河村書店

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『呪術的美術と 文学的ゴシック』」

天皇制の隠語』(航思社)出版記念トーク

日本資本主義論争と文学

日本はなぜ東アジアでいちはやく資本主義化・民主主義化したのか。この要因をさぐり、革命を模索すべく1930年代におこなわれた「日本資本主義論争」。日本の近代思想史上、最大級の論争であり、その影響は遠く2014年の現在も規定している。

この論争を背景に小林秀雄中村光夫柄谷行人などを論じた『天皇制の隠語』をめぐり、3.11以後の詩の動向、小出版の今後の展望などを含めて、著者・すが秀実に、新進気鋭の「詩と批評」のリトルマガジン「子午線」編集同人と詩人・安里ミゲルがきく。

出演:

すが秀実:文芸評論家、近畿大学教員。『反原発の思想史』『1968年』(ともに筑摩書房)、『吉本隆明の時代』『革命的な、あまりに革命的な』(ともに作品社)など。

雑誌「子午線」編集部:2013年2月に創刊、現在3号を編集中(14年秋刊行予定)。編集同人は春日洋一郎、長濱一眞、綿野恵太。

安里ミゲル:詩人。1989年、第21回新日本文学賞を受賞。詩集『詩的唯物論神髄』『悪い詩集-又は詩的唯物論神髄の大盛』『名詩、産ス名』(以上、スペース伽耶)。

日時 6月21日(土) 16時開演 (15時30分時開場)

場所:カフェラバンデリア
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F TEL:03-3341-4845
地 図

料金:1ドリンクオーダー+投げ銭

※要予約 

予約・お問合せは模索舎まで TEL:03-3352-3557

メール


主催 模索舎+航思社

http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/2014/05/post-218.html


宮崎駿論 神々と子どもたちの物語 (NHKブックス)

宮崎駿論 神々と子どもたちの物語 (NHKブックス)

6/21 Sat


杉田俊介氏の『宮崎駿論』を巡って
OPEN17:30START18:00CHARGE¥1500(+1D¥500)
出演:
杉田俊介(批評家)
田中秀臣(経済学者)
古谷経衛(評論家)


荻窪ベルベットサン


http://www.velvetsun.jp/next.html#6_21


開催日時 2014年6月21日(土) 18時〜20時
会場 青山ブックセンター本店 大教室
定員 80名
参加費 1,944円
*第7期ワークショップ受講生は、ワークショップの受講料に参加費が含まれています。


ホンマタカシ ワークショップ
「たのしい写真 よい子のための写真教室」 第7期 座学編 第三回
座学編 第三回テーマ 「映像人類学とは?」

ゲスト講師:分藤大翼(映像人類学者)、山峰潤也(東京都写真美術館 学芸員

映像人類学という聞きなれない領域があります。
最近映像祭などで耳にする 研究なのでしょうか?それとも表現?
映像人類学を名乗る分藤さんと写真美術館の山峰さんをゲストに
その活動を探ってみたいと思います。

2014年3月から開講している写真家ホンマタカシワークショップ「たのしい写真 よい子のための写真教室」第7期。本ワークショップは、2009年から2012年まで、通常クラス6回、選抜クラス2回が開かれ、総勢178名の受講生のみなさんが参加されました。第7期となる今回はこれまでと異なり、通常クラス(実践編)に加えて、座学編が開かれます。

ホンマさんによると座学編は「毎回写真とは異なる専門家の人を招き、ボクと対談をします。写真とは違う分野の人の話を聞くことで、写真の概念を広げていただきたいと思います。」とのこと。

座学編は先着順にて受付を致します。ホンマさんとゲストのみなさんと写真について考えたい方のご参加をお待ちしております。

ホンマタカシ ワークショップ 第7期詳細
*通常クラスの受付は修了いたしました。

講師プロフィール


分藤大翼 ぶんどう だいすけ
1972年大阪府生まれ。信州大学全学教育機構准教授。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。1996年よりカメルーン共和国熱帯雨林地域に暮らすBaka(バカ)という狩猟採集民の調査研究を行なう。2002年より調査集落において記録映画の制作を開始。

主な映像作品は『Wo a bele −もりのなか−』(2005)、『Jengi』(2008)、『jo joko』(2012)、『cassette tape』(2013)。作品はいずれも国内外の映画祭で上映されている。 主な共著は『森と人の共存世界』(京都大学学術出版会)、『見る、撮る、魅せるアジア・アフリカ!−映像人類学の新地平−』(新宿書房)、『フィールド映像術』(古今書院、近刊)。CDブック『commmons:schola vol.11 Traditional Music in Africa』(2012)の制作に参加。scholaのウェブサイト上の動画講義、ならびにNHK Eテレの番組『スコラ・坂本龍一 音楽の学校』「アフリカの音楽」編に出演。2012年に個展『アフリカ、森の民の音楽と食事』(http://www.art-eat.com/past/?p=362)を開催している。

ホンマタカシ
2011年から2012年にかけて、自身初の美術館での個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヶ所の美術館で開催。現在、東京造形大学大学院客員教授を務める。2014年2月23日から、水戸芸術館にて行われる「拡張するファッション展」に参加予定。

http://betweenthebooks.com


「たのしい写真 よい子のための写真教室」 第7期 座学編 第三回 | 青山ブックセンター

公開研究会:ホモ・エデンス 可食性の人類学(全3回)

第1回:世界の始まりから隠されてきたこと

野生の科学研究所公開研究会のお知らせです。ご参加お待ちしております!

エディブル

人は先行する「他の人」から生まれた「肉」である。しかし、社会には「人は食肉ではない」という根本的なタブーが存在し、近親相姦の禁止と共に、法や道徳の根幹をつくる。たくさんの違反例があるにもかかわらず、この掟はいまも人を律している。食べるとは、食べられるとはどういうことなのか。「食べるもの」としての人間は、「食べられるもの」や「食べられないもの」とのあいだに、どのような関係を築いてきたのか。肉でなくなった死者は、どこに還ってゆくのか。「食べる/食べられる人」をつくる性と食の交わり、母と胎児の関係、食物網と料理の様態、神話の構造などから、人と動物の根幹をつくる《食の次元》を考える。

第1回: 世界の始まりから隠されてきたこと

食肉や栽培植物の起源を説明する世界中の神話には、食べ物がもともと神話的な主人公の身体の一部であった、あるいは体内から排出された屎尿や垢であった、というエピソードが残されている。日本列島の伝承にも、女性の屍体や排泄物から食べ物がつくられた、という神話が少なくない。すべてが変容する物語の世界で、なぜ世界の始まりの時代にあったという「食べ物の起源」の秘密が語り継がれてきたのか。暴力と可食性を結ぶ観点から、食と排泄の根源にある存在論を掘り起こす。


講師:石倉敏明
コメンテーター:中沢新一

日時:2014年6月21日(土)14:00〜(13:20開場)
場所:明治大学 野生の科学研究所
資料代:500円
予約不要

次回以降の予定は下記の通りです(第2回目は7月を予定)。

第2回: 目には見えない食べ物

多くの「生き物」は食糧として殺され、祭儀や料理の過程で「食べ物」に変容する。それは火や水や煙によって、自然界の生き物として持っていた形や質を変えられ、「文化」という異次元に生命が晒される手順でもある。文化のなかに取り込まれ「目に見えない次元」に抑圧された自然=生命が、神話の中で語り出される仕方とは? 精神分析学が語らない未知の「コンプレックス」とは? カンニバル(食人)とインセスト(近親相姦)という二つのタブーの重なる場所で起こる生命過程の変容と、目に見えない次元から始まる新たな倫理学の可能性に迫る。

第3回 人と食を結び直す鍵

世界の民族誌に学び、「食べ物のリアル」を取り戻すことは可能だろうか? たとえば現代人が食べる一食分の弁当には、世界的な食糧生産と流通市場が介在している。現代人は美食や健康食といった食の情報に飢えている反面、産地偽装遺伝子組み換え作物の影響、放射能汚染や疫病など「食の安全性」に頭を悩ませてもいる。素材となった肉や野菜は「自然界の産物」であると同時に、人工的に手を加えられた記号的な「工業製品」でもある。このパラドックスを自覚的に克服する試みのなかから、生命と食の連鎖に基づく「食の対称性」次元を明るみに出す。

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石倉敏明(いしくら としあき
人類学者/神話学者。秋田公立美術大学講師(アーツ&ルーツ専攻)。多摩美術大学芸術人類学研究所助手を経て、明治大学野生の科学研究所研究員、現職。共著・編著に『人と動物の人類学』『道具の足跡』『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』等。


http://sauvage.jp/archives/2017

2014/06/21 Sat
石田瑞穂×管啓次郎×暁方ミセイ
『遠いアトラス』電子書籍化記念
マイナビ・ブログで好評のうちに連載を終えた、詩人の石田瑞穂氏・管啓次郎氏・暁方ミセイ氏によるリレー詩「遠いアトラス」の電子書籍化を記念し、お三方のトークイベントを開催いたします!

※詳細は後日お知らせいたします。



※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 石田瑞穂(詩人)
管啓次郎(詩人)
暁方ミセイ(詩人)
時間 _ 15:00〜17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20140621_a_atlus/

田中信太郎 岡粼乾二郎 中原浩大
かたちの発語展
会期:2014年4月25日[金]- 6月22日[日]
時間:11:00 - 19:00
会場:BankART Studio NYK 全館
観覧料:一般1,200円 / 学生800円
    ※高校生以下 65歳以上、障害者の方は無料


6月21日[土] 19:30-
中原浩大×中島 智(芸術人類学者、武蔵野美術大学慶應義塾大学兼任講師)


完全予約制・各回定員100名(予約はメール info@bankart1929.com にて、ご来場日、氏名、連絡先を明記の上お申し込み下さい。お電話、FAXでのご予約も受付けています。)


http://www.bankart1929.com/news/pdf/katachi-event.pdf

真夜中の博物館〜美と幻想のヴンダーカンマー (TH Series ADVANCED)

真夜中の博物館〜美と幻想のヴンダーカンマー (TH Series ADVANCED)

樋口ヒロユキ新著『真夜中の博物館』刊行記念トークショー
『呪術的美術と 文学的ゴシック』」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年06月21日(土)19:30 〜 フェア・イベント一覧開催店舗ページへ
ゲスト:高原 英理(作家)
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著者:樋口 ヒロユキ(美術評論家)

サブカルチャーや現代美術の世界にいま「呪術的美術」が復活しようとしている。7年ぶりの単著にして美術評論集『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』を刊行した樋口ヒロユキが、「文学的ゴシック」を追求してきた作家の高原英理をゲストに迎え、呪術的美術と文学的ゴシック、その現在と未来を考えるトークセッション、開催!


ゲスト ★ 高原英理                                  
[profile] 作家。1959年三重県生まれ、東京工業大学大学院博士後期課程修了。武蔵野大学日本大学にて非常勤。小説に『抒情的恐怖群』、『神野悪五郎只今退散仕る』など、評論に『ゴシックハート』、『ゴシックスピリット』など。2014年にアンソロジー集『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』を刊行。

著者 ★ 樋口ヒロユキ                                
[profile]サブカルチャー/美術評論家。1967年福岡県生まれ、芦屋市在住。関西学院大学文学部美学科卒。神戸学院大学、専門学校などで非常勤。単著に『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』、共著に『寺山修司の迷宮世界』、『絵金』など。展覧会に「閨秀2.0」などがある。


http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=5182