず、映画、アート、クィア領域研究倫理などについて論文や記事を執筆し、複数の大学で講師をつとめた後、現職。
著書に『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版)、『BL進化論〔対話篇〕 ボーイズラブが生まれる場所』(宙出版)があり、中国語と韓国語にも翻訳出版されている(ともに第17回Sense of Gender賞特別賞受賞)。
YouTube “BL with AKIKO” channel:https://www.youtube.com/@blwithakiko                              

高島 鈴(たかしま・りん)
1995年、東京都生まれ。ライター、アナーカ・フェミニスト
ele-kingにてエッセイ「There are many many alternatives. 道なら腐るほどある」、『シモーヌ』(現代書館)にてエッセイ「シスター、狂っているのか?」を連載中。ほか、『文藝』(河出書房新社)、『ユリイカ』(青土社)、『週刊文春』(文藝春秋)、山下壮起・二木信編著『ヒップホップ・アナムネーシス』(新教出版社)に寄稿。CINRA、WEZZYなどウェブマガジンにも寄稿。       

 

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