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「日本翻訳大賞」中間報告会

ひと皿の小説案内

ひと皿の小説案内

2015/04/10 Fri
阿部公彦×石田千×tag café
「聞いて、見て、食べて美味しい小説案内」
『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』刊行記念

ディナ・フリード著、阿部公彦さんが監修・翻訳をつとめた『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』が、マール社より好評発売中です。

本書は、『不思議の国のアリス』『ガリヴァー旅行記』『グレート・ギャツビー』など古典から現代ものまで海外小説の50篇に登場する、印象深い食事シーンにスポットを当て、食材から盛り付け、食器のチョイスにいたるまで、デザイナーである著者が徹底的にこだわって、それぞれの食事シーンを自由に写真で再現した一冊です。

今回B&Bでは、監修・翻訳をつとめた阿部公彦さんと、食について造詣の深いエッセイスト・小説家の石田千さんをお迎えし、『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』刊行記念トークイベントを開催します。
さらに!
B&Bのお隣のカフェ「tag café」とコラボレーションし、本の中に登場する食事の中から、「チキンスープ・ライスいり ―12のつきのほん」と「まぬけ同盟」(ホットドッグ)のレシピを再現&実食!

読書家も、くいしんぼうも、写真ファンも大満足な2時間をどうぞお楽しみに!



※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _
阿部公彦(英米文学者、東京大学准教授)
石田千(エッセイスト、小説家)
料理提供:tag café
時間 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 2000yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20150410_hitosarasyosetsu/

「日本翻訳大賞」中間報告会


2015年4月10日(金) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
会期:4/10蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース



世界のなかでも豊かな翻訳文化をもつと言われている日本ですが、不思議なことに翻訳者を顕彰する賞はこれまでほとんどありませんでした。そこで「もっと翻訳者に光があたるように」と翻訳家の西崎憲先生が発起し、設立を決めたのが「日本翻訳大賞」です。

1月1日に一般選考の受付が開始され、2月に一般選考と選考委員推薦を合わせまして、計17冊がノミネート。
さらに3月初旬に2次選考として選考委員が17冊を5冊に絞込み。
ここまで進んだところで、4月中旬の大賞発表を前に、4月10日、代官山でこの中間報告会を開催することになりました!
出演は、選考委員である金原瑞人さん、岸本佐知子さん、柴田元幸さん、松永美穂さん、そして西崎憲さんの五人がそろい踏み。スリリングな報告会に、ご期待ください!

店内でのイベントです。70分ほどのトークのあと、サイン会となります。
下記ご参加方法をお読みください。

【参加方法】
2015年3月6日(金)朝7時より、代官山 蔦屋書店 一号館一階レジカウンターもしくはお電話にて、参加受付をいたします。入場料は1,000円(税込み)です。

4月1日から一号館一階でスタートするブックフェア「日本翻訳大賞選考委員の翻訳本棚」
から何かお買い上げになれば、トーク後のサイン会でサインをいたします。
サインは、入場券1枚で五人の選考委員の方すべてからもらえます。ただし、一人の選考委員につき2冊まで、とさせていただきます。

参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
今回のサイン会ではすべて、ご本にお客様のお名前入れ(為書き)をいたします。お名前入れのないサイン本はNGとさせていただきます。
古書の持ち込みはご遠慮ください。また色紙など、本以外の物へのサインはいたしかねます。
以上すべてご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。

【対象商品】
イベント参加券(1,000円税込み)

【定員】
50名様

【プロフィール】
金原瑞人(かねはら・みずひと)
法政大学教授、翻訳家。訳書にウェストール『かかし』(徳間書店)、オクリ『満たされぬ道』(平凡社)、ペック『豚の死なない日』(白水社)、マコックラン『不思議を売る男』(偕成社)、シアラー『青空のむこう』(求龍堂)、リオーダン『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(ほるぷ出版)、グリーン『さよならを待つふたりのために』(岩波)、『月と六ペンス』(新潮文庫)、『わたしはマララ』(学研)など。著書・エッセイ集に『雨月物語』(岩崎出版)、『翻訳のさじかげん』(ポプラ出版)など。

岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。訳書にリディア・デイヴィス『話の終わり』(作品社)、ミランダ・ジュライいちばんここに似合う人』(新潮社)、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』(以上白水Uブックス)、ショーン・タン『遠い町から来た話』(河出書房新社)など。編訳書に『変愛小説集』(講談社文庫)、『居心地の悪い部屋』(角川書店)など。著書に『気になる部分』(白水Uブックス)、『ねにもつタイプ』(ちくま文庫、第23回講談社エッセイ賞受賞)など。

柴田元幸(しばた・もとゆき)
翻訳家、雑誌『Monkey』責任編集。訳書にオースター『幻影の書』(新潮文庫)、ダイベック『シカゴ育ち』、ミルハウザー『ナイフ投げ師』(以上、白水Uブックス)、ロンドン『火を熾す』(スイッチ・パブリッシング)など。編訳書に『どこにもない国』(松柏社)、『紙の空から』(晶文社)など。著書に『死んでいるかしら』(日経文芸文庫)、『つまみ食い文学食堂』(角川文庫)、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会、2005年サントリー学芸賞受賞)など。ほかに、英語文芸誌_Monkey Business_責任編集。

西崎憲(にしざき・けん)
翻訳家、アンソロジスト、作家。訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』『エドガー・アラン・ポー短篇集』(ちくま文庫)、『第二の銃声』バークリー(創元推理文庫)など。共訳書に『ピース』ウルフ(国書刊行会)など、編訳書に〈ドイル傑作集全五巻〉(創元推理文庫)など。アンソロジーに『短篇小説日和』『怪奇小説日和』(ちくま文庫)など。著書に『世界の果ての庭』(第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作、創元推理文庫)、『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガイドブック』(河出書房新社)、『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房)。ほかに音楽レーベル〈dog and me records〉主宰。

松永美穂(まつなが・みほ)
翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)(2000年毎日出版文化賞特別賞)、ラフィク・シャミ『夜の語り部』(西村書店)、ミリヤム・プレスラー『マルカの長い旅』(徳間書店)、エヴァ・バロンスキー『マグノリアの眠り』(岩波書店)、マーレーネ・シュトレールヴィッツ『誘惑。』(鳥影社)、セース・ノーテボーム『木犀!/日本紀行』(論創社)、著書に『誤解でございます』(清流出版)、『ドイツ北方紀行』(NTT出版)など。


開催概要

会期:
2015年4月10日(金)
会場:
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:
19:00
主催:
代官山 蔦屋書店
協力:
 
お問い合わせ:
03-3770-2525



http://tsite.jp/daikanyama/event/004706.html