第18回 アーバンコンピューティングシンポジウム
『破滅するアーキテクチャ』
日時: 2010年9月3日(金) 19時30分〜21時30分 (開場19時)
会場: JR神田駅近傍(申込後別途ご案内します)
主催: アーバンコンピューティングシンポジウム実行委員会
特別協賛: パナソニックセンター東京
参加無料: 定員20名(先着順)
Twitter: @urbancomp #ucs18
参加申込は@urbancompをフォロー後ダイレクトメッセージを送るか、出演関係者にメールでご連絡ください。
■ 開催概要
今回のシンポジウムでは、ハイブリッドデザインの実践を目指す時に生起する諸課題を横断的に検討します。
都市空間における新しい公界、IDや生態データの収集利用、ベーシックインカム、現実空間と情報空間の境界などをテーマに、これらが複合したアイデアについて複眼的に取り組みます。
果たして新たなアーキテクチャはユートピアなのか、あるいは破滅に向かうことができるのか。
ゲストに南後由和さんを迎え、楽しい時間を過ごしたいと思います。アーバンコンピューティングフォーラムでは、IT、都市、建築、アート、デ ザイン等の領域で横断的に活動しているひとびとを結びつけ、新しいアプロー チによる知の結集を目指しています。
■ 出演者
江渡浩一郎(産総研)x平山真(エアスケープ)x中西泰人(慶應義塾大学)
ゲスト:南後由和(東京大学大学院)
ナビゲータ:木原民雄(NTT)■ 出演者紹介
◎ 南後由和東京大学大学院情報学環助教。社会学と建築学を越境しながら、都市とメディア、建築と社会、有名性/匿名性に関する理論的・実践的研究に従事。共著に『都市空間の地理学』『路上のエスノグラフィ ちんどん屋からグラフィティまで』『M×M 2007 建築家が語る「都市への処方」』など。
◎ 江渡浩一郎
独立行政法人産業技術総合研究所研究員。コンピュータ・アートを専門とし、ネットワーク上のコミュニケーションをテーマとした作品制作を行う。sensoriumプロジェクトとしてアルスエレクトロニカ賞グランプリ、「SoundCreatures」でHonorary Mentionを受賞。グループコミュニケーションシステム「qwikWeb」、仮想生物構築環境「Modulobe」を開発運用している。主な著書に『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)。博士(情報理工学)。
◎ 平山真
東京生まれ。1997年大学卒業後、都内の設計事務所に勤務後、CADCENTERに勤務。その後、独立し、CG制作会社、株式会社エアスケープを設立。現在は、経営・技術に関する顧問役。
◎ 中西泰人
慶應義塾大学環境情報学部准教授。コンピュータと都市、建築を結びつける時空間デザインを研究。主なメディアアート作品に「時空間ポエマー」 「Narrative Hand」「記憶の告白-reflexive reading」。主な受賞にグッドデザイン賞(新領域デザイン部門)等。著書に『POST-OFFICE』等。博士(工学)。
◎ 木原民雄
日本電信電話株式会社NTTサイバーソリューション研究所主幹研究員。公共空間でのインタラクティブシステムの研究開発等を手がける。主なメディアアート作品に「Interium」「Lagrange Game」等。主な受賞にアルスエレクトロニカインタラクティブアート部門honorary mention入選、情報処理学会山下記念研究賞。博士(情報理工学)。
連絡先: アーバンコンピューティングフォーラム (info@urbancomputing.org)
.review
× TBS文化系トークラジオLife
× Time Out Tokyo &Time Out Café & Diner「想像と創造を生成する場所 交差する文化・地域・メディア」
ポスト知識産業時代のキーワードとして、「想像」(imagination)と「創造」(creativity)」が繰返し指摘されている。潤沢に存在する、既存の知識や技術を新たな形で結び付け、イノベーションを創出するために不可欠な力である。経営学や社会学などの知見によれば、それらは場所制と密接に関連する。わかりやすく言えば、集積が新しいものを生み出す源泉になりうるということだ。こうした見解は時に、疲弊する地域再生の文脈と結合し、「クリエイティブシティ」などと呼ばれている。現状、「クリエイティブシティ」は、一見過剰にも思えるほどにアートとの結びつきを見せる。しかし、同時にそのあり方は、自らその可能性を制限しているようにも見える。これらは、「クリエイティブ」にかかわる多くの人間に関連する問題圏だが、このようなテーマを、社会学者、メディア関係者、政策、アート実務者等々、多様な論者を迎え議論する。そして、当イベントが.review連続トークシリーズ再開第一弾となるわけだが、TBS文化系トークラジオLife、Time Out Tokyo、Time Out Café & Dinerのコラボレーションによる、新しいイベント形態でお送りする。
■登壇者
鈴木謙介(社会学者)
黒瀬陽平(美術家、文芸批評家)
塚越健司(一橋大学後期博士課程)
西田亮介(独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー)
+α
■日時9月3日(金)18:00〜21:00@Time Out Café & Diner
http://www.timeoutcafe.jp/
LIQUIDROOM 2F 3-16-6, Higashi, Shibuya-ku,Tokyo1部トークセッション、2部: パーティ(交流会)
1部:1500円+別途ワンドリンク制 2部: 2000円(含む 2ドリンク+1フィンガーフード)。
1部2部単体購入可能。予約制。■定員
1部40人(最大約50人)
2部約80人(最大約100人)