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〈谷根千〉はなぜ魅力的なのか

【新宿本店】 ■磯部涼九龍ジョースペシャル・ゲスト北沢夏音前野健太! 『遊びつかれた朝に──10年代インディ・ミュージックをめぐる対話』刊行記念トーク・セッション(2014年6月4日)
磯部涼九龍ジョースペシャル・ゲスト北沢夏音前野健太
『遊びつかれた朝に──
10年代インディ・ミュージックをめぐる対話』
刊行記念トーク・セッション


 音楽やそれを取り巻く風俗を現場の皮膚感覚から言葉にし、時代を動かすアンダーグラウンド・カルチャーをつぶさに眺めてきた人気ライター2人が、これからの音楽の10年を考える連続対談集『遊びつかれた朝に──10年代インディ・ミュージックをめぐる対話』。
 著者の磯部涼さん&九龍ジョーさんによる、スペシャル・ゲストを交えてのトーク・セッションが開催されます!お迎えするのは、伝説的な"リトル・マガジン"『SUB』とその誕生の背景を追う瀟洒なノン・フィクション『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』などの著作や、数々の音楽本の編集・執筆で知られる北沢夏音さん。そして、高い詩情と文学性によって歌謡とロックの歴史の先端を繊細に掘削するシンガーソングライター、前野健太さん。本書の大きなテーマのひとつでもある「音楽のなる場所」──2010年代に音楽はどのような場所で鳴っているのか、それは政治や社会とどのように関係しているのか──をキーワードに、狭い意味での"音楽シーン"を超えて、わたしたちの生きる場所と、そこに結びつくさまざまな音について思いをめぐらせます。

 アンプラグドな前野さんの演奏も間近く聴ける!? 

 ファンのかたにも、初めてお名前を知るかたにも、素敵な時間をお届けいたします(トーク内容は変更する場合もございます)。

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○日時:平成26年6月4日(水) 19:00〜 (開場18:30)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース 
○定員:50名
○参加費:1,000円
○参加方法:2014年5月20日(火)午前10:00時より7階レジカウンターにてご予約を承ります。
ご予約電話番号:03-3354-0757
新宿本店7階芸術・洋書売場(10:00〜21:00)

※当店に繋がる他の電話番号におかけになられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。

※参加料1,000円はイベント当日、会場受付にてお支払いいただきます。
※イベント終了後『遊びつかれた朝に』をお持ちのお客様対象にサイン会を行います。

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出演者プロフィール
磯部涼.jpeg磯部涼(音楽ライター)
78年生まれ。主にマイナー音楽、及びそれらと社会との関わりについてのテキストを執筆し、04年に単行本『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版)を、11年に続編『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト)を刊行。その他、編著に風営法とクラブの問題を扱った『踊ってはいけない国、日本』『踊ってはいけない国で、踊り続けるために』(共に河出書房新社)がある。
イラスト:大橋裕之



九龍ジョー.jpg九龍ジョー(編集者・ライター)
76年生まれ。ポップ・カルチャーを中心に原稿執筆。『KAMINOGE』、『QuickJapan』、『CDジャーナル』、『音楽と人』、『シアターガイド』、などで連載中。『キネマ旬報』にて星取り評担当。編集近刊に、坂口恭平『幻年時代』(幻冬舎)、岡田利規『遡行変形していくための演劇論』(河出書房新社)、『MY BEST FRIENDS どついたるねん写真集』(SPACESHOWERBOOKS)などがある。
イラスト:大橋裕之



北沢夏音.JPGのサムネール画像北沢夏音(ライター・編集者)
1962年生まれ。主にサブ・カルチュアに関する企画・編集・執筆を行う。著書:『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』(本の雑誌社)/監修:『80年代 アメリカ映画100』(芸術新聞社)/共著:『冬の本』(夏葉社)、『音盤時代の音楽の本の本』(カンゼン)、『山口冨士夫 天国のひまつぶし』(河出書房新社)/対談構成:山口隆 『叱り叱られ』(幻冬舎)/書籍編集:寺尾紗穂『愛し、日々』(天然文庫)、森泉岳土『夜のほどろ』(同)/CDボックス・ブックレット編集執筆:『人間万葉歌 阿久悠作詞集』三部作(ビクターエンタテインメント)、やけのはら『SUNNY NEW BOX』(felicity/SSNW)など。
撮影:前野健太


前野健太 (2).jpg前野健太
1979年埼玉県入間市出身。シンガーソングライター。2007年に自ら立ち上げたレーベル"romance records"より『ロマンスカー』をリリースしデビュー。2009年にセカンドアルバム『さみしいだけ』を"DIW"よりリリース。
2009年元日に東京・吉祥寺の街中で74 分1 シーン1 カットでゲリラ撮影された、ライブドキュメント映画『ライブテープ』(松江哲明監督)に主演として出演。第22 回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞し全国の劇場で公開された。
2010年9月"Victor Entertainment"より発売された『新・人間万葉歌〜阿久悠作詞』へ参加。2011年2月"romance records"より3 枚目のオリジナルアルバムとなる『ファックミー』をリリース。同年、松江哲明監督の新作映画『トーキョードリフター』に再び主演として出演。全国劇場で公開される。また主題歌をリレコーディングしたコンセプトアルバム『トーキョードリフター』を"felicity"よりリリース。
2011年末には第14 回みうらじゅん賞を受賞。2012年auの新CM「あたらしい自由」篇に出演。2013年1月、ジム・オルーク氏をプロデューサーに迎え制作された4 枚目のアルバム『オレらは肉の歩く朝』を発売。同年7月「FUJI ROCK FESTIVAL'13」へ出演。

公式HP: http://maenokenta.com/
公式twitter: @maeken_5th


http://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20140520100013.html


谷根千ちいさなお店散歩

谷根千ちいさなお店散歩

2014年6月4日 (水)本店
『〈谷根千〉はなぜ魅力的なのか』 トークイベント
南陀楼綾繁さん×森まゆみさん
谷根千
ノスタルジックな町並みに個性的な店舗や古い建物が点在する、いま人気のエリア〈谷根千〉(谷中・根津・千駄木)。この地域で「一箱古本市」を開催し、このたび『谷根千ちいさなお店散歩』を刊行した南陀楼綾繁さんが、『地域雑誌 谷中・根津・千駄木』を通じて地域の歴史や文化を掘り起こしてきた、作家の森まゆみさんとともに〈谷根千〉の魅力や変化を語り合います。

トーク終了後、南陀楼綾繁さんの新刊『谷根千ちいさなお店散歩』ならびに森まゆみさんの著書『「青鞜」の冒険』、『千駄木漱石』のサイン会を実施いたします。サイン会対象書籍は、当店でお買い求めいただいたものに限らせていただきます。
日時 2014年6月4日 (水) 18時30分〜(開場:18時00分)
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
申込書に必要事項をご記入の上、1階サービスカウンターにてお申込み下さい。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話によるお申込みも承ります。(電話:03-3281-8201)
主催
主催:八重洲ブックセンター   協賛:WAVE出版
南陀楼綾繁

(なんだろう・あやしげ)

1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表として、各地のブックイベントに関わる。「一箱本送り隊」呼びかけ人。著書『路上派遊書日記』(右文書院)、『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)ほか。

森まゆみ

(もり・まゆみ)

1954年、東京都文京区動坂生まれ。出版社で企画、編集の仕事にたずさわった後、フリーに。
地域雑誌『谷中・根津・千駄木』の編集人。
著書『「谷根千」の冒険』(ちくま文庫)、『「青鞜」の冒険』(平凡社)、『千駄木漱石』(筑摩書房)など多数。


http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/3810/