原研哉(グラフィック・デザイナー) × 鈴木康広
6月3日[日] 17:00 − 18:30
NADiff a/p/a/r/t 店内 にて
入場無料(予約不要)
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。第2回トーク・イベントも予定しております。 詳細はHP・twitterにてお知らせ致します。
鈴木康広 本の消息
© Yasuhiro Suzukiこの度、ナディッフ・ギャラリーでは気鋭の美術作家 鈴木康広の個展を開催いたします。
鈴木康広は、「まばたきの葉」(2003)、「ファスナーの船」(2004、2010 瀬戸内国際芸術祭)、「空気の人」(2007、2010 羽田国際空港)などなど、手のひらに乗るような小さなものから、人が実際に乗れる船、空港など公共空間での大規模なインスタレーションまで、サイズや手法が多岐に渡る創作活動で知られています。
昔から工作好きであるという本人だからこその、造形と仕組みの抜きん出た想像力は、豊富なアイディアのストックから視覚体験の不思議を形にすることによって、私たちに小さな気付きを促してくれます。昨年刊行された初の作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)は、グラフィック・デザイナーの原研哉氏の協力を得て、作品写真に加え制作後に描かれたスケッチや言葉の断片の繊細な掛け合わせによって、受け手の頭の中に広がる独特なイマジネーションの世界を「本」という形に昇華させました。
今回の個展では、「本」にまつわる新作、未発表作を展示いたします。
大学時代、鈴木はメモパッドにパラパラマンガを描き続けていました。これは彼にとって「本」という形をした思考実験のためのツールでした。描いてはめくり、また描く。その繰り返しの中で予想外のモチーフの結びつきが生まれ、ページとページの「間」がひらめきを誘発する、といいます。
鈴木の創作の原点は「本」という形の中にあったと言えるかもしれません。「本」という形に潜むもの、「本」という形態が生み出すあらたな「空間」に着目します。どうぞお楽しみください。協 力: 青幻舎
- 作者: 小田嶋隆
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2012/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
6月3日(日) 小田嶋 隆さん×木村 俊介さん トークイベント開催!
小田嶋隆さん×木村俊介さん「書く」を語る
あの内田樹氏も認める“天才コラムニスト”小田嶋隆さんと、“聞き書きの魔術師”インタビュアーの木村俊介さん。
『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社)刊行を記念して、初顔合わせのお2人に「書く」ことについて大いに語っていただきます。
【日時】 2012年6月3日(日) 開始:14:00〜 (開場13:30〜)
【会場】
三省堂書店神保町本店 8階特設会場
※8階特設会場へは、正面入口(靖国通り)側エレベーターにてご来場ください。【ご参加条件】
当店にて『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社刊 税込1,575円)をお買上げいただきましたお客様先着100名様に1階レジカウンターにて整理券を配布しております。
お電話でのご予約も承ります。
【ご予約・お問い合わせ】
三省堂書店神保町本店 1階 03-3233-3312(代) 10:00〜20:00
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2012/05/63-2.html
- 作者: 檜垣立哉
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2012/03/21
- メディア: 単行本
- クリック: 73回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: 粥川準二
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2012/04/10
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
リブロ池袋本店
6月3日(日) 檜垣立哉先生×粥川準二先生トークイベント 「新しい生命の哲学/社会」
『ヴィータ・テクニカ』、『バイオ化する社会』(いずれも青土社)の刊行を記念して、それぞれの著者である檜垣立哉さん、粥川準二さんをお招きして、トークイベントを開催いたします。
21世紀、それはいうまでもなく「生命」の世紀です。臓器移植、遺伝子医療、脳科学からES細胞・iPS細胞といった言葉はいまや新聞で目にすることも多くなり、私たちにとっても身近なものになっています。
そのような20世紀後半からの著しい「バイオテクノロジー」の進歩は、医療技術や生命科学といった領域を変貌させるだけでなく、私たちの「生のかたち」そのものを変えようとし、またこれまでにない多くの問題とともに優生学などのこれまでの問題も再び提示しています。そう、いま私たちは、生とは何か、そして人間とはいかなる存在なのかを、あたらしい枠組みで思考する必要にせまられているのです――。
生のありようについて哲学的に考察し続けてきた檜垣立哉氏と生命科学の最先端と向き合いながらジャーナリスティックな視点からもアプローチし続けている粥川準二氏という、いま、その私たちの「生」について、最前線で考え続けているお二人が、生命をめぐる問題について語りつくします。
日時:6月3日(日)午後2時〜4時
会場:西武池袋本店別館9階池袋コミュニティ・カレッジ31番教室
定員:30名
参加チケット:1000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
新刊『ある一日』にはいしいさんの暮らす京都の街のあれこれもたくさん登場します。
今回のイベントでは、スライドショーとして、いしいさんご自身が撮影なさった写真をもとに京都を案内していただきながら、『ある一日』という特別な小説についてお話いただきます。
●日時:2012年6月3日(日)13:00〜
●会場:青山ブックセンター本店内・大教室
●詳細:http://www.aoyamabc.co.jp/event/shinjiishii-talks/