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「グローバル資本主義を超えて」

【新宿南店】 2013年12月2日(月)19:00〜國分功一郎先生『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版)刊行記念トークイベント
國分功一郎先生
『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版)刊行記念トークイベント

『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版、税込1,680円)の刊行を記念して、國分功一郎先生のトークイベントを開催します。

日 時|2013年12月2日(月) 19:00開演 / 18:30開場

会 場|紀伊國屋書店新宿南店7階サザンシアターロビー

参加方法|ご参加には整理券(先着50枚)が必要です。

11月11日(月)に開催する《第133回紀伊國屋サザンセミナー》古市憲寿×國分功一郎(進行:速水健朗)「生きるって何が楽しい?」の会場で『哲学の先生と人生の話をしよう』をお買い上げのお客様に整理券を先行配布いたします。

整理券に残部がある場合に限り、11月12日(火)午前10時より新宿南店5階カウンターで『哲学の先生と人生の話をしよう』をお買い上げのお客様に整理券を配布いたします。

また、11月12日(火)午前10時よりお電話でもご予約を受け付けいたします。
ご予約電話番号:03-5361-3315
新宿南店5階売場直通(10:00〜20:30)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。

注意事項|
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
トーク時間は1時間を予定しています。
トークのあとにサイン会を開催いたします。
・イベント会場での録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。

http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Shinjuku-South-Store/20131111150000.html

【F/Tシンポジウム予約受付中!】
『演劇の未来』
12月2日(月)15:00-18 :30(終了時間変更の可能性あり)
受付開始:14:30
豊島区民センター 6階 文化ホール
500円(要Web予約・当日清算

【登壇者】
ハンス=ティース・レーマン(演劇理論家、評論家)
シュテファニー・カープ(ドラマトゥルク)
ダニエル・ヴェッツェル(演出家)
岡田利規(演劇作家、小説家)
高山明(演出家)
宮沢章夫(劇作家・演出家・作家)
ほか

【モデレーター】
林立騎(翻訳者)

↓そのほか詳細はプログラムページをご覧ください
http://www.festival-tokyo.jp/program/13/symposium/

京都・国際シンポジウム「グローバル資本主義を超えて」


世界経済の発展を導き、世界中の人々の幸福の増進に資するであろうと多くの人々が素朴に信じていた「グローバル資本主義 Global Capitalism」は、その本質的問題を徐々に露呈し始めています。とりわけ、2008年のリーマンショックはその本質的問題を誰の目にも明らかな形で顕在化させ、今日では、ギリシャ問題を抱えたEUにおいても、巨大な所得格差や地域間格差によって不安定化しつつある中国においても、巨大なデフレギャップを抱えるに至ったアメリカにおいても、そして20年にも渡る長いデフレ不況にあえぐ日本においても、大多数の人々が安定した仕事と暮らしを営むことができない状況へとたたき落とされるに至っています。
 この状況に至ってもなお「グローバル資本主義」の有効性を信じて疑わぬ人々は未だ至る所で相も変わらぬ言説を述べ、それに基づく政策的実践を続けてはいるものの、この状況を前に、グローバル資本主義の終焉を冷静に理解し、それが本質的に抱えていた問題を把握し、これから何をすべきであるのかを政策的実践の形を構想しはじめた心ある人々が、世界各地に確実に現れはじめています。
 本シンポジウムでは、そうした1929年の大恐慌後の世界に大いなる相違を為す巨大な混乱の淵にある今日の世界において、20世紀から21世紀初頭にかけて世界を席巻した「グローバル資本主義」を乗り越える方途を探ります。そのために、「グローバル資本主義」に対してそれぞれの立場でそれぞれの地で疑義を呈し続けてきた論者達が、グローバリゼーションが進行した21世紀の今日に於いてもなお日本の古い歴史と伝統が未だに息づく地である京都に論者達が集い、共に考えます。


主  催 : 京都大学レジリエンス研究ユニット(ユニット長:京都大学教授藤井聡

後  援 : 株式会社文藝春秋

時  期 : 2013年12月2日(月), 10:00〜17:30(終了予定)
      18:00〜:懇親会(6,000円・別途・ブッフェ形式)

場  所 : 国立京都国際会館京都市左京区宝ヶ池)
http://www.icckyoto.or.jp


参加費 : 2,000円(昼食込)

登壇者


Emmanuel Todd (エマニュエル・トッド:人類学・歴史学者


1951 年生まれ。フランスの人口学・歴史学・家族人類学者・経済学者。ケンブリッジ大学歴史学博士、パリ政治学院修了。現在、フランス国立人口学研究所 に所属。人口統計による定量化と家族構造に基づく斬新な分析で知られる。2007 年ユセフ・クルバージュとの共著『文明の接近』ではアラブ革命を予言。2002 年の『帝国以後』は世界的なベストセラーとなった。


・代表的図書
自由貿易は、民主主義を滅ぼす」、「自由貿易という幻想(共著)」


Ha‐Joon Chang (ハジュン・チャン:経済学者)
1963 年生まれ。ソウル大学で経済学を学んだのち、英ケンブリッジ大学で博士号を取得。1990 年よりケンブリッジ大学経済学部で開発経済学を教える。現在、同大学准教授。世界銀行アジア開発銀行、国連貿易開発会議など多数の国際機関のコンサルタントを歴任。2005 年、経済学の未開拓分野を切りひらいた者に与えられる「レオンチェフ賞」を、41 歳の最年少で受賞し脚光を浴びる。

・代表的図書
「世界経済を破綻させる23の嘘」、「はしごを外せ―蹴落とされる発展途上国


藤井 聡 (京都大学大学院教授・レジリエンス研究ユニット長・内閣官房参与


1968年生まれ。京都大学で博士(工学)取得ののち、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員、京都大学大学院助教授、東京工業大学大学院教授などを歴任。2009年より現職。2011年京都大学レジリエンス研究ユニット長、2012年12月より内閣官房参与。専門は国土計画等、公共政策に関する実践的人文社会科学全般。近著に「レジリエンス・ジャパン 日本強靭化宣言」、「強靭化の思想」など

中野剛志 (評論家)


1971年生まれ。元京都大学大学院准教授。エディンバラ大学社会科学博士。イギリス民俗学会Nations and Nationalism Prize 受賞。近著に「TPP 黒い条約」、「反・自由貿易論」、「日本防衛論グローバル・リスクと国民の選択」など。

柴山桂太 (滋賀大学経済学部准教授)


1974年生まれ。京都大学経済学部卒業後、同大学人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。専門は経済思想、現代社会論。主な著書に「静かなる大恐慌」、「グローバル恐慌の真相(共著)」など。


 お問い合わせ


京都大学レジリエンス研究ユニット事務局 (京都大学藤井研究室内 神田・宮川・藤井)


tel: 〇七五‐383‐3241
email: resilience(あっと)trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp