河村書店

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「終わりなき日常」の断絶から

公開シンポジウム「転換の風景 ~個と全体のあいだ~」

日時:平成23年11月10日(木)18:00~20:00
場所:美術学部中央棟第一講義室
[基調講演]
塚本由晴(建築家/東京工業大学)
[パネルディスカッション]
塚本由晴(建築家/東京工業大学)
乾久美子(建築家/東京藝術大学) 
坂口寛敏(美術家/東京藝術大学) 
日比野克彦(美術家/東京藝術大学)
保科豊巳 (美術家/東京藝術大学)
毛利嘉孝(社会学者/東京藝術大学)
司会:長谷川祐子 (キュレーター/ 東京都現代美術館
総合司会:元倉眞琴(建築家/東京藝術大学)


http://geidai-archi.com/archives/1984

今だから話せる「3・11」のこと ――「現地取材」「遺体安置所」、「メディア」「世論」から見た東日本大震災 石井光太×荻上チキ


東日本大震災が起きてから半年以上が経過しました。


いまだに東日本大震災の死者の数は増え続けており、現在は1万5821人にのぼり、行方不明者は3962人(3日現在)。地震津波による被害は残り続け、東京電力福島第一原子力発電所問題も解決の糸口が見えません。複雑化した復旧・復興は、震災直後のように注目を浴びることなく、被災地から遠い地域では実態がつかめない状況が続いています。


そんな東日本大震災の「今」について、震災直後から被災地取材を行い、遺体安置所から見た人間像をテーマにしたルポルタージュ『遺体〜震災、津波の果てに』(新潮社)を10月27日に上梓するノンフィクション作家・石井光太氏と、東日本大震災直後からメディアを通して積極的に発言をし、流言やデマをまとめた『検証 東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)を出版している評論家・荻上チキ氏と、専門分野の異なる両氏の対談を通して、改めて東日本大震災とは何だったのかを考えるイベントを開催致します。

■開催日時:11月10日(木) 19:00〜21:30 (開場18:30〜)
■開催場所:CUE702

(東京都渋谷区渋谷1―17―1 TOC第2ビル 7階702号室 http://cue702.com/
アクセス:東京メトロ渋谷駅宮益坂口から徒歩5分 http://cue702.com/access/

■開催内容:
第1部 19:00〜20:30
対談 「今だから話せる「3・11」のこと」
ノンフィクション作家・石井光太氏 × 評論家・荻上チキ氏

※この模様は、知の最前線をお届けするメールマガジン「aSYNODOS」にて、後日配信されます。
「aSYNODOS」申し込み先はこちら http://synodos.jp/mail-magazine

■第2部 20:30〜21:30
交流会
※簡単な飲食と登壇者との交流会を予定しております。

■参加費:3500円 (飲食代を含む。事前振り込み制)

■定員:30名

■登壇者プロフィール
石井光太(いしい・こうた)
ノンフィクション作家。1977年生まれ。世界の貧困地域から国内HIVルポまで幅広く現場を歩き、『レンタルチャイルドーー神に弄ばれる子供たち』(新潮社)、『感染宣告――エイズなんだから抱かれたい』(講談社)『飢餓浄土』(河出書房新社)などのノンフィクションを発表。10月27日には、東日本大震災での遺体安置所を追ったルポルタージュ『遺体―震災、津波の果てに』(新潮社)が発売される。
http://www.kotaism.com/

荻上チキ(おぎうえ・ちき)
評論家・編集者。1981年生まれ。芹沢一也飯田泰之とともに株式会社シノドスを設立。メールマガジン「aSYNODOS」編集長。TBSラジオ『ニュース探求ラジオDig』の水曜日パーソナリティを務める。著書に『ウェブ炎上』(ちくま新書)『ダメな情報の見分け方―メディアと幸福につきあうために』(生活人新書)。東日本大震災後には、流言・デマを扱った『検証 東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)を上梓している。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/

主催:youlabo http://youlabo.net
共催:SYNODOS http://synodos.jp/

■ イベント参加お申し込みフォームはこちら!https://ssl.form-mailer.jp/fms/b76977c7169836

http://synodos.livedoor.biz/archives/1838667.html

テーマ3:日本・現代・アート〜「終わりなき日常」の断絶から

11.10 (Thu) 16:00-18:00

1923年関東大震災終戦、95年の阪神大震災オウム事件、2001年の9.11、そして3.11−。「終わりなき日常」が断絶した時、同時代表現は 何を映し出してきたのか? 戦後の文学や演劇と、95年以降のサブカルチャーやアート、そして3.11以降の表現を横断的に比較しながら、日本文化に刻まれた痕跡を検証し、そこに生まれるあらたな表現の可能性と限界を探る。

パネリスト
宮台真司社会学者)
宮沢章夫(劇作家・演出家・作家)
黒瀬陽平(美術家・美術評論家

司会
鴻英良(演劇批評家)
テーマ4:アジアの同時代とは何か?

11.10 (Thu) 19:00-21:00

人と情報の移動が加速度を増すアジア地域と日本。アジアからの移民者が拡大し、「内なる他者」としてのアジア人コミュニティと向き合うことが求められる日 本社会。一方、アジア全域にわたり文化商品を媒介に繋がる若い世代のリアリティは、いかなる新展望を拓きうるのか? その時、演劇は? 共有可能な創造と批評のプラットフォーム創出に向け、アジアの同時代の問題意識に迫る。

パネリスト
福嶋亮大(文芸評論家)
松田正隆(劇作家・演出家)ほか

司会
濱野智史(批評家)

http://www.festival-tokyo.jp/program/symposium/