河村書店

人文系イベント紹介サイト

『THE FUTURE TIMES』Gallery & Live

からぱた写真展「LOVE WILL GUIDE YOU」


この度Hidari Zingaroでは、からぱた写真展「LOVE WILL GUIDE YOU」を開催致します。
ドバイ、ブエノスアイレス、ウユニ、サンティアゴ、イグアス、バラナシ……。
バックパッキングを心の底から嫌がっていたアラサー社会人が会社を辞め、
一ヶ月間地球の裏側を転がりまわって撮影して現像して編集して自費出版した写真集、
『LOVE WILL GUIDE YOU』の完売を感謝して。
そして、日頃から写真やカメラや美術についてとにかく騒ぎ立てている
「からぱた」という男のメッセージを
迷惑顧みず、より多くの人に伝えるために。
ひとりのサラリーマンが「2014年、日本でいちばんおもしろい写真展」を開催します。


会期 2014年4月24日 – 2014年5月06日


レセプション
4月24日(木) 18:00〜20:00
二階Bar Zingaroにて


トークショー
4/29 日(火曜祝日)
二階Zingaro Spaceにて
第一部   15:00〜 (45分)
 『サラリーマンでも写真家になれる!』〜LOVE WILL GUIDE YOU 作品解説
 (からぱた)
第二部   15:50〜 (45分)
 『撮りっぱなし卒業式』〜写真加工の理論と実践
 (中島勉/聞き手:からぱた)
第三部  16:40〜 (45分)
 『フードポルノ考現学』〜麺類をめぐる冒険
 (トーニャハーディング/Chimiwo/聞き手:からぱた)
第四部   17:35〜 (45分)
 『あした、なに撮って生きていく?』〜プロカメラマンの生態を知る
 (小林百合子/聞き手:からぱた)
第五部  18:25〜 (45分)
 『スーパーフォトグラファーになる方法』〜写真芸術の現在と未来
 (柴田さやか/聞き手:からぱた)


〒164-0001
東京都中野区中野5−52−15
中野ブロードウェイ 3F hidari-zingaro
03-5345-7825
開廊時間:12:00 - 19:00
定休日:通常は水曜定休とさせて頂きますが、その都度お知らせ致します。

からぱた写真展「LOVE WILL GUIDE YOU」 | Hidari Zingaro

Fragments 魂のかけら

Fragments 魂のかけら

各地で開催を続けているいるイベント『THE FUTURE TIMES』Gallery & Live。
2014年は、4月29日(祝火)より”『THE FUTURE TIMES』Gallery & Live 2014”と題し、タワーレコード渋谷店での開催が決定しました!(〜5月11日(日)まで)

「Gallery」はタワーレコード渋谷店8F「SpaceHACHIKAI」を会場に、東日本大震災から被災地の姿を見つめ続けてきたフォトジャーナリストの渋谷敦志さん、佐藤慧さん、安田菜津紀さんの写真展を開催(入場無料)。
「Live」はギャラリー開催期間中にタワーレコード渋谷店にて、「Live&Talk」イベントの開催を予定しております。(チケット制<有料>)
こちらの開催日、公演詳細は追って発表致します。


「THE FUTURE TIMES」最新号、 第6号は4月15日(火)から全国で配布開始となります。



■開催日 : 2014年4月29日(祝火) 〜 5月11日(日)

■会場:タワーレコード渋谷店
〒150-0041東京都渋谷区神南1-22-14 8F

ギャラリー(写真展) 入場無料
展示会場:タワーレコード渋谷店8F 「SpaceHACHIKAI」
時間:11:00〜21:00 (入場は20:30まで)
    ※4/30(水)・5/7(水)は16:00閉店となります。
写真展:渋谷敦志 / 佐藤慧 / 安田菜津紀

LIVE & TALK チケット制(有料)
※ ギャラリー開催期間中に「Live&Talk」イベントの開催を予定しております。
※ こちらの公演はチケットが必要となる有料公演となります。
※ 開催日、公演詳細は追って発表致します。

谷敦志

あの日から3年の月日が流れました。被災地の海岸の光景は訪れるたびに違って見えます。かつてあった被災した建物の多くは撤去され、車で走っていると方向感覚を失ってしまうことがあります。海岸を覆っていたがれきは処分され、代わりに土嚢やテトラポットが敷かれ、水平線まで見渡せた海への視界は土地のかさ上げ工事や新たに造られた堤防で遮られつつあります。それを復興と呼ぶのですが、この復興の光景を目の当たりにして、心を痛めている人たちがいます。行方不明者の家族を今も捜し続ける人たちのことです。家族が帰ってこない中で護岸整備が進むと、捜すところが奪われてしまうと焦りを覚え、命を捜し続けることで支えられていた心が折れてしまうように感じているのです。かといって工事を止めることはできない。そんな苦悩を抱えながら、今も命を捜し続ける人たちの姿を通じて、本当に忘れてはいけないことは何なのかを問いかけたいと思います。

Profile
1975年大阪府生まれ。高校生のときベトナム戦争の写真を見てフォトジャーナリストを志す。1996年ブラジルに渡り、サンパウロの法律事務所で研修しながら写真を本格的に撮り始める。2001年からは英国のLondon College of Printing(現ロンドン芸術大学)でフォトジャーナリズムを学ぶ。現在は東京を拠点に、アフリカや南米、アジアそして東北を駆け巡りながら、人間の生きる姿を写真で伝えている。1999年国境なき医師団主催MSFフォトジャーナリスト賞、2000年日本写真家協会展金賞、2005年視点賞・第30回記念特別賞など受賞。


佐藤慧

3/11に「かもがわ出版」よりフォトエッセー、 『Fragments 魂のかけら 東日本大震災の記憶』が発売されます。
(1700円+税)

 どこまで進んでも出口が見えない...そんな毎日の繰り返しでした。あの日、一瞬にして消え去ってしまったものの「かけら」を求めては歩き、シャッターを切り、人々と出逢い、自身の心と向き合ってきました。3年という月日は、人によって長さが異なります。あれから少しずつ前に進んで来た人もいれば、まだまだ1秒足りとも秒針は動いていない、そう感じている人も少なくありません。変わらぬ明日が来ると思い、今日を生きる人々に突如襲い掛かった圧倒的な破壊。僕の目には、あの日から昨日と今日とが分断されてしまったかのように見えましたが、一枚一枚、シャッターを切り続けることで、失われた日々を繋ぎ止める断片を集めてきたようにも思います。死というものがあることを知りながら、人はなぜ未来を描けるのか。3年間、写真を通じて問い続けてきたものから、何かを感じて頂けましたら幸いです。

Profile
1982年、岩手県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。国際協力の現場に携わり、 アフリカ、中米などで経験を積む。 アフリカやアジアの紛争、貧困の問題を追う。世界を変えるのはシステムではなく 人間の精神的な成長であると実感し、 命の価値や愛を伝える手段としての ジャーナリズムに希望を託して活動を開始。 言葉を探しつつ、国家、人種、宗教を超えて、 人と人との心の繋がりを探求し、それを伝えていく。2011年世界ピースアートコンクール入賞。著書に『Fragments 魂のかけら 東日本大震災の記憶』(かもがわ出版)、他。


安田菜津紀
「忘れられるのが恐い」。そんな言葉を何度、東北で耳にしてきただろう。あまりにも大きな悲しみが、東北を、そして日本中を覆った、2011年3月。真っ先に駆け付けたのは、縁あった岩手県陸前高田市だった。圧倒的に破壊されてしまった街を、ただ茫然と見つめた。何を伝えればいいのか、何を残していけばいいのか、あの時は全く分からなかった。
それから3年が経った。建物の解体が進み、市街地は更地になりつつある。目まぐるしく変わっていく風景とは裏腹に、声にさえならない悲しみは置き去りになったままだ。続く仮設住宅での暮らし、進まない高台移転、乗り越えていかなければならないものもきっと数えきれない。けれども同時に、冬から目覚めようとしている花の蕾のように、人々の営みも少しずつ息を吹き返しつつある。神事や伝統行事、海の幸をはじめ、震災前からこの街を支えてきた宝物が、人々の手で少しずつ取り戻されようとしている。
今、この街で、少しでも多くシャッターを切りたいと思う。それは次の世代が同じ悲劇に巻き込まれないための記録であり、そしてこの街で再び輝こうとしているものを少しでも多くの人と共有したいという、願いそのものだ。写真にできることは微力かもしれない。けれども「忘れられるのが恐い」という言葉に、「忘れるはずがないよ」を何度でも伝えたい。そんな想いでまた一度、また一度とこの街を訪れている。

Profile
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。共著に『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』(第三書館)、『ファインダー越しの3.11』(原書房)。上智大学卒。


http://www.thefuturetimes.jp/tft_event/140429/

まる・さんかく・しかく

まる・さんかく・しかく

04/29 TUE
久住昌之×久住卓也
「描いて歌って探して○△□!」
『まる・さんかく・しかく』(小学館)刊行記念

「まる、さんかく、しかく♪」
「たべものなーら…のりまき、おにぎり、サンドイッチ!」

リズムに乗って元気よく! 幼稚園や家庭、公園や町、動物園…、こどもたちがだいすきな場所で、まるいもの、さんかくしかくをリズムに乗って元気よく、さがしてあそべるたのしい絵本、『まる・さんかく・しかく』が小学館から発売されました。

この絵本は、『孤独のグルメ』の原作でお馴染みの久住昌之さんと、「むしたちのシリーズ」で子どもたちに大人気の久住卓也さんのご兄弟が、文と絵を担当。巻末には久住昌之さん作の歌の楽譜も付いています。

なんともごきげんなこの絵本の発売を記念して、今回B&Bでは、久住昌之久住卓也ご兄弟をお迎えし、親子で参加できるイベントを開催します!

絵本を一緒に読んだり、歌をうたったり、お絵かきしたり、プロジェクターを使って街の中から“まるさんかくしかく”をさがして遊んだり……、いろんなおたのしみをご用意してお待ちしています。
もちろんおひとりさまでのご参加も大歓迎!
祝日の昼間、本屋B&Bがすてきなレクリエーション空間に変わります。
どうぞおたのしみに!!

※みなさまへのおねがい
今回のイベントでは、お絵かき&切り絵の時間を予定しています。ご参加者の年齢にあわせて、ハサミやサインペン、色鉛筆、クレヨンなど、使いやすい画材をご持参ください。もちろん鉛筆やマジック1本でもオッケー。B&Bでもご用意しておきますが、ぜひ、愛用品をお持ちいただければと思います。


●チケット枠
今回は親子参加OKイベントのため、チケット枠を2種類設けたいと思います。
a. 当日支払い/6歳以上〜成人 (1500yen+1drink(500yen))
b. 参加費無料/6歳未満 (人数確認用にご登録ください)




※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 久住昌之
久住卓也
開催日時 _ 15:00〜17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20140429_a_marusankaku/