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426『2666』

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4月26日(金) ロベルト・ボラーニョ『2666』 連続トークセッション 野谷文昭氏×内田兆史氏×久野量一氏

2003年、50歳で早世したチリ出身の鬼才ロベルト・ボラーニョ。昨年秋に日本語訳が出た遺作の大長篇『2666』は、刊行直後から大きな反響を呼び、今もなお熱狂的な支持を集め続けています。一方で、その果てしない作品世界には、容易には語り尽くせない謎と魅力が潜んでいます。
そこでこの春より、『2666』をめぐる連続トークセッションとして、《『2666』ナイト》を5回にわたって開催いたします。4月から8月まで、『2666』にちなんで毎月「26日」の夜に開かれます。
第1回は、訳者三名が初めて顔をそろえる鼎談です。翻訳の裏話、各部に隠された謎など、縦横無尽に語り合います。これから『2666』に挑む方も、すでに読み終えた方も、どうぞお気軽にご参加ください。

『2666』ナイト 第1回
ゲスト:野谷文昭氏、内田兆史氏、久野量一氏

日時:4月26日(金) 午後7時〜
会場:西武池袋本店別館9階池袋コミュニティ・カレッジ28番教室

【出演者プロフィール】
野谷文昭(のや・ふみあき)
1948年生まれ。東京外国語大学国語学研究科ロマンス系言語学専攻修士課程修了。東京大学大学院教授(現代文芸論)。主要訳書にガルシア=マルケス予告された殺人の記録』(新潮文庫)バルガス=リョサ『フリアとシナリオライター』(国書刊行会)、コルタサル『愛しのグレンダ』(岩波書店)、ボルヘス『七つの夜』(岩波文庫)、デスノエス低開発の記憶』(白水社)ほか多数。

内田兆史(うちだ・あきふみ)
1968年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学政治経済学部専任講師。共訳書にボルヘス『序文つき序文集』(国書刊行会)。

久野量一(くの・りょういち)
1967年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。法政大学経済学部教授。訳書にバジェホ『崖っぷち』(松籟社)、共訳書にボルヘス『序文つき序文集』(国書刊行会)。


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