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人文系イベント紹介サイト

ゴムとタブーと『ATOM AGE』

中野ブロードウェイ商店街振興組合連携講座 カルチャー批評から見る日本社会

期間 2014年5月24日
回数 1回
曜日 土
時間 13:00〜14:30
定員 400名

キャンパス 中野キャンパス


講座趣旨

アジア圏において極めて早い段階で消費大国に成長した日本では、そのポップカルチャーガラパゴス的進化が観察されている。
とくに情報化の進行によるインターネット以降の変化は、21世紀の文化論そのものの枠組みを決定し得る決定的な論点を多く発見できる。
本講演では、現代日本の文化地図を概観しつつ、こうした論点をピックアップする。

特記事項

【後援】中野区

申込方法; 事前予約制です(全席自由、先着400名)
お電話かHPからお申し込み下さい。
TEL 03-3296-4423 URL https://academy.meiji.jp

■リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講いただけます。
■会場:明治大学 中野キャンパス 5階ホール
※中野キャンパスは、JR「中野」徒歩8分。
■開場:12:30

講師紹介

宇野 常寛 (ウノ ツネヒロ)
評論家、批評誌『PLANETS』編集長
主著に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『原子爆弾ジョーカーなき世界』(メディアファクトリー)など。京都精華大学ポップカルチャー学部非常勤講師、

https://academy.meiji.jp/course/detail/1584/

ソーシャル・マジョリティ研究会セミナー2014
【社会的多数派の会話・コミュニケーションのしくみ】

今日、「コミュニケーション障害」「社会的障害」という概念によって、
社会的に排除される人々が増加しています。
そのような社会背景の中、
ではそもそも、(障害がないとされる)社会的多数派同士の間では
どのようなコミュニケーションおよび社会的ルールが(無自覚に)成立しているのでしょうか。

このセミナーでは講師の先生をお招きして、
社会的多数派を研究対象とし、学習・共有することを目的としています。

【定員】各回150名
【参加費】無料

※記録用録画・録音あり
※要約筆記通訳あり

【日程:テーマ:講師】

第2回 5/24(土)午後3−5時
「多数派の会話にはルールがあるの?」     
坊農 真弓(ぼうのう まゆみ)さん (国立情報学研究所 准教授)

第3回 6/28(土)午後3−5時
「人の気持ちはどこからくるの?」
澤田 唯人(さわだ ただと)さん (慶應義塾大学大学院 /日本学術振興会特別研究員)

第4回 7/26(土)午後3−5時
「人の会話を聞き取る仕組みってどうなっているの?」
古川 茂人(ふるかわ しげと)さん
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主幹研究員)

第5回 8/23(土)午後3−5時
「場面ごとにちょうどいいやりとりのルールってどんなもの?」
浦野 茂(うらの しげる)さん (三重県立看護大学 教授)

第6回  9/20(土)午後3−5時
「『ちょうどいい会話』のルールってどんなもの?」 
浅田 晃佑(あさだ こうすけ)さん (東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員)

第7回 9/27(土)午後3−5時
「いじめの仕組みってどうなっているの?」
荻上 チキ(おぎうえ ちき)さん
(評論家/「シノドス」編集長/NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表)

【主催】東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー分野/ソーシャル・マジョリティ研究会 
    連絡先:綾屋紗月(東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員)

※本セミナーは第44回(平成25年度)三菱財団社会福祉助成および
  文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究「構成論的発達科学」 (No.24119006)の
助成を受けました。

【場所】
東京大学先端科学技術研究センター
3号館南棟1階 ENEOSホール
(〒153-8904 東京都目黒区駒場4丁目6番1号)


http://kokucheese.com/event/index/159743/

大会パンフレット
http://docs.com/15NAB


日本記号学会第34回大会
「ハイブリッド・リーディング Hybrid Reading――紙と電子の融合がもたらす〈新しい文字学(グラマトロジー)〉の地平」


日時:2014年5月24日(土)、25日(日)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館
ゲスト:杉浦康平(ブックデザイナー)、ベルナール・スティグレール(哲学者)、キム・ソンド(記号論


プログラム:
5 月24 日(土)
(会場:東京大学駒場キャンパス 18 号館レクチャーホール)
13:00 受付開始
13:30 総会
14:30-14:50 開会の辞(石田英敬、キム・ソンド)
14:50-15:50 プレナリー・セッションHybrid Reading I
「一即二即多即一」(講演:杉浦康平
紙と電子の融合で読書行為が再定義されつつある時代の中で、
いま問われるべき「アジア的ブックデザイン」とは? 一冊
の本が多様な宇宙を包み込む可能性を追求しつづけてきた
デザイナーの杉浦康平氏をゲストに迎え、書物の重層性と
生成原理について考えます。

 
16:00-18:00 ラウンドテーブルI
「知の回路とテクノロジー
(ディスカッサント:杉浦康平、キム・ソンド、吉岡洋)
(報告「東京大学新図書館計画」:阿部卓也)
(モデレーター:石田英敬
杉浦氏の講演を受けて、本や文字が生み出す新たな発見や学び
の出来事の可能性について討議します。東京大学新図書館計画
における実証実験などの事例を紹介しつつ、書物文化を囲む
技術の配列や空間設計がどのように読書行為を広げて行くか
を考え、知の供給経路を作り出すための戦略的アクションの
重要性を議論します。
18:30 懇親会
(会場:21KOMCEE MM ホール)


日本記号学会第34回大会「ハイブリッド・リーディング」

第262回東海大学文学部 知のコスモス・シンポジウム
「辺境の想像力―現代文学における〈境界〉への眼差し」

【日時】
5月24日(土)14:00〜16:30

【司会】
倉数茂(東海大学講師/作家・文芸評論家)

【パネリスト】
山城むつみ東海大学教授/文芸評論家)
三輪太郎(東海大学准教授/作家・文芸評論家)
石和義之(東海大学講師/SF評論家)
岡和田晃氏(SF評論家)
田中里尚氏(文化学園大学准教授、文化史研究者)
東條慎生氏(ライター)

【会場】
東海大学湘南キャンパス14号館1階103教室

【交通】
小田急線(新宿より快速急行約60分、小田原より約25分)「東海大学前」駅下車徒歩約15分、または『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)で「東海大学北門」下車すぐまたはJR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分
http://www.u-tokai.ac.jp/info/traffic_map/index.html#shonan

【入場料】
無料。事前申し込み不要

【主催】
東海大学文学部 文芸創作学科

【お問い合わせ】
東海大学文学部文芸創作学科 担当 倉数
TEL:0463-58-1211(内線3280)


http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=letters&id=7119

2014/05/24 (土) 19:00 - 21:00 JST
会場ゲンロンカフェ
チケット 前売分 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,600
友の会会員限定指定席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません※ 会員番号が必要となります \2,600
※コンビニ / ATM でのお支払いは、2014/05/23 で締め切られます。
会場住所 東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F


サエボーグ × 黒瀬陽平 「ゴムとタブーと『ATOM AGE』――サエボーグ岡本敏子賞&五反田アート賞受賞記念パフォーマンス&トークショー」 @saeborg @kaichoo
前売/2600円(1ドリンク付き)◆==ゲンロン友の会/学生証提示で2100円に!==◆
詳細
当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。※2014年4月からの消費税増税に伴い、入場料を改訂いたしました。ご了承ください。
お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。
【イベント紹介】
日本のアングラフェティッシュ界隈では知る人ぞ知る存在であり、今年の第17回岡本太郎現代芸術賞において見事「敏子賞」(準大賞)を受賞したサエボーグ。

すべてゴムで作られた子ども番組風の舞台装置のなかで、ゴムで作られた奇妙な動物たちが、これまたゴムで作られた怪しいキャラクターによって「屠殺」されてゆく…… という壮絶なインスタレーション&パフォーマンスは、アングラショーの世界を飛び出して、いまや現代アートとしても注目を集めつつある。



そんなサエボーグのパフォーマンスが、なんとゲンロンカフェで上演決定!
圧倒されるその異様な世界観と造形、そして強烈なゴムの香りは、絶対に現場で目撃しなければわからない。

パフォーマンス後のアーティストトークでは、美術評論家黒瀬陽平が聞き手となり、ラバーフェティシズムの背後に隠されたサエボーグ作品の思想を徹底解剖。この機会を見逃すな!





【出演者紹介】

サエボーグ(Saeborg)



1981年生まれ。アーティスト。女子美術大学洋画科卒業。アンダーグラウンドクラブパーティー「デパートメントH」のスタッフを務め自身の為のラバースーツを作る。
個展に「脱いでゴムめんね」(Vanilla Mania、2011)、「Slaughterhouse-6」(Vanilla Gallery、2012)。グループ展に「gender game」(Joshibi galleria nike、2008)、「第17回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎岡本太郎美術館、2014)。第17回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞受賞。


私は動物型のラバースーツを自作し自ら装着して動き回ります。
私は自分が身に着けているものは自身の皮膚の延長だと考えています。
私の性別は女ですがステレオタイプな女性像を押し付けられることに抵抗があります。本当の自分ではないと思いながら、演技することに疲れたのかもしれません。
男性が興奮する対象としての女性像から離れること。人間以外の姿になろうと決めたのはそのためです。
私は、新しいジェンダーや自由な性を作るために制作しているのかもしれません。
これらの一連の作品は、人工的な世界であることを強調し、ジェンダーもまた人工的なものであることを訴えます。
人工的な環境で特的の役割をこなすことは、哀れな食用家畜と変わりないのです。

黒瀬陽平(くろせ・ようへい

1983年生まれ。美術評論家。「カオス*ラウンジ」代表。
東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程修了。
「カオス*ラウンジ」の代表として、展覧会やアート・プロジェクトのキュレーション、ディレクション、作品制作などを手がける。『思想地図』、『ユリイカ』などに評論を寄稿。
https://twitter.com/kaichoo

【注意事項】
チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。予めご了承ください。
当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
チケット料金は税込価格です。
開場は開演1時間前の18時となります。
イベントの録画・録音はご遠慮下さい。
本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロンカフェ完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。


http://peatix.com/event/35020

講座:「作曲家・宇野誠一郎の世界」
2014.04.16

Espace Biblio+てりとりぃ共同企画
「作曲家・宇野誠一郎の世界」
講師:濱田高志アンソロジスト


2011年の急逝から三年。しかし、作曲家・宇野誠一郎が遺した音楽は、今なお人々の心で鳴り続けています。本講座では、そんな宇野作品を代表作はもちろんのこと、隠れた名曲からゆかりのアーティストによる最新録音まで幅広く紹介、宇野メロディの魅力を存分にお楽しみ頂きます。
なお当日は、当講座でしか配布されない特典盤CD-R(作品集未収録音源を複数収録)をつけた CD販売も行ないます。


[日時]2014年5月24日(土)
    15:00→16:30(14:30開場)


[参加費]1,500円(当日精算)


[予約制]メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

 ●メール受付:件名「5/24「宇野誠一郎の世界」講座希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

 ※定員50名様


[会 場]ESPACE BIBLIOエスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
講師プロフィール:
濱田高志(はまだ・たかゆき)
音楽ライター兼アンソロジスト。これまで国内外で企画・監修したCDは400タイトルを数える。ほかに『MONO AQUIRAX 宇野亜喜良モノクローム作品集』、『Posters in Wadaland―和田誠ポスター集』(愛育社)といった画集の編集や、BSフジ『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』の監修など様々な分野で活躍。現在は「イージーリスニング・ステーション」(USEN)の選曲やCM音楽を中心とした発掘企画「TV AGE」シリーズの企画・監修に従事。ミシェル・ルグランからの信頼も厚く、世界初の公認本「ミシェル・ルグラン 風のささやき」(音楽之友社)を執筆したほか、「コカ・コーラCMソング データブック」(ジェネオン)「Love Sounds Style読本」など編・著作多数。なお前述の「ミシェル・ルグラン 風のささやき」は近く増補改訂版の刊行が予定されている。宇野誠一郎作品については、これまで「宇野誠一郎作品集」(現在3集まで発売)をはじめ「こまつ座の音楽」「劇団飛行船の音楽」など主要作品全ての企画・監修を手掛けている。なお最新の宇野作品集は今秋発売を予定している最新録音による「宇野誠一郎ソングブック」(仮)。

宇野誠一郎の横顔」
1927年2月27日兵庫県武庫郡鍛冶町生まれ。幼少の頃から母親の影響でピアノを習うが、小学3年生の時にピアノを取り上げられレッスンを中断。しかし音楽への興味は薄れず、その後も独自に勉強を続ける。
大学進学の際、音大に通う親戚を通じて音楽評論家、園部三郎を紹介されて音大受験を相談したところ"作曲家志望だからといって音大に行くのは間違っている。それよりむしろ見聞を広めるために一般校へ行くべきだ"と諭されて早稲田大学に進学。学業の傍ら1948年から池内友次郎、阿部幸明のもとで作曲を、そして斎藤秀雄から指揮を学んだ。この頃から〈自由舞台〉や〈テアトル・プッペ〉、〈児童劇団〉などの音楽を手掛け徐々に頭角を現し始める。
その後NHKなどで単発のラジオ番組を担当し、そこで知り合った井上ひさし(脚本)、長興孝子(ディレクター)と共に作り上げたラジオ・ドラマ『もぐっちょ ちびっちょ こんにちは』は"あれが私の代表作"と自らが語る出世作となった。これに前後して三木鶏郎からの呼びかけで彼が主催する〈冗談工房〉に出入りするが、本質的な面で相容れず間もなく離脱している。
1956年にスタートした人形劇『チロリン村とくるみの木』では台詞と歌の中間をいく独特の作風を創造し、それは続く『ひょっこりひょうたん島』でひとつの完成形を見せる。前者が情緒主体の音楽であったのに対し、後者は情感よりも行動が先にたつ音作りがなされ、それは旧態依然の作曲法に一石を投じる結果となった。こうした執拗なまでの実験的手法はアニメーションの分野においてさらに発揮され、1967年公開の『少年ジャックと魔法使い』では、その年の毎日映画コンクールの映画音楽賞を受賞。以後、一連の手塚作品を筆頭に『アンデルセン物語』『一休さん』などのアニメやドラマ、映画、CM(信州一味噌など)と依頼が殺到、幅広い活動を続ける。しかし、次第にテレビの世界における音楽の在り方に疑問を持ち始め、興味は舞台音楽へと移行していった。
やがて活動の軸足を〈劇団飛行船〉や〈劇団うりんこ〉、〈こまつ座〉などの舞台音楽に置き、1989年には『十一ぴきのネコ』で第24回紀伊国屋演劇賞を受賞。その後も熱心に音楽活動を続けるも、視力の低下から2007年の『ロマンス』を最後に現場を離れた。
以降、仕事と距離を置きながらアドバイザーとして後進の指導にあたっていたが、2011年4月26日、心不全のために急逝。享年84歳だった。
なお、作品集に「宇野誠一郎作品集I」「宇野誠一郎作品集II」「こまつ座の音楽 宇野誠一郎×井上ひさし」「劇団飛行船の音楽」がある。

「月刊てりとりぃ」について
アンソロジスト濱田高志が編集・発行人を務めるフリーペーパーで、毎月最終土曜日に限定150部発行という少部数ながら、執筆陣は宇野亜喜良村井邦彦泉麻人桜井順古川タク山上路夫堂場瞬一加藤紀子鈴木啓之、加藤義彦、安田謙一meg rock、麻生雅人、草野浩二ほか様々な分野から総勢60数名が寄稿している。
また週刊ペースで「月刊」とは全く異なる記事によるWEBマガジン「週刊てりとりぃ」(http://weeklyterritory.blogspot.jp)も配信中(毎週木曜日深夜更新)。こちらでは桜井順×古川タクによる新作アニメーションやアーティストのインタビュー動画、同人によるおすすめアイテムの紹介記事などが掲載されている。


http://www.superedition.co.jp/blog/2014/04/post-234.html