SF乱学講座2013年12月の予定
タイトル:「伊藤計劃以後」のSFと現代文学講師:岡和田晃氏(文芸評論家)
講師による内容紹介:
SFと現代文学に、大きな地殻変動が起きています。
作家・伊藤計劃(1974〜2009)の仕事を中心に置くことで、その変動がどのようなもので、その先には何が待つのかを考えようというのが、本講座の主旨です。
具体的には、「SFマガジン」2011年7月号の特集タイトルとして採られ、2013年には『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』という評論集の副題にも用いられた「伊藤計劃以後」なるパラダイムの背後にある文脈を、できるだけ内輪的な“業界事情”へ落とし込まないようなパースペクティヴから検討していくことで、現代の文学状況における閉塞感を打破できないかを考えていきます。
もとは暫定的な商業主導のレッテルにすぎなかった「伊藤計劃以後」が、批評的なリアリティをもって浸透しつつある現状について――「SF冬の時代」と連動した問題を扱っている柄谷行人の講演録「近代文学の終り」を紹介しつつ――これまで私が論じてきた具体的な作品をベースに検討していきます。【来場者には資料として、完売につき現在は入手困難な雑誌「gankai vol.3」に掲載された、酉島伝法『皆勤の徒』小論を、もれなく配布させていただきます】
課題図書:
岡和田晃著『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』(アトリエサード/書苑新社)※本書は、私がこれまで書いてきた伊藤計劃についての評論、またSFや現代文学(世界文学)について横断的に論じた批評を精撰し、ぎっしりと詰め込んだ評論集です。あらかじめ目を通していただけましたら幸いです。なお、収録された批評「二十一世紀の実存」には、脱落が発生しております。お手数ですが、版元のサイトに完全版がアップされております(http://www.a-third.com/p/okawada_21century.pdf)。お手数ですが、ダウンロードしていただけましたら幸いです。その他の訂正箇所については、拙ウェブサイトにまとめてあります(http://d.hatena.ne.jp/Thorn/20131106/p2)。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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※現在amazonでは品切れが続いている状態です。なのでamazonの該当ページの「新品の出品」リンクをクリックして、「アトリエサード・アマゾン出張所」を利用することをおすすめします。送料250円かかりますが、平日だとすぐ届きます。
開催日時:2013年12月1日 日曜日 午後6時15分〜8時15分
参加費 :千円
会場 :高井戸地域区民センター(地図) (京王井の頭線「高井戸」駅下車)
津田大介×久田将義対談(タイトル未定) @tsuda @masayoshih
前売は2500円(+1ドリンク付き)。なんとゲンロン友の会または学生証のご提示で2000円(+1ドリンク付き)に!講義後のバータイムもお楽しみ下さい!
当日券は2500円 (+1ドリンク代500円)です。
ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2000円(+1ドリンク代500円)になります。
12/01 (日) 19:00 - 21:00 JST
ゲンロンカフェ
チケット
前売分 1drink付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,500
※コンビニ / ATM でのお支払いは、2013/11/30 で締め切られます。東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F
12/01 SUN
映画『バイロケーション』公開記念
『バイロケーション』×安里麻里監督×下北沢
第17回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した若手ホラー作家・法条遥のデビュー作「バイロケーション」が、角川ホラー文庫20周年記念作品として映画化! 2014年1月18日(土)より全国公開致します。
今回B&Bでは公開を記念して、急きょ安里麻里監督をお迎えし映画『バイロケーション』を紐解くトークイベントを開催します。
この冬、注目の話題作、映画『バイロケーション』の世界を今後の日本映画界を牽引する安里監督と語る90分間 。
是非、ご参加ください。
出演 _ 安里麻里(映画監督)
原利彦(博報堂ケトルSTOVE)
開催日時 _ 15:00〜16:30 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
特別シンポジウム:「Architectural Theory Now:これからの建築理論」
主催:東京大学大学院建築学専攻 Advanced Design Studies
企画:東京大学大学院建築学専攻 Media Initiative Lab
日時: 12月1日(日) 17:00 – 19:30
場所: 東京大学工学部1号館15号教室(定員113名先着順、別室にて中継予定)
ゲスト: 槙文彦、磯崎新、原広司
モデレーター: 隈研吾(東京大学教授)
URL:http://www.obuchilab.com/dfl/
[出演] 青木玉(幸田文長女・作家)×森まゆみ(作家)
[日時] 12月1日(日)14:00〜15:30
[申込方法]
11月17日(必着)までに往復ハガキまたはEメールにて、(1)イベント名(〈女〉が語る幸田文)、(2)参加希望者全員の氏名、(3)代表者の住所・電話番号を明記のうえ、世田谷文学館「幸田文」展係まで。往復ハガキの場合は、返信用にも代表者の住所・氏名をご記入ください。応募者多数の場合は抽選となります。申込締め切り後、応募者全員に返信します。
[宛先]
往復ハガキ:157-0062 世田谷区南烏山1-10-10 世田谷文学館 「幸田文」展係
Eメール:kodaaya★setabun.or.jp ※★を@に変えてください
[会場] 1階文学サロン
[定員] 事前申込150名
[参加費] 500円
12/01 SUN
ROLa ナイト Vol.3
福田里香×トミヤマユキコ
「女子マンガについて考える夜長」
〜そぉだ!
お正月は女子マンガを読もう!〜
出演 _ 福田里香 (お菓子研究家)
トミヤマユキコ(ライター&研究者)
開催日時 _ 19:00〜21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order