『アート・検閲、そして天皇』出版記念シンポジウム
出 演:大浦信行(美術家・映画監督)
小倉利丸(富山大学教員)
毛利嘉孝(社会学者)
古川美佳(韓国美術・文化研究)
井口大介(美術家)
日 時:10月10日[月・祝] 17:00−20:00
会 場:NADiff a/p/a/r/t 店内入場無料・先着順(出入り自由、途中休憩あり)※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。
主 催:沖縄県立美術館検閲抗議の会
お問い合わせ:ナディッフ アパート(tel 03-3446-4977)
2009年、沖縄の公立美術館で行われた展覧会に展示予定だった作品が企画段階で展示を拒否されるという出来事があった。大浦信行の連作《遠近を抱えて》である。この作品シリーズは富山の同じく公立美術館に収蔵されたものだが、1986年に作品非公開・売却処分とされたものである。
20余年を経て、NY、東京で巡回した企画展では他の作品と同様に出品・公開されたものでもあった。「アトミックサンシャイン」と名づけられた戦後日本美術、戦後の冷戦体制のなかで成長してきた「陽だまり」日本の社会状況を反映しつつ問題提起をしてきた美術を跡付けるべく重要な視点を持つ巡回企画展である。その最後の巡回先「沖縄」で再び起きてしまった展示拒否という出来事、このことが意味するこの国の現状を多角的に徹底的に問う一冊の本が上梓された。
この出版に際して、あらためて「表現と政治」にまつわる諸問題を語る。
アート・検閲、そして天皇―「アトミックサンシャイン」in沖縄展が隠蔽したもの
- 作者: 沖縄県立美術館検閲抗議の会
- 出版社/メーカー: 社会評論社
- 発売日: 2011/08
- メディア: 単行本
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【アーキエイド全体展示トークイベント】
テーマ :「アーキエイドの展望」
会場 :新・港村 自由広場
日時 :10月10日(月・祝)14:00-16:00
登壇者 :猪熊純・門脇耕三・北川啓介・小泉雅生・近藤哲雄・下吹越武人・曽我部昌史・藤村龍至
・藤原徹平・山岸綾・渡辺真理・前田茂樹 他
コーディネーター:成瀬友梨・大西麻貴
コメンテーター:小野田泰明・福屋粧子B-10ギャラリーにて週がわりで展示をしてきた、各チームのアーキエイド・
3 日連続イベント:東京アヴァンギャルド � ☆ 3rd day:
10月8日(土)、9日(日)、10(月)の 3日連続イベント! 最終日!
※サンキュー3日間通し券 3900円あり(予約のみ)
『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』を刊行した映像作家・金子遊がプロデュースする「東京アヴァンギャルド」。
3rd DAY
新右翼を撮った『ベオグラード1999』の金子遊の新作『インペリアル―国家論・君主論―』の完成披露試写。第2部では作家・鈴木邦男のトークセッションも。
〇10/10(祝) 完成披露試写『インペリアル―国家論・君主論―』
OPEN/ START:16:00/ 17:00
第1部 17時〜 『インペリアル―国家論・君主論―』上映
第2部 18時半〜 トークセッション
◎トークセッション
出演:鈴木邦男,白井聡,金子遊, 桃江メロン
司会:白井基夫
一般予約1500円 当日1700円 + ドリンク
学生予約1300円 当日1500円 + ドリンク
※サンキュー3日間通し券 3900円あり(予約のみ)
(映画情報)
『インペリアル―国家論・君主論―』 2011/75分/ドキュメンタリー/DV
左翼VS右翼、全共闘とポスト新左翼、日本のナショナリズム。三島由紀夫の自殺とは? 天皇制は存続か廃止か? 日本を代表する思想家や芸術家がくり広げる、新感覚のディスカッション・ドキュメンタリー。
出演:鈴木邦男、康芳夫、正津勉、北村肇ほか
監督:金子遊
撮影:岩井秀世
音楽:藤野智香 CGデザイン:小川梨乃
===プロフィール=======
【金子遊】
映像作家。実験映像とドキュメンタリーの実作者/批評家。『ぬたばまの宇宙の闇に』(08)で奈良前衛映画祭NAC賞受賞。劇場公開作にドキュメンタリー映画の『ベオグラード1999』(09)がある。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸術評論賞・佳作受賞。「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。編著に『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』がある。
『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』金子遊著
【白井聡】日本学術振興会特別研究員、多摩美術大学・神奈川大学非常勤講師(2010年現在)
【桃江メロン】作家・映像作家
【白井基夫】「週刊金曜日」編集部
[予約方法]
tel: 03-6809-0584 (16:00~21:00)
e-mail: info@yagiii.com
神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外――第5回
映画の夜と戦争(2)『〈真理〉への勇気』刊行記念
要登録
Date:2011年10月10日(月・祝)17:40-
Place: 神戸映画資料館神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外
第5回 映画の夜と戦争 (2)『〈真理〉への勇気』刊行記念対談:丹生谷貴志×松葉祥一
司会:前田晃一(東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」)
内容:
「神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外」では、1、2ヶ月に1回程度のペースで、さまざまな講師をお招きし、幅広いテーマで講座を開いています。
今回は、『〈真理〉への勇気 現代作家たちの闘いの轟き』(青土社/9月21日発売予定)の出版を記念し、著者である丹生谷貴志氏と松葉祥一氏に語り合っていただきます。丹生谷氏は『ドゥルーズ・映画・フーコー』で「世界は映画である」という問題を考察されました。新刊ではそれを発展させ、イーストウッドやタランティーノたちの映画、戦争と文学、そしてフーコーの「肉」の問題を考察しておられます。「肉」とは、もともとメルロ=ポンティが考察した概念であり、松葉氏はこれを「肉の共同体」として『哲学的なものと政治的なもの』で深く読み込まれています。今回はお二人が、概念としての「肉」を中心に、「見えるものと見えないもの」、「他者と身体」、そして「世界と映画」の関係についてラジカルに問いかけます。《参加費》 1000円
*ご予約受付中
info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。
追って予約受付確認のメールを差し上げます。
《割引》
講座参加者は当日の映画鑑賞料200円引き
- 作者: 丹生谷貴志
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2011/09/21
- メディア: 単行本
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